このコロナ禍で普及した「在宅勤務(リモートワーク)」──。
Zoomなどのビデオ会議システムの操作に慣れる必要はあるものの、通勤時間を他の時間に使ったり、育児や介護の合間でも働くことができたりと、そのメリットの多さを実感した方は多いのではないでしょうか。
一般的に対面で行われることの多い営業職といった職種でも、近年、リモートワークで行う「インサイドセールス(内勤営業)」という働き方が注目されるようになりました。
まだ馴染みのない方もいらっしゃるかと思いますが、従来の顧客先に訪問するフィールドセールス(外勤型営業)と比較すると、遠距離でも負担は一定、かつスピーディーなやり取りが可能といったメリットがあります。
一方、顧客情報や営業記録を整理するため使用するツールやシステムなどの知識が必要な点や、営業活動を分業(商談~商談以降などの職務範囲)している場合や部署が異なる場合は、情報の共有や連携が重要となります。
では、インサイドセールスには他にどのような特徴があるのでしょうか。
どのような方に向いているのか、またメリットやデメリットについて調査を行うことで、インサイドセールスについて詳しく知ることができるかもしれません。
そこで今回、インサイドセールス(内勤営業)専門の人材紹介(https://peraichi.com/landing_pages/view/jinzaitensyoku/)を行っている合同会社ブライトシーン(https://www.brightscene.org/)は、インサイドセールス経験者を対象に、「インサイドセールスの特徴」に関する調査を実施しました。
調査概要:「インサイドセールスの特徴」に関する調査
【調査期間】2023年6月16日(金)〜2023年6月18日(日)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
【調査人数】1,003人
【調査対象】調査回答時にインサイドセールス経験者と回答したモニター
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
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インサイドセールスって具体的に何をするお仕事?インサイドセールスの特徴とは?
はじめに、どのようなインサイドセールスを行っていた方が多いのかを調査しました。
■どのようなインサイドセールスを行っていましたか?具体的に教えてください
・既存顧客へのイベントの出展の電話営業、交渉 ・教材・教育プログラムの紹介、オンラインでの提案(20代/男性/兵庫県)
・新規開拓の法人営業でリストからテレアポをしていた経験あります(40代/男性/埼玉県)
・顧客名簿を基に電話による営業(40代/男性/埼玉県)
・太陽光の蓄電池営業をしています。ネット反響を割り振られ電話やメールで対応しています(40代/男性/神奈川県)
・金融機関の内勤を担当していた際に、普通預金残高の多い方へ定期預金を勧誘する電話をかけていた(50代/男性/千葉県)
・マーケティングCRMを導入し、自社HPを活用しメルマガ等で誘引し顧客リードのホットリード化を推進した。ホットリード化後、営業部門に情報共有し受注につなげた(50代/男性/神奈川県)
電話やメールで営業するインサイドセールスにも、さまざまな業種があることがわかります。
次に、インサイドセールスの特徴を伺いました。
「インサイドセールスの特徴として、当てはまると思うものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『直接訪問をしない営業活動(45.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『どのような場所からでも行うことができる(42.7%)』『フィールドセールスよりも時間に自由が利く(38.9%)』『業務の幅が広い(26.8%)』『顧客とフィールドセールスの双方とやり取りを行う(22.7%)』と続きました。
外勤営業とは違い、顧客訪問をしないインサイドセールスは、時間と場所に融通が利きやすいという特徴があるようです。
では、インサイドセールスとして働いた場合、どのような働き方が実現できるのでしょうか。
「インサイドセールスでかなえられる働き方として、当てはまると思うものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『自宅が職場となる(44.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『復職しやすい(32.2%)』『出産や育児、介護などが必要でも働くことができる(31.7%)』『シニアが活躍できる(30.1%)』『業務委託や起業など企業に所属しない働き方を選ぶことができる(28.1%)』と続きました。
4割以上の方がリモートワークが実現できると回答しました。産後仕事に復帰したい女性や、リタイアしたシニアも働きやすい環境だと言えそうです。
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インサイドセールスのメリットとデメリットは?
先程の調査で、インサイドセールスは、時間と場所に融通が利く職種だということがわかりました。産後に仕事復帰したい方やシニアの方も働きやすい仕事だと言えるのではないでしょうか。
次に、インサイドセールスのメリットについて伺いました。
「インサイドセールスのメリットとして当てはまるものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『多くのコンタクトが取れる(44.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『各営業プロセスにおいてスピーディーな応対や提案ができる(40.9%)』『分業化により見込み客の分析などに専念できる(35.8%)』『社員の人件費などの経費削減に繋がる(30.8%)』『外注できる(19.1%)』と続きました。
電話やメールで対応するインサイドセールスは、時間を効率よく使えるため多くのお客様とコンタクトを取ることが可能です。たくさんのお客様にアプローチすることで、成果も上がりやすくなるでしょう。社内でも重要な役割を担うのが、インサイドセールスなのではないでしょうか。
では、インサイドセールスのデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
「インサイドセールスのデメリットとして当てはまるものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『高度な営業活動を行うにはスキルを持った社員が必要(41.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『営業支援ツールの整備投資が必要(34.6%)』『業務範囲が曖昧(商談~受注などの営業プロセス)(32.0%)』『情報共有や連携力など組織マネジメントの確立が必要(30.8%)』『国内にはインサイドセールスを導入している企業がまだまだ少ない(24.1%)』と続きました。
インサイドセールスを行ううえで必要なスキルや知識を持つ社員がいない場合、満足のいく成果を上げるのは難しいと考える方が多いようです。また、オンライン会議ツールやオンライン決済システムなどの設備投資が必要な点も、デメリットとして挙げられました。
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インサイドセールスってフィールドセールスと何が違うの?どんな性格の方がインサイドセールスに向いている?
インサイドセールスは多くの顧客とコンタクトが取れる効果的な営業方法であるのに対し、スキルや知識を持つ社員がいない場合には、結果を出すのが難しいことが明らかになりました。
次に、外勤営業であるフィールドセールスとの違いを調査しました。
「フィールドセールスが苦手でもインサイドセールスなら活躍できると思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(19.0%)』『ややそう思う(42.1%)』と6割以上の方が、フィールドセールスが苦手でもインサイドセールスなら活躍できると思っていることが明らかになりました。
フィールドセールスとインサイドセールスでは仕事の性質は異なっているということなのでしょうか。
「インサイドセールスはフィールドセールスと性質が異なると思いますか?」と質問したところ、『大きく異なると思う(34.9%)』『やや異なると思う(56.8%)』と9割以上の方が、フィールドセールスとインサイドセールスでは性質が異なると回答しました。
それぞれ性格的に向き不向きなどはあるのかが気になるところです。
「インサイドセールスはフィールドセールスと比較して、どのような性格の方に向いていると思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『営業(外回り)もデスクワークも好き(42.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『失敗しても前向きに考えられる(36.3%)』『対面よりもリモートでのやり取りが好き(35.5%)』『チャレンジ精神が旺盛(26.4%)』『まめ(16.3%)』と続きました。
インサイドセールスはデスクワークも行うことがわかりました。顧客と話すことと事務作業の両方が好きな方に向いていると言えそうです。仕事復帰の場合など、すぐにフィールドセールスに就くことに不安がある方は、インサイドセールスの方が安心感を感じるかもしれませんね。
ここで、インサイドセールスを行ううえでの注意点を、経験者に伺いました。
■フィールドセールスと比較したときのインサイドセールスの注意点とは?
・電話メインなので電話苦手な方は難しい。対面じゃない分当たりも強いので、メンタルも強くないと厳しい(20代/女性/埼玉県)
・音声だけのやり取りなので、その難易度を理解した方がいい(30代/男性/東京都)
・対面ではない分コミュニケーション不足が生じる。その結果ミスもなきにしもあらずで注意が必要(30代/女性/徳島県)
・他部門との連携、情報収集能力(50代/男性/千葉県)
などの回答が寄せられました。
インサイドセールスには、対面ではないからこその難しさがあるようです。
フィールドセールスとはまた別のスキルが必要と言えるでしょう。
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インサイドセールスを検討している方へのアドバイス!
ここまでの調査で、フィールドセールスとインサイドセールスでは性質が異なると感じる方が多いという結果がでました。向いている性格もそれぞれ異なるようです。また、リモートだからこその難しさがあることも明らかになりました。
そこで、インサイドセールス経験者にアドバイスを伺いました。
■インサイドセールスを検討している方への具体的なアドバイス!
・集中できるスペースをつくる(20代/女性/福岡県)
・まずはやってみるというチャレンジ精神。失敗を積み重ねながら勉強して学び、次にどう活かすかを考えてアクションしていくことが大切(30代/男性/三重県)
・相手の会話を傾聴するスキルと、プレゼン能力をしっかりと身に付けること(40代/男性/北海道)
・顧客に断られてもめげないこと(40代/男性/福岡県)
チャレンジ精神や前向きな気持ちなど、メンタル面でのアドバイスが多く寄せられました。まずは思い切って飛び込んでみる勇気を持ち、やりながら経験を積むことが大切なのかもしれません。
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【まとめ】インサイドセールスとしての働き方が向いている方や特徴が明らかに!
今回の調査で、インサイドセールスの働き方や特徴が明らかになりました。
インサイドセールスは場所と時間の融通が利きやすく、産後に仕事復帰する方や、シニアの方にも働きやすい環境のようです。
また、9割以上の方が、フィールドセールスとインサイドセールスでは性質が異なると回答しています。
それぞれ向いている性格にも違いがあることがわかりました。
インサイドセールスは営業とデスクワークのバランスも良いため、フィールドセールスに不安のある方でも始めやすいのではないでしょうか。
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インサイドセールスの仕事を探すなら合同会社ブライトシーンにお任せを!
今回、「インサイドセールスの特徴」に関する調査を実施した、合同会社ブライトシーン(https://www.brightscene.org/)は、インサイドセールス(内勤営業)専門の人材紹介(https://peraichi.com/landing_pages/view/jinzaitensyoku/)を行っています。
■当社がインサイドセールスに着目したわけ
営業手法がリモートワーク普及により変化しており、従来のリアル営業から内勤(インサイドセールス)が多くなってきています。また、中小企業では営業人材の活躍により会社の成長が促進されるなどの効果があります。
当社自身もそういった経験から特に注目しております。
■インサイドセールスの特徴
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介護育児などでも自宅で経験が活かせる
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シニア人材でも活躍できます
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中小企業に特に注力
※求人によっては未経験でも採用される案件もあります
<求人の具体例>
・商品の販売等に関するインサイドセールス
・電話件数や面談件数などによるインサイドセールス(一部業務委託含む)
・採用活動による求職者とのアプローチ等
・その他、求人企業が必要とする仕事等
登録はコチラ:https://form.run/@brightscene
インサイドセールスで活躍したい、インサイドセールスに興味があるという方はぜひご登録ください。
社名:合同会社ブライトシーン(LLC brightscene)
設立:令和2年1月
代表者:井谷 衣里
所在地:埼玉県越谷市平方2911
許認可:有料職業紹介業11ユ300871