工場夜景ファンに人気を誇るレゾナックの「ホワイトキャッスル」がクッキー缶になって登場!

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 全国的に有名な川崎の工場夜景をテーマにしたクッキー缶が発売されることとなり、その第一弾として、株式会社レゾナック(社長:髙橋秀仁、以下、当社)の川崎事業所にある、通称「ホワイトキャスル」(「川崎プラスチックリサイクル(KPR)」プラントの夜景)が採用されました。

 日本で初めてクッキーを販売し、川崎市に生産拠点を置く株式会社泉屋東京店が、川崎の工場夜景をテーマにしたクッキー「ヒカリノイズミ」を6月8日に発売しました。缶パッケージと紙パッケージで販売されています。当社のKPRプラントが採用されたのは缶パッケージ版です。事業所内の「川崎プラスチックリサイクル(KPR)」プラントは、暗闇に白く浮かび上がる荘厳な姿から「ホワイトキャッスル」という愛称で呼ばれており、工場夜景ファンの間では知らない人はいないほど、高い人気を誇っています。今回の写真には、川崎の工場夜景の普及、発展に尽力してきた工場夜景写真家・青木秀道氏の作品が使用されています。

「ヒカリノイズミ」クッキー缶パッケージ「ヒカリノイズミ」クッキー缶パッケージ

昼間の川崎プラスチックリサイクル(KPR)プラント昼間の川崎プラスチックリサイクル(KPR)プラント

  

■工場夜景ファンで知らない人はいない「ホワイトキャッスル」は国内リサイクルの先駆的建物

 川崎市臨海部は工場夜景発祥の地として有名で、なかでも当社川崎事業所のKPRは工場夜景ファンから高い評価を受けています。建物の高さは60メートル、幅30メートル。

 このホワイトキャッスルと呼ばれるKPRプラントは、使用済みプラスチックの処理という社会課題の解決に役立っており、当社川崎事業所では、2003年から使用済みプラスチックを化学品原料にリサイクルする「プラスチックケミカルリサイクル事業」に取り組んできました。

 KPRでは回収された使用済プラスチックを熱分解によりガス化し、水素や一酸化炭素を取り出し、一酸化炭素は炭酸やドライアイス製品に、水素はアンモニアの原料として利用しています。そのほか、水素は燃料電池車やホテルに設置された燃料電池の発電用として供給するなど、脱炭素社会実現に向けた取り組みにも貢献しています。当社は、今後も環境に配慮した生産設備・技術の導入や積極的な環境対策の推進、高度循環型社会を支える製品の供給等により、社会全体の脱炭素やカーボンニュートラルへの実現を含め、グローバル社会の持続可能な発展に全力で取り組みます。

■参考

・川崎工場夜景をテーマにしたクッキー「ヒカリノイズミ」の完成報告会が⾏われました(川崎市ホームページ)

川崎市:川崎工場夜景をテーマにしたクッキー「ヒカリノイズミ」の完成報告会が行われました

・川崎工場夜景をテーマにしたクッキー「ヒカリノイズミ」の販売 | 観光協会からのお知らせ・更新情報 | 一般社団法人 川崎市観光協会 (k-kankou.jp)

https://www.k-kankou.jp/topics/detail.html?CN=366361・KPRの紹介

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 https://www.resonac.com/jp/news/2023/05/18/2496.html

                                                 以上

【Resonac(レゾナック)グループについて】

レゾナックグループは、半導体・電子材料、モビリティ、イノベーション材料、ケミカル等を展開し、川中から川下まで幅広い素材・先端材料テクノロジーを持つ化学会社です。2023年1月に昭和電工グループと昭和電工マテリアルズグループ(旧日立化成グループ)が統合し、新たなスタートを切りました。新社名の「Resonac」は、英語の「RESONATE:共鳴する・響き渡る」と、Chemistryの「C」を組み合せて生まれました。レゾナックは「共創型化学会社」として、共創を通じて持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。2022年度の売上高は約1兆4千億円、うち海外売上高が56%を占め、世界22の国や地域にある製造・販売拠点でグローバルに事業を展開しています(2023年1月時点)。詳しくはウェブサイトをご覧ください。

株式会社レゾナック・ホールディングス https://www.resonac.com/jp/

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