日本から人と組織の未来を創るプロジェクトとして発足したジャパン・アルムナイ・アワード実行委員会は、第3回ジャパン・アルムナイ・アワードのエントリー受付を開始いたします。
株式会社ハッカズーク(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:鈴木仁志 以下ハッカズーク)は運営を務めます。
【エントリーはこちら】https://alumni-lab.jp/award2023/
-
アワードの目的・概要
人材の流動化、少子高齢化、終身雇用制度の崩壊などによって、企業と退職者が退職後も関係性を維持することの重要性が指摘されています。こうした背景のもと、近年、アルムナイとの関係構築に取り組む組織が次々と出てきています。
本アワードは「組織とアルムナイの新しい関係」をつくるために先駆的に取り組まれている人や組織の事例を可視化・周知するとともに、世の中への理解を促し人と組織の成長を目指して3年前に設立されました。
この3年間で多くのメディアに「アルムナイ」の取り組みが取り上げられることが増え、企業とアルムナイの関係にも変化が生まれ始めています。また、取り組みを継続することによって、企業はもちろん、アルムナイにとっても価値のある場が形成されつつあります。
そこで本年度は、アルムナイに取り組む上での設計、取り組みを継続する中で生まれたイノベーションや成果、その先で生まれている組織文化や風土の変革・進化に着目し、「志のデザイン」「イノベーション創出」「カルチャー変革」という3つの部門を設けました。
-
アルムナイ研究所よりコメント
アルムナイ研究所 所長 酒井章
先だって本研究所のサイトに掲載したコラム「アルムナイという‘’兆し(サイン)‘’」(*)に、このように書かせて頂きました。
「アルムナイという取り組みを通じて,『退職者』」という存在への見方を大きく変えなければいけない、あるいは『退職者』という概念そのものを変えなければいけないという意識が広まりつつあります」。
グローバル化やデジタル化といった環境の変化にさらに拍車がかかっているいま、組織(企業)文化の在り方、人と組織の関係性、企業と社会の関係性のアップデートが、いよいよ問われています。そしてアルムナイは、それらを見定める‘’フィルター‘’の役割を果たすのだと考えます。
「品格のある、日本ならではのアルムナイのあり方とは何か」。
この問題意識のもと、アワードに新たな部門を設定し、社会に問いかけてみたいと思います。
*連載コラム「アルムナイという‘’兆し(サイン)‘’」:https://alumni-lab.jp/column-01/
アルムナイ研究所 研究員 鈴木仁志
日本では退職に対する考えは長い間アップデートされず、「企業と退職者がつながるなんて考えられない」と言われてきました。この数年でその考えは大きく変化し、多くの企業とアルムナイが退職した後の新しい関係を築き始めています。
そのような新しい関係の構築の背景にある企業と退職者それぞれの思いや狙い、双方の思いや狙いを実現させるための取り組み、それによる社会や経済、そして個人のキャリアや人生へのインパクトなど、三回目を迎える「ジャパン・アルムナイ・アワード2023」では様々な角度から日本社会におけるアルムナイの現状を見ていきます。
そして、日本社会におけるアルムナイのこれからを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
-
ご応募について
表彰対象
・自社のアルムナイと良好な関係性を築き、価値に繋がる取り組みを推進している企業・団体
・過去在籍した企業・団体、もしくはアルムナイ同士で良好な関係を築いて、価値に繋がる取り組みを推進している個人
※自薦・他薦は問いません(他薦の場合は事務局より推薦対象の方ないし企業・団体に公表の可否確認を行います)
応募条件
・日本国内に事業所を有すること
・応募時点までの過去3年間において、労働関連法に関して重大な違反がないこと
・反社会的な勢力とのつながりなど、社会通念上、表彰にふさわしくないと判断される問題がないこと
※表彰の目的を損なうような行為もしくは虚偽の記載等があった場合、応募を無効又は受賞を取り消すことがあります。
応募テーマ・評価のポイント
・志のデザイン部門
企業や団体の経営方針や人事戦略とアルムナイの取り組みへの繋がり、これまでのアルムナイネットワークにはない、パーパスやビジョンを掲げて取り組んでいる企業を評価します。
- 設立目的・設立プロセス・立ち上げプロセス、経営戦略・人事戦略との一貫性
- ネットワークデザインの一貫性や斬新
・イノベーション創出部門
アルムナイネットワークによって生まれた、これまでにない成果や、プロセス、ネットワークを通じて生まれた多様性を評価します。
- 成果創出の持続性
- 成果創出に繋がるプロセス
- 成果の斬新性
・カルチャー変革部門
アルムナイネットワークの取り組みを継続した結果、組織に文化として影響を与えている取り組みについて評価をします。
- 再入社者の活躍
- 組織文化の変化(脱裏切り者文化・社員の退職者や再入社者に対する意識の変化)、組織外の方との交流
- 人材ポートフォリオ、D&Iへの展開
-
スケジュール
応募期間:2023年8月3日(木)~2023年8月31日(木)
審査:2023年9月上旬
結果通知:2023年9月下旬
表彰式:2023年10月中旬
※表彰式の形式はオンラインを想定しております
【応募要項・詳細はこちら】https://alumni-lab.jp/award2023/
-
アルムナイ研究所 概要
日本の文化に根ざした「企業とアルムナイの関係」を研究する組織です。企業とアルムナイの関係や退職に関する調査や研究、それに関連する研究会の企画・運営及び調査・研究結果の発表などの活動を通じて「企業と個人の新しい関係」の実現に寄与してまいります。
設立 :2020年5月19日
所長 :酒井章(株式会社クリエイティブ・ジャーニー 代表)
ウェブサイト:https://alumni-lab.jp/
-
株式会社ハッカズーク 会社概要
企業とアルムナイ(退職者)が退職後もつながる「企業と個人の新しい関係」の実現に向けて、アルムナイ特化型クラウドシステム『Official-Alumni.com』( https://official-alumni.com/)の提供やコンサルティングのほか、退職で終わらない企業と個人の新しい関係を考えるメディア『アルムナビ』( https://alumnavi.com/ )を運営しています。
会社名:株式会社ハッカズーク(英語名:Hackazouk Inc.)
代表者:鈴木仁志
所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-21-1 アイタウンプラザ 205
設立:2017年7月
事業内容:
・Official-Alumni.comの企画・開発・販売・運営
(導入企業:株式会社電通、中外製薬株式会社、株式会社クラレなど)
・アルムナビの企画・開発・運営
・人事・採用・アルムナイに関するコンサルティング
ウェブサイト:https://hackazouk.com/
問い合わせ先:contact@official-alumni.com