台南市政府は6月30日から7月2日まで、日本の前橋市道の駅「まえばし赤城」で盛大な「台南フェア」を開催し、3日間で5万人以上に達し、前橋市に台南ブームが席巻した。このイベントでは台南の各企業が集結し、魅力的な台南風情が会場を沸かせた。そして、精巧な台南出展グルメや多様な台南の農特産品がされ、多くの来場者に台南魅力を発信できたと言えるだろう。
「台南フェア」イベントは3日間にわたり開催され、道の駅「まえばし赤城」の屋外広場で盛況のうちに終了した。イベントでは10のブースが設置され、9つの台南の企業が台南の飲食文化と自社商品を来場者に紹介した。会場では、新鮮なミルクフィッシュ(サバヒー)スープ、揚げイカ団子、台南の肉そぼろかけご飯などの美味しい料理を楽しむことができる。また、文旦ジュース、ゴボウ茶、文旦のゼリージュース、新鮮なマンゴー、ドライパイナップル、ドライリュウガンなどの特色ある果物の特産品も味わうこともできる。
特筆すべきなのは、毎日行われた先着100名限定のマンゴーアイスキャンディや、その他のマンゴーシリーズ製品のプレゼントイベントだ。多くの来場者が、夏の暑い日にマンゴーアイスは欠かせない贅沢だと述べており、日本人が台南のフルーツへの愛を感じられたイベントとなったと言える。また、その他多くの台南の農産品は日本のどこで購入できるか尋ねる人も多かったそうだ。本イベントから分かるように、台南のグルメと農産品の魅力が浮き彫りになり、グルメ文化を通じて台南と日本の人々の距離を縮めた3日間と言えるだろう。
台南市黃偉哲市長は、「日本は本市の主要な農産品の輸出国であり、今年のパイナップルの豊作シーズンでは、約3,000トンが輸出され、その中で2500トン以上が日本へ輸出されています。そして6月から7月は台南のマンゴーの産期で、今回のマンゴーの輸出目標は3,600トンを目指しています。『台南フェア』を通じて、日本の皆さんに台南の美味しい食品を味わい、台南の農産特産品をもって知っていただければと思います。市政府は、これからも様々な形式でマーケティングを展開していくと同時に、農産品の輸出市場を拡大し、農業貿易の経済効益を創出し続けていきます。」と述べている。
台南市政府農業局の李建裕局長は、「この『台南フェア』を通じて、台南とその農産品の素晴らしさを日本の人々に伝え、台日両地の農業協力を促進し、台日間の経済交流と相互理解を推進していけることを願っています。今後も商品は日本の前橋市道の駅『まえばし赤城』で販売を継続し、興味のある方々に是非ご来店いただきたいです。」と述べている。