スポGOMI(SPOGOMI)は「スポーツ×ごみ拾い」の略で、3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツです。
2023年度に初開催となるスポGOMIの世界大会「スポGOMI ワールドカップ 2023」は、スポGOMIの国際的な普及を促進するとともに、国や世代を問わず海洋ごみの削減活動に参加いただく機会を日本から創出し、海洋ごみ削減の世界的ムーブメントにつなげていくことを目的として、日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施するものです。
<参考>
■スポGOMIとは https://www.spogomi.or.jp/
■「スポGOMI ワールドカップ」全体概要
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イベント概要
・日程 2023年7月15日(土)
・開催場所 袋町公園(広島市中区袋町9-9)
・参加人数 1チーム3名×20チーム=60人
・協力団体
企画・支援・総括:日本財団
大会運営:(一社)瀬戸内プロジェクト in 広島、(一社)ソーシャルスポーツイニシアチブ
協力:(株)ファーストリテイリング
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優勝は「AMDグリーンクラブ」!拾ったごみの総量は圧巻の7.94kg!
全20チームが参加した広島 STAGE。攻めるエリアや集中的に狙うごみをメンバーで話し合うなど、各チームがしのぎを削りました。結果、「AMDグリーンクラブ」は、ごみ総量7.94kg/1424.4ポイントを獲得し、準優勝チームに99ポイント差をつけて優勝しました。2023年10月に東京で行われる予定のスポGOMI ワールドカップ 2023 日本 STAGEでも好成績が期待されます。
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広島 STAGEで集められたごみの総量は74.35 kg
競技開始前、受付の近くに展示した瀬戸内海の海洋ごみに関する掲示物を見ながら、「街のごみと海のごみを別に考えてしまっていた。より今からのごみ拾いに気持ちが入る」と語る参加者がいました。ただ単に「ごみを拾う」「得点を競う」だけでなく、この競技が何につながっているのか、今後にどう活かしていけるかを参加者に考えてもらえる機会になったと感じます。
また、最後に全員で拾った74.35kgのごみの山を見て、「たった1時間でこんなに?」と驚いていた方も多くいました。街に落ちているごみのひとつひとつは、気にも留まらないほど小さいものかもしれませんが、かき集めるとあっという間に山ができてしまうほどの総量です。海に流れ出てしまう前に、身近な場所から始められる海洋ごみ対策として、広島市の中心部でこの大会を行えたことに非常に意味があったと感じます。
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優勝チームコメント
狭いところにたくさんごみが落ちていたので、それを重点的に拾った。会社の仲間と協力しながらごみ拾いができて楽しかった。広島の街が少しでも綺麗になったことが嬉しいし、この大会に参加することで普段の生活でもごみを意識することも増えるはず。全国大会も力を合わせて頑張りたい。
<団体概要>
団体名称 :一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:ゴミ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらゴミを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までゴミを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすい街づくりに貢献し、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に付与することを目的としております。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、
幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。