【エステー】「ほっかいどう企業の森林づくり」で北海道のトドマツを育成 「エステークリアフォレストの森」と命名 北海道釧路総合振興局、株式会社北都と協定締結

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エステー株式会社は、北海道が推進する森林整備に取り組む企業と協働する「ほっかいどう企業の森林づくり」協定を北海道釧路総合振興局と森林整備事業を行っている株式会社北都(本社:北海道釧路市/代表取締役:山﨑正明)との三者で締結する協定調印式を2022年7月15日に釧路市内にて執り行いました。
これに伴い、森林整備や木育活動などの“森林づくり”を行うと共に、道有林釧路管理区内の整備区域のネーミングライツ(命名権)を取得し、「エステークリアフォレストの森」と命名しました。

協定調印式には、北海道釧路総合振興局長の菅原裕之氏、北都代表取締役の山﨑正明氏、エステー代表執行役社長の鈴木貴子が出席しました。

(左から) 釧路総合振興局・菅原局長、エステー・鈴木代表執行役社長、北都・山﨑代表取締役(左から) 釧路総合振興局・菅原局長、エステー・鈴木代表執行役社長、北都・山﨑代表取締役

エステーでは、北海道のトドマツから抽出した空気浄化作用に優れる「機能性樹木抽出成分」を活用する「クリアフォレスト事業」を2011年から進めており、2015年1月には釧路地域の活性化に向けて協働事業に取り組むことを主旨とする包括連携協定を北海道釧路総合振興局および北都と締結し、各種協働事業に取り組んできました。

「エステークリアフォレストの森」
「エステークリアフォレストの森」と命名される区域は、厚岸霧多布昆布森(あっけしきりたっぷこんぶもり)国定公園内の北海道釧路総合振興局が所管する道有林地のうち、厚岸町登喜岱(あっけしちょうときたい)道有林釧路管理区16林班の1.74haが対象となります。

エステーからの寄付金を財源に、トドマツを2022年度から5年間かけて植樹し、さらに2027年度から5年間の育樹期間を設け森林整備を推進していきます。

この森林整備事業実施期間は2022年度から2031年度の10年間を予定し、「エステークリアフォレストの森」の看板を協定対象森林の整備区域内に設置します。

また、木育事業推進として、本年10月に地域の小学生やその父母を招き、エステー社員・家族等と共にトドマツの苗木300本の植樹体験や、木育教室を開催します。

こうした木育事業は、5年間(2022年度~2026年度)にわたり、毎年実施していく予定です。

「ほっかいどう企業の森林づくり」
北海道の森林は、全国の森林面積の約1/4を占め、針葉樹や広葉樹など多くの樹木があります。これには住宅資材や紙の原料、国土の保全、二酸化炭素の吸収、野生動物の住処など、様々な機能があり、同時に貴重な財産ともなっています。

こうした財産を将来に引き継ぐため、「ほっかいどう企業の森林づくり」は社会貢献活動として森林の整備に取り組む企業・団体等の支援を受け、協働による森林整備を行っていく事業です。

今回の三者間における「ほっかいどう企業の森林づくり」協定締結は、地域社会の振興に寄与していくと共に、社員教育の一環として植樹から森林整備までを体験することで森の大切さを理解し、地球温暖化防止に貢献することを目的としています。

当社はこうしたESGを重視した活動に取り組み、社会課題の解決に貢献してまいります。

「クリアフォレスト事業」
トドマツは「クリアフォレスト事業」にとって欠かせない原料です。

「クリアフォレスト事業」は、エステーグループの日本かおり研究所が国立研究開発法人森林研究・整備機構と開発したトドマツから抽出した空気浄化作用に優れる「機能性樹木抽出成分」を活用する事業です。これまで自然廃棄されていた未使用枝葉を有効利用して、樹木の香りで空気の質を改善する画期的な成分で、この未使用枝葉を起点に人と森の双方にとって理想的な循環型ビジネスとなっています。

この「機能性樹木抽出成分」は、①大気汚染低減、②抗酸化機能、③消臭効果、④森林浴の効果などがあります。

①大気汚染低減
 大気汚染の原因物質の大きな要素である二酸化窒素(NO2)等を空気中で無害化します。
②抗酸化機能
 空気中の活性酸素の発生原因の1つである二酸化窒素(NO2)等に作用し、脂質の酸化を抑制します。
③消臭効果
 各種悪臭に対して効果があります。
④森林浴効果
 森林浴の効果があるとされる成分を多く含んでいます。

※「クリアフォレスト」ブランドサイト
https://clear-forest.st-c.co.jp/ 

こうした優れた特長から、エステーでは自社製品のトドマツから抽出した香り成分で花粉をガードする「MoriLabo」シリーズやトドマツの粉体を活用した猫用の「エステーペット 実感消臭トイレ」を発売しているほか、“オープン・イノベーション”による他社とのコラボレーションとして、業務用ディフューザー、エアコン用空気浄化フィルターなど、「クリアフォレスト」を活用した商品化を実現しています。

エステーでは、今後も「クリアフォレスト」ブランドによる「機能性樹木抽出成分」を活用した商品化や他社とのコラボレーションを積極的に推進すると共に、北海道におけるトドマツの整備や育成を行い、クリアフォレスト事業の発展拡大を目指したい考えです。

◆「ほっかいどう企業の森林づくり」協定を北海道釧路総合振興局と株式会社北都と締結
森林整備や木育事業を推進及びネーミングライツを取得「エステークリアフォレストの森」と命名

●協定調印式
日時:2022年7月15日(金) 13:00~
会場:釧路センチュリーキャッスルホテル 海の間
出席者:北海道釧路総合振興局 局長 菅原裕之氏
株式会社北都 代表取締役 山﨑正明氏
エステー株式会社 代表執行役社長 鈴木貴子

●森林整備区域
厚岸霧多布昆布森国定公園内 厚岸町登喜岱道有林釧路管区 16林班/1.74ha
 
 

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