今年4回目となるフェスティバルのテーマは、「イメージの実験場」。AIが生成する作品や、プリント技術の進化により実現した新たな表現方法、フェスティバルらしいダイナミックなスケールやユニークな支持体を用いた展示インスタレーションの手法に、時代と向き合うアーティストたちの実験的な姿勢が現れています。会期中には、参加作家によるワークショップやイベントも開催予定です。
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展示風景(一部)
(奥)ハナ・ウィタカー|Hannah Whitaker “Ursula,2022”
(手前)コンスト|konst”未現像のイメージ/Unprocessed Images,2023″展示風景
ジュリー・コックバーン|Julie Cockburn”Selected Portraits, 2014-2021″展示風景
柿本ケンサク|Kensaku Kakimoto“A Guide to the Flora and Fauna of the World, 2018–2021”
展示風景
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参加作家
安齊重男、アントニー・ケアンズ、大谷臣史、大辻清司、岡田舞子、柿本ケンサク、苅部太郎、クリスト&アンドリュー、グレゴリー・ハルペーン、コンスト、ジュリー・コックバーン、鈴木崇、ドーラ・ライオンストーン、ニコ・クリジノ、西野達、ハナ・ウィタカー、濱田祐史、濵本奏、マックス・ピンカース&ヴィクトリア・ゴンザレス=フィゲラス、リュウ・イカ
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イベント開催予定
〈 7月30日(日)開催 濱田祐史「光のレイヤー」体験ワークショップ 〉
写真家 濱田祐史による、「光の色」について学び、体験できるワークショップを開催します。
今回、展示している濱田祐史氏の作品「R G B」のテーマでもある“光の三原色” Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)は、色材とは異なり、重なっていくとその色は白に近づきます。また、それら光のレイヤーの重なりによって無数の色再現が生まれるという特性があります。そんな「光の色」を実際に体感するためにRGB分解した影の撮影といった撮影技法を作家自らがレクチャーし、写真と色の関係性について紐解いていきます。
開催日 : 7月30日(日)
開催時間: 13:30~15:30
会場 : MMoP MUSEUM棟 2階ワークショップスペース
(長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1794-1)
参加費 : お1人様1,000円
定員 : 15名(事前予約制)
持ち物 : お持ちの方は多重露光機能のあるカメラ
(お持ちでない方は、用意したカメラを参加者同士でシェアしてご使用いただきます)
詳細・申込: https://asamaphotofes.jp/news/hamadayujiws/
濱田祐史
1979年、大阪府生まれ、奈良県育ち。Images Vevey(スイス)、マラケシュ・フォト・フェスティバル(モロッコ)などの国際的な写真祭に参加。主な写真集に『photograph』『C/M/Y』『BRANCH』『Primal Mountain』がある。
〈8月12日(土)開催 苅部太郎「AI時代のアートフォト画像生成講座【Stable Diffusion編】」 〉
アーティスト/写真家の苅部太郎によるこのワークショップでは、最新の生成AIや先行作品、社会への影響の事例、テクノロジーと人間の関係などを横断して理解しつつ、実際に画像生成AI「Stable Diffusion」を使いながら、写真のような画像を生成するための「プロンプトエンジニアリング」を学びます。「プロンプト」とは生成AIの出力をコントロールするための指示で、日本語では通称「呪文」とも呼ばれます。思い通りの画像を得るためには、照明術やレンズワークなど、写真撮影技術に関する知識も欠かせません。このワークショップを通して、カメラを使わずにアートフォトを作りながら、写真と出会い直してみましょう。
開催日 : 8月12日(土)
開催時間: ①午前の会 10:30~12:30 ②午後の会 14:00~16:00 ※午前と午後のプログラムは同じものになります。
会場 : MMoP MUSEUM棟 2階ワークショップスペース
(長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1794-1)
参加費 : 3,000円
定員 : 各回15名
持ち物 : ご自身のノートパソコンをご持参ください。事前にDream Studioのアカウント作成・動作確認をお願いいたします(申込みいただいた方には設定説明書をデータでお送りいたします)。
詳細・申込: https://asamaphotofes.jp/news/0812/
苅部太郎
1988年、愛知県生まれ、東京都在住。主な展覧会に「Platform 29.8」(ANB Tokyo、東京、2022年)、「沙織」(京都国際写真祭 KG+ SELECT、京都、2021年)、「Age of Photon / INCIDENTS」(IMA gallery、東京、2020年)など。
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「浅間国際フォトフェスティバル」とは
「浅間国際フォトフェスティバル」は、浅間山麓の美しい自然の中で、五感で感じられるさまざまな写真体験ができるアートフォトの祭典です。2018年にスタートし、これまでに長野県の御代田町の「PHOTO MIYOTA」、長野原町の「PHOTO KITAKARUIZAWA」、小諸市の「PHOTO KOMORO」など浅間山麓の複数の会場で、それぞれの自治体や地元企業と共同で開催してきました。アマナが発刊するアートフォト専門誌『IMA』のエディトリアルディレクター・太田睦子と共同キュレーターであるアイヴァン・ヴァルタニアンのキュレーションのもと、国内外の優れた写真家たちの作品を屋内外に展示。さらにワークショップや写真教室など、写真の楽しさを提案する体験型のイベントも実施しています。
「浅間国際フォトフェスティバル2023 PHOTO MIYOTA」開催概要
会 期 : 2023年7月15日(土)から9月3日(日)
水曜日定休(8月16日(水)を除く)*屋外展示は自由にご覧いただけます
時 間 : 10:00~17:00(屋内展示の最終入場:16:30まで)
会 場 : MMoP(モップ)|(住所)〒389-0207 長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1794-1
入場料 : 一部有料1,000円(一部建物のみ有料、中学生以下無料)
お問合せ: info@asamaphotofes.jp
主 催 : 浅間国際フォトフェスティバル2023 PHOTO MIYOTA実行委員会
後 援 : 長野県、信州大学、一般社団法人長野県観光機構、しなの鉄道株式会社、信濃毎日新聞社
協 賛 : ザ・ロウ、マツダ株式会社、パナソニック株式会社、パナソニック映像株式会社、株式会社ひらまつ、軽井沢ウイスキー株式会社 、戸塚酒造株式会社、大井建設工業株式会社、株式会社カネト、日穀製粉株式会社、ミネベアミツミ株式会社、ALSOK、株式会社遠藤照明、株式会社オクタノルムジャパン、株式会社コックス、信州ハム株式会社、swissQprint Japan株式会社 、ニーチェアエックス、株式会社ミューズ・ディ
[実行委員長] 小園拓志(御代田町長)
[副実行委員長] 進藤博信(株式会社アマナ代表取締役 兼 アマナグループCEO)
[エキシビションディレクター] 太田睦子(『IMA』エディトリアルディレクター、アマナ所属)、
アイヴァン・ヴァルタニアン(インディペンデント・キュレーター)