1,000年以上続く織物の産地、山梨県富士吉田市 ふるさと納税でウクライナ産 羽毛布団の返礼品を提供開始

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山梨県富士吉田市(市長:堀内 茂)は、ウクライナ産の羽毛を使用した羽毛布団を返礼品として提供し、売上金の一部をウクライナへ寄附する「ウクライナ羽毛プロジェクト」を開始します。2023年7月27日(木)より、各ふるさと納税サイトから応募を受け付けます。

「ウクライナ羽毛プロジェクト」とは、羽毛原料を展開するホップライオンジャパンが立ち上げたウクライナ産の羽毛を使用した羽毛製品を販売することによって、ウクライナを支援するプロジェクト。この羽毛製品の売上金の一部を、在日ウクライナ大使館を通じてウクライナへ寄附します。ふるさと納税の返礼品を通じたウクライナ支援の取り組みは初となります。

  • 「ウクライナ羽毛プロジェクト」実施の背景

富士吉田市は、ウクライナからの避難民を受け入れた際、戦火を逃れ避難された方に、富士吉田市を拠点に構える寝具メーカー「タキ・リビング」と連携をし、人気の返礼品「甲州羽毛ふとん」をプレゼントしました。ウクライナは羽毛の産地であり、富士吉田市の基幹産業である羽毛布団を使っていただくことで故郷を感じながらも、日本での生活を安心して過ごしていただくことができ、大変喜んでいただきました。

そしてこの度、ウクライナの産業を守っていくために、富士吉田市とタキ・リビングは「ウクライナ羽毛プロジェクト」に参画。ふるさと納税の限定返礼品として生産を開始し、羽毛布団の売上金の一部をウクライナへ寄附することになりました。

  • ウクライナ大使、富士吉田市長からのメッセージ

<駐日ウクライナ特命全権大使 セルギー・コルスンスキー氏>

羽毛はウクライナにとってとても重要な産業です。今回のプロジェクトは、ウクライナの産業を守り、雇用先を確保することにも繋がります。また、日本の皆さまにウクライナ羽毛の品質の高さを知っていただく良い機会にもなり、ビジネスとしても非常に価値のあるプロジェクトだと思います。本当に感謝しています。

<富士吉田市市長 堀内 茂>

羽毛の産地“ウクライナ”と羽毛布団の産地“富士吉田”、8000km以上離れた場所ではありますが、距離だけでは測ることのできない繋がりを感じています。今回のプロジェクトを通して、たくさんの方々に羽毛布団を手にしていただき、支援の輪が広がっていくことを心から願っています。

 

  • 返礼品概要

【甲州羽毛本掛けふとん】ウクライナホワイトマザーグース 95%抗菌の糸 ホワイト(シングル) ふとんカバー付

「甲州羽毛ふとん」は富士山の天然水で磨かれた羽毛を扱う寝具ブランド。豊富な天然水で磨かれた羽毛の清潔さを示す数値は一般的な基準の倍以上で、その清潔な羽毛を使い、熟練の職人が一枚一枚丁寧に仕上げた羽毛布団です。中身の羽毛はマザーグースダウン95%を使用。時間をかけて大切に育てられたマザーグースのダウンボールは大きく粒ぞろいのため、たくさん含んだ空気を逃さず、軽くて温かいのが特徴です。本製品は、在日ウクライナ大使館の公認を得た唯一の羽毛原料を使用しています。

▶︎返礼品ページ:

https://furusato-fujiyoshida.jp/product/detail.php?id=5036ad38a9657b166d3376ffff3946ad&fbclid=IwAR3WvKP2kInkGhk6s9P6clSCVbf2XOXu19UklM0IMsMpieQ0hebEkXCfkoE

 

  • 3年連続トップ10入り!富士吉田市のふるさと納税

富士吉田市には誰もが知る有名な特産品はありませんが、事業者の皆さんが心を込めて作った返礼品が数多くあります。中でも人気の返礼品は、寄附全体の3割を超える羽毛布団を含む寝具。

また、富士吉田市のふるさと納税は、返礼品を送って終わる関係でなく、「寄附者限定感謝ツアーの開催」や「寄附者用アプリを活用した関係人口の創出」「寄附者全員への寄附の使い道報告書」を送付するなど、寄附者の方との繋がりを大切にし、繰り返し支援してくださる方が多いのが特徴です。

 ▶︎富士吉田市ふるさと納税特設サイト:https://furusato-fujiyoshida.jp/index.php

<富士吉田市返礼品の特徴>

①富士山の水や織物、布団、珈琲など、

富士山の恩恵を受けた豊富な返礼品が1,000品以上!
富士吉田市には誰もが知る有名な特産品はありませんが、生産者が心を込めて作った返礼品が数多くあります。織物からトイレットペーパーまで、その幅広い豊富な返礼品ジャンルが魅力の1つです。また、日常使いに便利な定期便の種類も豊富で、リピーターが約40%いるのも納得の“飽きの来ない何度も楽しめる“ふるさと納税となっています。

②届くのが楽しみになるオリジナルデザイン!

可愛らしく特徴的なイラストとデザイン
「このデザインは富士吉田市だ!」そんな風に思っていただき、富士吉田を身近に感じていただくために、 発送する書類や返礼品を梱包する段ボールなどは地元のクリエイターと連携し、オリジナルのイラストデザインで制作しています。寄附者の方々には、届いた箱やチラシをSNSに投稿いただきご紹介いただいています。

③地元高校生と連携した温かなPR!高校生らしい視点と表現でご紹介
2017年から、地元の高校と連携し、高校生による返礼品事業者の取材、冊子やポストカード、動画制作等のPRツールの作成を行っています。また、寄附者向けのおもてなしツアーを実施した際は、60名の参加者が高校生考案の市内周遊コースを巡り、生徒たちの案内を楽しみました。

 

④合計32億円の寄附を集めた!寄附型クラウドファンディング

寄附の使い道をプロジェクト化して寄附を集めるクラウドファンディングをこれまでに8件合計32億の寄附を集める。〈新倉山浅間公園の展望デッキの整備〉 や〈富士の杜・巡礼の郷公園の整備〉などは、これらによって実現し、地域観光の拠点として多くの観光客が訪れています。

  • 富士吉田市ふるさと納税の主な使い道について

① 新倉山浅間公園への展望デッキの設置(クラウドファンディング活用事業)

「富士山と桜と五重塔」という日本一の景観を多くの人に楽しんでもらいたい、との想いからふるさと納税クラウドファンディングを活用し、展望デッキを改修。これまでの5倍の広さとなったデッキには、日本国内はもとより海外からも多くの観光客が訪れています。

② ハタオリマチフェスティバル(クラウドファンディング活用事業)

ハタオリマチフェスティバル(通称ハタフェス)は、中心市街地活性化のためのイベント。地場産業である織物の販売をはじめ、古道具のマーケット、おいしい食べ物や音楽会、ワークショップ、まち歩きなど、住んでいる人も外から訪れる人も楽しめるお祭りです。

③ 学校給食の無償化

子育て世代の経済的負 担を軽減するとともに 児童・生徒の健全な育成 を支援するため、毎年ふるさと納税寄附2億円を活用し、市内全11校の小中学校で学校給食費の無償化を実施しています。市では子育て支援センターの設置や18歳以下の医療費無料化など、子育て支援策を充実させ、「子育てしたいまちナンバーワン」を目指しています。

④ 18 歳以下の医療費無償化

子育て世代の経済的負担を軽減するため、令和2年4月1日から医療費助成対象を18歳まで拡大しています。市では子育て支援センターの設置や学校給食費の無料化など、子育て支援策を充実させ、

「子育てしたいまちナンバーワン」を目指しています。

⑤ 通学路への防犯カメラの設置

近年、全国では小中学生が通学途中などに犯罪に巻き込まれるケースをよく耳にします。防犯カメラはそんな犯罪から子どもたちを守る重要なシステムです。普段、保護者や地域の皆さまが行っている 見守り活動に加え、子どもたちの安心安全のため、市内15ヵ所の通学路に防犯カメラを設置しました。

■株式会社タキ・リビング 会社概要

・会社名:株式会社タキ・リビング 
・代表者:滝口 彰彦
・資本金:800万円
・設立:2003年8月8日 
・所在地:〒403-0001 山梨県富士吉田市上暮地6-4-10 

・企業HP:http://www.takiliving.com/

■本件に関する報道関係の方のお問合せ先

富士吉田市役所 ふるさと寄附推進課

〒403-8601 山梨県富士吉田市下吉田六丁目1番1号
TEL:0555-22-1111 FAX:0555-22-0703

MAIL:furusato@city.fujiyoshida.lg.jp

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