「いしん」は現在、堺泉北港を中心に大型貨物船等の港への入出港作業やエスコート作業(註2)を担っており、大阪ガス株式会社(社長:藤原 正隆、本社:大阪市中央区)とDaigasエナジー株式会社(社長:井上 雅之、本社:大阪市中央区)よりカーボンニュートラルLNG(註3)の供給を、LNGローリーからTruck to Ship方式(註4)で受けています。
当社グループは、2050年までにネットゼロ・エミッションを達成することを目指し、「商船三井グループ環境ビジョン2.2」 https://www.mol.co.jp/sustainability/environment/vision/ に沿って低・脱炭素化実現に向けた「クリーンエネルギーの導入」を推進しています。今から出来る取組みとしてのLNG燃料船の導入をさらに拡大し、GHG総排出量削減に向けて加速していきます。
(註1) LNG燃料タグボート「いしん」に関する過去リリースは、以下をご参照ください。
2019年2月28日付プレスリリース
「LNG燃料タグボート「いしん」の竣工引渡式を開催 ~大阪湾で初のLNG燃料タグボート営業開始に向けて準備進む~」 https://www.mol.co.jp/pr/2019/19017.html
2019年9月18日付プレスリリース
「LNG燃料タグボート「いしん」 神戸港初のLNG燃料供給トライアルに協力 -LNGバンカリング拠点整備とLNG燃料普及の一助に-」https://www.mol.co.jp/pr/2019/19067.html
2019年11月8日付プレスリリース
「名古屋港初のLNGバンカリングを実施 -LNG燃料の供給拠点整備と天然ガス利用促進の一助に-」
2021年9月2日付プレスリリース
「国内初、LNG燃料タグボート「いしん」がカーボンニュートラルLNGを使用」
2022年9月8日付プレスリリース
「LNG燃料タグボート「いしん」が苫小牧港LNGバンカリングトライアルに協力 -LNGバンカリング拠点整備とLNG燃料普及に貢献-」
(註2) 港の外や狭い水道などで、大型船の周囲を警戒し、安全な航行をサポートすること。
(註3) 天然ガスの採掘・液化・輸送・製造・燃焼の工程を含むライフサイクル全体で発生する温室効果ガス(GHG)をクレジットで相殺したLNGのこと。
(註4) LNGローリーから係留中のLNG燃料船に対してLNG燃料を供給する方式です。