ここ数年、ディープラーニングをはじめとするAI(人工知能)技術の進歩は目覚ましく、特に、昨年末に公開されたChatGPTなどの生成AIは急速に私たちの日常生活に浸透し、AIがごく身近な存在となりました。
一方で、AIが人間の仕事を奪うといった不安や、教育現場での活用時の課題だけでなく、著作権や製造物責任、個人情報といった法的なリスクも指摘されるなど、私たちは新たな課題に直面することとなりました。そこで、ビジネスにおいて信頼あるAIを最大限に活用するために、これらの課題に挑むための手がかりを得るべく、シンポジウムを開催いたします。
シンポジウムの前半では、西村あさひ法律事務所の福岡 真之介弁護士、さらにはrinna株式会社の舟山 聡Chief Legal Officer・弁護士による講演、また後半では、両氏に加えて、JEITA法務・知的財産部会 個人データ保護専門委員会の委員(富士通株式会社 京谷 卓哉、日本マイクロソフト株式会社 小島 治樹(モデレータ))によるパネルディスカッションを行う2部構成となります。
■開催概要
【日 時】2023年8月28日(月) 15時00分~16時30分
【主 催】一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)
法務・知的財産部会 個人データ保護専門委員会
【対 象】AI利活用に携わっている、あるいはご関心の高い企業の皆さま方
※その他、研究者や学生、一般の方々の参加も歓迎
【プログラム】
〔第1部 基調講演〕
テーマ:「AI運用サービスの普及とガバナンス動向について(仮)」
講 師:西村あさひ法律事務所 福岡 真之介 弁護士
テーマ:「AIキャラクター事業の倫理・法務上の課題と取組み(仮)」
講 師:rinna株式会社 舟山 聡 Chief Legal Officer・弁護士
〔第2部 パネルディスカッション〕
テーマ:「AI技術の活用とガバナンスの在り方について(仮)」
パネリスト:西村あさひ法律事務所 福岡 真之介 弁護士
rinna株式会社 舟山 聡 Chief Legal Officer・弁護士
JEITA個人データ保護専門委員会 京谷 卓哉 委員(富士通株式会社)
モデレータ:JEITA個人データ保護専門委員会 小島 治樹 委員(日本マイクロソフト株式会社)
【開催方法】オンライン開催(TEAMS)
【お問合せ】下記サイトに記載の連絡先にお問い合わせください:
https://home.jeita.or.jp/press_file/20230718104221_Zc0AOda5Jy.pdf
【お申込み】下記サイトから2023年8月23日(水) までにお申し込みください;
https://www.jeita.or.jp/form/custom/280/form
【参加費】無料
■登壇者プロフィール(敬称略)
〇福岡 真之介
西村あさひ法律事務所 パートナー・弁護士
<主な経歴等>
経済産業省「AI・データ契約ガイドライン検討会」委員
内閣府「人間中心のAI社会原則会議」構成員
特許庁「オープンイノベーションを促進するための技術分野別契約ガイドライン(AI等)に関する調査研究」事務局
経済産業省「AI社会実装アーキテクチャー検討会及びAI社会実装ガイド・ワーキンググループ」委員
経済産業省「AI原則の実践の在り方に関する検討会」委員
〇舟山 聡
rinna株式会社 Chief Legal Officer・弁護士
<主な経歴>
山田秀雄法律事務所 弁護士
日本マイクロソフト 政策渉外・法務本部 副本部長(Asia Regional Responsible AI lead兼務)を経て現職
一般社団法人AIデータ活用コンソーシアム知財契約WGメンバー(2019-2022)
第二東京弁護士会知的財産権法研究会幹事
CIPP/US:IAPP東京KnowledgeNet共同チェア(2017-2019)
〇小島 治樹
日本マイクロソフト株式会社 政策渉外・法務本部 Government Affairs Director
<主な経歴>
日本銀行、KPMGコンサルティングを経て現職。日本マイクロソフトにて、責任あるAIの取組などのAI関連のルールや、プライバシー、競争政策等の政策渉外を担当
JEITA 個人データ保護専門委員会 委員
〇京谷 卓哉
富士通株式会社 デジタルテクノロジー法務統括部
<主な経歴>
エンターテインメント業界、官公庁を経て富士通株式会社 デジタルテクノロジー法務統括部に所属し、AI・データにまつわる法的・倫理的課題を取り扱う
JEITA 個人データ保護専門委員会 委員(AI/IoTプロジェクト副主査)