■『東京いきもの調査団 2023夏編』スタート!
都会の中にある小さな緑地、週末に訪れる公園や郊外の里山、水辺など、東京にも様々な環境にいろいろな野生のいきものが、つながり合ってくらしています。そんな東京の生物多様性を守るために、野生生物リスト(野生生物目録)を作成するプロジェクトを開始します!
「東京いきもの調査団」は、誰でもが手軽にいきもの調査を楽しめるように、スマートフォンアプリを使った生物調査プロジェクトです。今日からあなたも、東京いきもの調査団の一員として、身近な自然に目を向けて、いきものを見つけて撮影!投稿してみましょう!
調査期間 :2023年8月3日(木)~9月30日(土)
調査エリア:東京都全域
対象者 :どなたでも参加できます
参加方法 :各自のスマートフォン上で「Biome(バイオーム)」アプリから参加
*)詳細は次項以降参照。秋頃に続編を予定
■『東京いきもの調査団 2023夏編』への参加方法
参加方法 : 各自のスマートフォン上から参加
(1)「Biome(バイオーム)」アプリをインストールする※)。
(2)ホーム画面で「東京いきもの調査団 2023夏編」のバナーをタップする。
(3)「東京いきもの調査団 2023夏編」に(アプリ内で)参加する。
(4)クエスト対象の生物を撮影してアプリに投稿する。
(5)クエストを達成してバッヂを獲得すると賞品に応募ができる。
※)どなたでも無料でお使いいただけます
■東京いきもの調査団とは?
野生生物の分布状況を調べるには、多大な時間がかかります。また、専門家による調査だけでは、日々刻々と変化する生態系は把握しきれません。そこで、今回の企画では、生物名前判定AIを搭載した、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を活用し、東京都・専門家・都民と一体となった「東京いきもの調査団」を結成し、市民科学の力を借りて「みんなでつくる野生生物目録」の実現を目指します。
東京いきもの調査団では、都内に暮らす一人ひとりが調査員です。都内に生息・生育する動植物の全容を明らかにし、リアルタイム性と網羅性を兼ね備えた野生生物目録の策定を目指します。今後、下記の専用ウェブサイトにおいて、調査結果等、随時成果やイベント情報などを発信していきます。
東京いきもの調査団公式ウェブサイト URL: https://ikimono.tokyo/
■実施趣旨
東京都は令和5(2023)年4月に「東京都生物多様性地域戦略」(https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/basic/plan/nature/strategy.html)を公表し、2030年目標として、生物多様性を回復軌道に乗せる「ネイチャー・ポジティブ」の実現に向けて施策を進めています。
これを受け、東京の生物多様性の保全・回復に向けた基盤情報として、野生動植物の生息状況を取りまとめた「野生生物目録(いきものリスト)」の策定を進めるものです。今回収集された生物情報は、目録策定のための基礎データとして活用されます。
■実施体制
「東京いきもの調査団」の結成に先立ち、東京都は株式会社バイオーム*)と「DXを活用した都民参加型生きもの情報収集蓄積に関する基本協定」(令和5(2023)年7月27日締結)を締結しました。
今回の都民参加型いきもの調査だけでなく、今後、生物調査支援ツール「BiomeSurvey」を用いた専門家調査など、目録作りに向けた多面的な野生生物調査を実施予定です。
*)株式会社バイオームについて
生物多様性の価値を社会に浸透させることを目指して、2017年5月に設立された京都大学発のベンチャー企業です。生物の分布データを取り扱った生物情報プラットフォームの構築に向けて、スマートフォンアプリのいきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」の開発・運営を行っています。2019年4月に正式版をリリースしてから、2023年8月現在までに80万人以上のユーザーがいます。
企業概要
会社名 :株式会社バイオーム
所在地 :京都府京都市下京区中堂寺南町134番ASTEMビル8階
代表者 :代表取締役 藤木 庄五郎
設立 :2017年5月31日
事業内容 :生物情報アプリ開発・運営、生物情報システムの提供
イベントちらしはこちらからご覧ください。
https://prtimes.jp/a/?f=d52467-4569-c9619c392c132e36df0e71961c50ddb5.pdf
【問合せ先】 東京都環境局 自然環境部計画課
TEL:03-5388-3548