*1日本国内における「バリアスキンパックフィルム」として、2019年12月に「おいしさスキン®」を商標登録。スキンパックに関する技術は特許取得済。https://www.sumibe.co.jp/skinpack/about/
「おいしさスキンパックマルシェ」では、新たな包装形態や、おいしさを長持ちさせる食品の保存方法に普段から関心をお持ちの方から、通りがかりに気になりお立ち寄りいただいた方まで、延べ約200人の方がご来場くださいました。期間中は「和牛うらい」、「燻製BALPAL(バルパル)」、「マルケー食品」の協力のもと、マルシェ限定パッケージで形を崩さずにしっかりと包装した見た目も美しいこだわりグルメを販売。また、“おいしさ・ながもち・きもちいい”の秘密を分かりやすく紹介する動画などを通じ、従来にはない追従性を持ったスキンパックフィルム「おいしさスキン®」の、“おいしさ”アップや鮮度を長持ちさせる革新的な包装形態の特長と魅力をご体感いただきました。
フードロス削減やプラスチック使用量削減など、SDGsに関する展示コーナーでは、「おいしさスキン®」が可能にする「人も環境も“きもちいい”」という特長をご実感いただきました。
住友ベークライトは、これからも、よりおいしく、より長持ちに、人にも環境にも優しい「おいしさスキン®」を通じ、人々のより豊かな生活に貢献していきたいと考えています。
■「おいしさスキンパックマルシェ」開催を経ての感想と、今後の展望について 今回の「おいしさスキンパックマルシェ」は消費者の方に直接的に働きかけるイベントということで、化学メーカーである弊社にとっては今までにない革新的な企画となりました。3日間のイベントの中で消費者の方々の生の声や反応をいただき、日本におけるスキンパック市場の創造に向けて新たな一歩とすることができました。今後もこういった施策を行いながら、スキンパックで消費者の方々においしさとうれしさを届けていきたいと思います。 |
「おいしさスキンパックマルシェ」 当日の様子
■ 「おいしさスキン®」の新たなパッケージに驚きの声多数!
「おいしさスキン®」の新たなパッケージディスプレイの前では、たくさんの驚きの声を聞くことができました。特に「ピタッと密着していてホンモノではなく食品サンプル品かと思った」といった驚きの声や「中身が動かないので縦置きなどスキマなく保管できる」「(チーズやスナック類は)おつまみとして包装を外し直ぐ食べることができるし、アウトドアにも持ち運びしやすい」など、多くの感想の声をお寄せいただきました。
■ SDGs展示コーナーや“おいしさ・ながもち・きもちいい”の秘密を知れるコンテンツ
SDGsへの取り組みが進む海外では、スキンパックが広く普及しています。「おいしさスキンパックマルシェ」では、日本ではまだあまり知られていないスキンパックのことをSDGsコーナーで消費者にも分かりやすく展示したほか、“おいしさ・ながもち・きもちいい”の秘密がわかる動画もご用意しました。SDGsコーナーを熱心にご覧いただいたお客様からは、「お肉を買う時はドリップが気になり、トレーをビニール袋に入れていたが、スキンパックはその必要がなく、プラスチックの削減ができる。」といったご感想や、動画や会場内のパネルなどご覧いただいた方からは、「本当に新鮮な肉は赤い訳ではなく、酸化したから赤いとことを初めて知った」と驚きの声をお寄せいただきました。
■ 「おいしさスキン®」で包装したマルシェ限定パッケージのグルメ販売メニュー>
◆ 「おいしさスキン®」とは
■ 革新的な新時代の包装形態「スキンパック」と、当社開発の「おいしさスキン®」の独自技術について
スキンパックとは、トレー・台紙などの上に製品を置き、その上から加熱したフィルムを被せて真空引きをすることでフィルムを製品やトレーなどに密着させる包装方法です。「おいしさスキン®」は、住友ベークライトが開発した、日本初のバリアスキンパックフィルムで、酸素バリア性のあるスキンパックは日本では住友ベークライトだけの技術です。高い追従性も独自技術で、針のように尖ったものからお団子のような柔らかいものまで、形を崩さずにしっかりと包装することができます。
■「おいしさスキン®」3つの特長
1. “おいしさ”の秘密は「熟成」
スキンパック包装が可能にするおいしさの秘密は「熟成」。住友ベークライトでは、第三者機関で食味試験を行い、スキンパック包装をすることでお肉が熟成され、おいしさを表す項目が維持・向上することを確認しています。
2. “ながもち”の2つの理由
1. 酸素を遮断して中身を守る: 内容物にぴったりと密着し、また、バリアフィルムで大気中の酸素を遮断して参加や腐敗を防ぎ、驚異の消費期限延長を実現
2. ドリップを抑制する: 通常のトレー包装や真空パックで発生する「ドリップ」を抑制し、菌数増加を抑制することで消費期限の延長が可能に
3. 人も環境も“きもちいい”
1. フードロス削減:スキンパックの鮮度保持効果により、生産時・販売時・消費時全ての段階において腐らせるなどのロスを削減
2. プラスチック使用量削減:紙板とも合わせてパックすることが可能であるため、従来のトレー包装より最大約20%ものプラスチック量削減に貢献が可能に
3. 生産時の労働効率化:スキンパックの導入により製品のロスが少なくなることで生産の標準化を図ることができ、生産側の労働改善に
<会社概要>
■住友ベークライト株式会社 https://www.sumibe.co.jp/
代表者:代表取締役社長 藤原一彦
所在地:東京都品川区東品川二丁目5番8号 天王洲パークサイドビル
事業内容:プラスチックのより高度な機能を創出し、社会のために安全、安心な製品を情報通信、自動車、医療、
食品、建築分野など広範囲にわたりお届け。