三菱重工が「レンタル移籍」をトライアル導入。航空業界の回復期に向けて、事業創出・変革を推進するリーダー育成を目指す。

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株式会社ローンディール(東京都港区、代表取締役社長:原田 未来)は、三菱重工業株式会社(東京都千代田区、取締役社長:泉澤 清次)に対して、人材が元の組織に在籍しながら期間を定めて他社で働く仕組みである「レンタル移籍」を提供しました。7月から1名、10月から1名の合計2名がベンチャー企業での業務を開始します。
今回は三菱重工全事業ドメインのうち、世界有数の航空機メーカーに主要構造である胴体や主翼・扉などを供給する「民間機セグメント」にてトライアル導入されました。同部署は現在、新型コロナウイルスの影響による事業環境の一時的な悪化を背景に、回復そして長期的な成長に向け事業創出および変革を推進するリーダー育成を強化しています。

レンタル移籍を通して、自社とは異なる価値観や組織風土に触れ、変化の激しい事業環境における事業開発を経験することで、社内変革を促すマネジメントやリーダーシップを発揮できる人材に成長することが期待されています。

レンタル移籍の仕組みレンタル移籍の仕組み

【レンタル移籍者と移籍先企業】
■逆瀬川 信人氏(35歳)(移籍先:Beatrust株式会社)

2022年7月よりBeatrust株式会社(東京都千代田区、代表取締役CEO:原 邦雄)での業務を開始しました。社員個々人のスキルや経験のほか、過去の経歴なども公開・共有し、誰でも簡単 に検索してコミュニケーションが取れるようにする “Beatrust People”、それらの情報を元にして企業内の人と人をマッチングするコラボレーション機能である “Beatrust Ask” といったSaaSプロダクトについて、企業への提案・導入支援等に取り組みます。

※10月に移籍開始の1名については、現在移籍先の調整中です。

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今後も、ローンディールは「レンタル移籍」を通じて、大企業における人材育成や、イノベーションを創出できる個性・多様性を活かした組織作り、およびベンチャー企業の事業推進を支援してまいります。そして、一人でも多くの人が境界を超えてお互いに刺激を与えあい、挑戦が波紋のように広がっていく社会の実現に向けて取り組んでまいります。

※本プロジェクトは、新型コロナウイルスの感染拡大の防止及び関係者の健康・安全等に配慮の上、実施しております。

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【参考】株式会社ローンディールについて
企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を提供。
「レンタル移籍」は、研修・出向などの企業間契約に基づいて、イノベーション人材・次世代リーダー育成に取り組む大企業と、事業開発力を強化したいベンチャー企業のマッチングによって実現します。
2015年9月にサービスを開始し、2022年7月現在、導入企業はトヨタ自動車・経済産業省・NTT西日本など大企業63社、205名。受入企業として543社のベンチャー企業が登録。オープンイノベーションの仕掛けとしても注目され、2019年に内閣府が主催する第一回日本オープンイノベーション大賞において「選考委員会特別賞」を受賞。2020年度グッドデザイン賞(ビジネスモデル部門)受賞。 その他、発想力を鍛えるリアルケーススタディ「outsight(アウトサイト)」、地域・高校の現場で社会感度を高める「大人の地域みらい留学」を提供。
・LoanDEAL https://loandeal.jp/
・outsight  https://outsight.jp/
・大人の地域みらい留学 https://ocm.jp/
 

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