インフロニア・ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:岐部一誠)傘下の、株式会社光邦(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:前田 剛宏 以下、光邦)、および前田建設工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:前田 操治 以下、前田建設工業)のICI未来共創センターは、生成AIの画像・動画制作分野で、株式会社タジク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田中義弘 以下、タジク)と共創することで合意しました。
光邦と、異業種との切磋琢磨から新たな価値創出を目指す前田建設工業のICI未来共創センターが、タジクが提供する生成AIの画像・動画制作の教育メニューを導入し、顧客や共創パートナーとのビジュアルコミュニケーションを質、量ともに改善させ、両社がそこで得た印刷分野および建設におけるAI画像・動画の課題をタジクにフィードバックし、印刷分野、まちづくりやインフラサービスにおける生成AI画像・動画制作活用をリードし、同分野・業界に特化したメニュー開発等につなげます。印刷および建設業界全体の効率性や有効性の向上を目指します。また、タジクから提供予定の生成AI技術および法令関連動向の有料配信メニューの、光邦およびICI未来共創センターの二次利用(外部提供)についても検討していきます。
なおタジクが提供する教育メニューには、中京テレビ放送株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長 伊豫田 祐司 以下、中京テレビ)がビジネスパートナーとして参画しており、光邦と前田建設工業は同社との共創合意契約の締結に向け協議中です。
【前田建設工業株式会社 ICI未来共創センターについて】
2023年4月に改編新設されたICI未来共創センター(IFC)は、中長期的な目線かつ従来の枠にとらわれない発想で、新たな建設の設計や施工手法、そしてインフラサービスを実装するための部署です。インフラサービスにおいて導入を指向しているデジタルツイン(リアルとバーチャル双方の空間を各種データともども一体化したデータプラットフォーム)を通じたインフラ運用や、ま ちづくりにおける住民や複数組織の景観検討などにおいて、生成AI画像・動画は多彩で加速度的な進歩をもたらす可能性が高いと認識しており、ICI未来共創センターを中心に取組を強化していくことといたしました。
【株式会社タジクについて】
タジクは、東京・名古屋を拠点に活動するクリエイティブスタジオです。AI・生成AI・LLMなどの最先端技術を活用し、既存のクリエイティブワークだけでは無く、今までに世の中にはなかった、表現・体験を創造します。BtoB、BtoCの領域を超え、幅広い分野でAI活用を進め、クリエイターがより創造的活動に没頭できる社会を目指していきます。
共創では、生成AIで解決可能なニーズを探り、各業界での生成AIの活用方法の確立をゴールとしてまいります。
【中京テレビ放送株式会社について】
中京テレビは「あなたの真ん中へ。」をコーポレートスローガンに、東海エリアトップクラスの制作力を誇り、地域の皆様に親しまれ、信頼されるテレビ局です。
新規事業においては、コンテンツ制作力を生かし、話題の仮想空間メタバースイベントの企画から制作、運営、出演者のブッキングまで全てワンストップで提供する「エブリバース」の立ち上げやイラスト動画教材を提供するアート事業、ドローンスクールやプログラミングスクールなどの教育事業も展開しています。
【株式会社光邦について】
1955年1月の設立以来、大手出版社の書籍や雑誌の印刷をはじめ、一般企業のカタログやノベルティ、動画やWEBなど幅広い分野の企画、編集、制作、製造を手掛けています。2019年より環境負荷が少ない「水性フレキソ印刷」を導入し、環境配慮型のパッケージ等の印刷に取り組んでいます。生成AI画像・動画を活用することで、デザインの自動化や品質向上、生産プロセスの効率化などのメリットが生まれ、より付加価値性の高い多様な提案が可能になると考えています。
【共創の将来像】
2024年3月には、これら分野および業界での実践的活用を通じて把握する、生成AI画像・動画生成の不足機能についての開発方針を検討、開発実施の場合はタジクおよび中京テレビとともに行っていきます。
不足機能とは、例えば地域再生やまちづくりにおいて、建築や街並み自体の魅力のみならず、そこで獲得・体験できるコンテンツも含めた総合演出がますます重要となっています。それらを形づくる様々な要素(※)の一気通貫プロデュースを補助または加速させる生成AIなどを念頭に置いています。
※様々な要素:パンフレット、案内アプリ、再生古民家および統一感ある街並や景観、看板、サイン、パンフレット、茶華、弁当、そしてイベント運営まで。
【お問い合わせ先】
株式会社光邦(こうほう)
住所:〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-11-18 飯田橋MKビル
URL:https://www.kohocome.co.jp/
担当:岡田
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