【非常食】41.8%が、災害に備えて「準備している」 どんなものを準備している?

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日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)は、テレネット株式会社と共同で「地震対策」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開したので紹介します。

■非常食、何を準備している?

昨今は防災に対する関心が増え、非常食の需要が高まっています。
「非常食を準備した方がいいのは分かっているけれど、具体的に何を準備すればいいのか分からない」といった方も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は、テレネット株式会社と共同で、全国の男女1500名を対象に「非常食」についてアンケートを実施しました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「日本トレンドリサーチとテレネット株式会社による調査」である旨の記載
・「日本トレンドリサーチ」の該当記事(https://trend-research.jp/19002/)へのリンク設置
・テレネット株式会社(https://telenet.co.jp/)へのリンク設置

「非常食に関するアンケート」調査概要
調査期間:2023年7月16日 ~2023年7月20日
調査機関:日本トレンドリサーチ(自社調査)
調査対象:全国の男女
有効回答数:1500サンプル
調査方法:インターネット調査
質問内容:
質問1:災害に備えて、自宅で「非常食」を準備していますか?
質問2:どのような非常食を準備しているか教えてください。
質問3:その非常食を準備している理由を教えてください。
質問4:今後、非常食を準備しようと思いますか?
質問5:その理由を教えてください。
質問6:今後どのような非常食を準備しようと思っているか教えてください。
質問7:その非常食を準備しようと思う理由を教えてください。
質問8:準備する非常食を選ぶうえで、重視していることはありますか?
質問9:準備する非常食を選ぶうえで、どのようなことを重視しているか教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■41.8%が、災害に備えて非常食を「準備している」

まずは、災害に備えて、自宅で「非常食」を準備しているか聞いてみました。

41.8%の方が、災害に備えて非常食を「準備している」と回答しています。
どのような非常食を準備しているか、その理由もあわせて聞いてみたので紹介します。

どのような非常食を準備している?その理由は?

  • 『缶詰。レトルト食品』長期保存できるものであるし水害にあっても食品に影響がないから。(60代・女性)

  • 『水を入れるだけで食べられるご飯』加熱出来なあいことを考えて(30代・男性)

  • 『水、缶詰、レトルト食品』通常食として使用でき、災害用にもなる(50代・男性)

  • 『乾パンや飲料水』長期保存ができるから。(30代・女性)

  • 『カロリーメイトなどの栄養補完食』ある程度のカロリーもあり、栄養素も多少は補えるから。(40代・女性)

  • 『レトルトカレー、乾パン、パックご飯、おこわなど』手軽に食べれてカロリーも取れるから(20代・女性)

  • 『フリーズドライ食品』もしもの災害に備えて買ってあります。東日本大震災の品薄を経験しているので、備えあれば憂いなしです。(30代・女性)

  • 『カップラーメン、缶詰、乾パン、乾麺、パウチのおかゆ』お湯が沸かせれば食べれるもの。最悪お湯がなくても食べられる缶詰、乾パンも用意。母がお腹が悪いのでパウチのおかゆ。(50代・女性)

缶詰や乾パン、水などの長期間保存できるものが主にピックアップされていました。
他にはレトルト食品やカロリーメイト、カップラーメンや乾麺なども非常食として保存している方が多いようです。

■現在非常食を準備していない62.7%が、今後、非常食を準備しようと「思う」と回答

また、現在非常食を準備していない方に、今後、非常食を準備しようと思うか聞いてみました。

62.7%と半数以上の方が、今後、非常食を準備しようと「思う」と回答しています。
それぞれ、その理由を聞いてみました。

今後、非常食を準備しようと思う?その理由は?

  • 『思う』もしも災害が起こった時を考えて必要だと思った(10代・女性)

  • 『思う』豪雨のニュースを見ていつ災害が来てもいいようにと思ったから(10代・女性)

  • 『思う』最近、自然災害や地震など多いから。(20代・女性)

  • 『思う』災害時に入手出来ないと大変だから(20代・男性)

  • 『思う』地震などがおこった際3日分くらいは自分達の分を確保しておきたい(20代・女性)

  • 『思わない』非常食は値段が高いため(20代・男性)

  • 『思わない』準備するのがめんどくさいから(20代・女性)

  • 『思わない』そこまで危機感を感じないから(20代・男性)

「思う」と回答した方は「最近は災害の不安が高まっているから」といった理由を挙げている方が多くいました。
一方で「思わない」と回答している方の理由では、値段が高いからや面倒だからという声が少なくないようです。

また「今後、非常食を準備しようと思う」と回答した方に、今後どのような非常食を準備しようと思うかと、その理由を聞いてみたので紹介します。

今後どのような非常食を準備しようと思う?その理由は?

  • 『おかゆやお水』急な体調不良になった時にも役立つと思うから(30代・女性)

  • 『缶詰やミネラルウォーターなど』ブラックアウトを経験して食べる物に困ったから(40代・男性)

  • 『カンパン』危険な時に必要だと思ったから。(20代・女性)

  • 『水、簡易食』水は生きていく上で必須であり、簡易食は何もない時に、調理いらずで食べれるものが必要だから。(20代・女性)

  • 『水を入れるだけで作れるもの』もし何かあった時のために用意しておきたいから(20代・女性)

  • 『レトルトカレーや缶詰』何も用意ができていないのでせめて非常食くらいはと思い。(40代・男性)

  • 『水とかでご飯とかが出来る物』避難所に行けなかったら困るから(40代・女性)

  • 『カップ麺、水、缶詰』缶パンは、食べたことあるけど、美味しくなかったから。カップ麺は、どれでも好きだから、非常時が長く続いても我慢できるかな?(20代・女性)

「もしもの時のために準備しておきたい」など、防災への意識が高まっているのが伝わる理由が主に挙げられていました。

また、日持ちする物だけでなく、長い期間非常食だけになった場合も考えて、さまざまな食料を準備したいと考える方もいるようです。

■64.9%が「準備する非常食を選ぶうえで、重視していることはある」と回答

さらに「現在非常食を準備している」と回答した方に、準備する非常食を選ぶうえで、重視していることはあるか聞いてみました。

64.9%の方が「準備する非常食を選ぶうえで、重視していることはある」と回答しています。
具体的にどのようなことを重視しているか、聞いてみたので紹介します。

準備する非常食を選ぶうえで、重視していることは?

  • 賞味期限が長いもの(60代・男性)

  • 賞味期限の長さ、調理のしやすさ(30代・女性)

  • 期限と栄養(10代・女性)

  • 日持ちする事(50代・男性)

  • 保管期間が長く、美味しいこと(30代・男性)

  • 日持ちするもの。とりあえず栄養面は置いといてお腹に入るもの。(30代・男性)

  • 調理のしやすさとおいしさ(40代・男性)

  • いわゆる非常食から、いつも食べている食品に変えるようになった。ローリングストックを心掛ける。(50代・女性)

ほとんどの方は「保存期間」を何よりも重視しており、栄養価や料理のしやすさも意識している方がいるようです。

なかにはローリングストックを意識している方もいました。

■まとめ

今回は、非常食についての調査を行い、その結果について紹介しました。
41.8%の方が、災害に備えて「非常食を準備している」と回答しており、缶詰や乾パン、水などの長期間保存できるものを準備している方が多くいました。

災害はいつ起きるか分からず、いざという時に困ってしまう場合もあるでしょう。
まずは少しずつ、非常食の準備に取り組んでみてはいかがでしょうか。

本プレスリリースの内容は、弊社運営サイト「日本トレンドリサーチ」にて公開しております。
https://trend-research.jp/19002/

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【日本トレンドリサーチについて】
『日本トレンドリサーチ』では、弊社運営のアンケートサイト「ボイスノート」などの調査サービスを使用し、各種サービス・商品などの満足度や、最近の出来事に関する意識調査の結果を公開しています。

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【テレネット株式会社について】
本社:長野県飯田市駄科1956-5 
代表取締役社長:青山 貴子
Tel:0265-26-1855
URL:https://telenet.co.jp/
事業内容:緊急地震速報システム・防災コンサルティング/緊急災害情報配信サービス/緊急災害用無線機ハザードトーク/漂流捜索機/安否確認システム

【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
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