『スポGOMI甲子園・静岡県大会』を開催 激闘を制したのは常葉大学附属橘高等学校「高身長トリオ」チーム 当日は参加者117人で、86.2Kgのごみを集めました!

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一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全39チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2023・静岡県大会』を7月17日(月・祝)に開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

  • イベント概要

・日程   2023年7月25日(火)10時00分~11時00分

・開催場所 静岡市常磐公園周辺

・参加人数 1チーム3名×39チーム=117人

  • 優勝は高校の常葉大学附属橘高等学校「高身長トリオ」!拾ったごみの総量は圧巻の19.93kg!

全39チームが参加した静岡県大会。炎天下の中、県代表を目指し県内各地から集まり総勢119人名の参加になりました。結果、「高身長トリオ」チームは、ごみ総量19.93kg/2137.5ポイントを獲得し、準優勝チームに165.5ポイント差をつけて優勝しました。高身長トリオは、昨年の参加経験も踏まえて今回の大会に挑戦しました。競技エリアを確認し、どのようにポイントを獲るか考えたことが優勝できた要因とのことです。10月に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。

  • 静岡県大会で集められたごみの総量は86.2kg

世界中で問題となっている海洋ごみの7~8割は陸から出たごみと言われています。会場となった常盤公園周辺は静岡駅も近い繁華街で、3連休の最終日ということもあり、多くの人でにぎわっていました。今大会のごみの総量のうち、燃えないごみ39.05kg/ビン・缶21.65kgと総量の半分以上を占めました。今回参加した生徒の中には、昨年参加した生徒も多く、身近に出来ることを小さなことから始めている生徒が増えていました。スポGOMI甲子園は、海洋ごみ問題全体から見たら小さな存在ですが、イベントへの参加を通じて、海洋ごみ問題に思いを馳せる人を1人でも増やす事に貢献していきたいと考えています。

  • 優勝チームコメント

昨年の参加に引き続き、今年も部活動の一環として参加しました。昨年の海岸での実施から、今年は市内での実施だったので、あまりごみは落ちていないのだろうと思って大会をスタートしました。いざ街中に出てみると普段から利用している町に大量のごみが落ちていてびっくりしました。特にビニール傘がたくさん捨てられていて、なぜあんなに大きい物を捨てられるのか不思議に思いました。今後自分たちが出来る身近なことは、レジ袋をもらわずマイバックを使用すること、定期的にごみを拾うことを念頭に取り組んでいきたいです。静岡県代表として、ごみ拾いではありますが、スポーツとして行っている以上優勝を目指して頑張ってきます!

<団体概要>

団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション

URL:https://www.spogomi.or.jp/

活動内容:スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。

CHANGE FOR THE BLUE

国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。

産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

CHANGE FOR THE BLUE | 海ごみゼロを目指して
企業や地方自治体などと連携し、この数十年で増え続けている海洋ごみ対策のための様々なモデルを作り、国内外へ発信していく取り組みです。

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

海と日本PROJECT【日本財団】
日本全国の海に関する様々な情報を日本財団「海と日本PROJECT」がお届けします。おでかけにぴったりなイベント情報や、海の現状を知る最新調査報告など、海を知って、海を思い、海に集うための情報が満載です。

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