新型コロナ抗体測定サービス・福岡県那珂川市職員の安全・安心へ貢献

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KAICO株式会社(福岡市西区、代表取締役:大和建太、以下:KAICO)は、昨年9月に新型コロナウイルスの抗体測定サービス(商品名:カイコでチェック、以下:本サービス)を開始しましたが、今般、本サービスを、福岡県那珂川市の職員の方々にご利用頂くことになり、Withコロナ時代の役所内職場、地域住民の方々の対応への安全・安心に貢献します。
つきましては、以下の通り那珂川市役所へ訪問し市長へ表敬及び商品の提供を行いますのでご案内いたします。
■市長への表敬
日時:   2022年7月19日(火)  10時00分〜10時30分
場所: 那珂川市役所 
出席者: 那珂川市長 武末 茂喜 様・KAICO株式会社 代表取締役 大和 建太
■那珂川市職員の方々のご利用
福岡県那珂川市は、2018年10月に単独で市政施行し、全国で最も新しい市ですが、都会と田舎のバランスがよく、T Vなどのメディアから移住先の候補地として紹介されています。また大東建託の居住満足度調査において、町に愛着があるランキングで1位に獲得し市内外から評価が高まっています。那珂川市役所職員の平均年齢は、福岡県内の市町村で最も若い38.8歳(2021年全職種)であり、活力あふれる職場環境になっています。そのような若い力が躍動する那珂川市では、Withコロナ時代の新しいライフスタイルに適応すべく、安全・安心な職場環境作りを行っています。その一環として、来庁者に対しても安全・安心の対応を促進するために、今般、希望する職員へ本サービスをご利用頂くことになりました。

■本サービス概要
本サービスでは、新型コロナウイルスに対する抗体価を測定し、ワクチンの効果を把握することを目的としています。本サービスは、自宅や学校、職場などで自己採血し郵送することにより簡易に、ワクチン接種後に抗体がどれくらい保持できているか、抗体価のレベルの確認ができます*1。ワクチン接種後の抗体の保持状況には個人差があります*2ので、個人のワクチン接種後の抗体価を管理し安全・安心に日々を送れることに加え、ワクチン接種のタイミング確認にも利用できます。
本サービスは医療機関などに出向かずに自宅等で検査できるので、那珂川市役所職員の方々のように平日や日中忙しい方、若い働き盛りの方々でも、新型コロナワクチンの抗体価を簡易に把握できます。

またこれから再び海外旅行を楽しむ時には、現地での感染リスクを避けるためにワクチンの接種が望まれますが、接種後のワクチンの免疫効果がどのくらい保持できているかの目安にご利用できます。

KAICOは、カイコを利用して難発現(生産の難しい)タンパク質の医薬品・診断薬・試薬を開発することを目的に、2018年4月に設立した九州大学発のベンチャーです。
今後もKAICOの技術を様々な商品開発に活かし、Withコロナの日常生活における安全・安心確保に貢献することを追求してまいります。

■会社概要
会社名:KAICO株式会社
代表者:代表取締役 大和建太
設立日:2018年4月2日
本社所在地:福岡県福岡市西区九大新町4-1
事業内容:
(1)  タンパク質の受託発現
(2)  試薬・診断薬・医薬品原料の製造・販売
本サービスHP: http://www.kaicoltd.jp/product/covid19-testkits/

*1: 測定結果は、イムノクロマト法の抗体の保持有無を提示するのではなく、E L I S A法によって得られた詳細数値を5段階のレベル表示として開示します。このレベル表示は、製品性能試験のデータを元にした平均値を目安としています。
レベル1:未接種の人が多いレベル
レベル2:ワクチンを1回接種した人が多いレベル
レベル4:ワクチンを2回接種した人が多いレベル
レベル5:ワクチンを3回接種した人が多いレベル

*2:性能試験のために協力者27名の抗体レベルを評価しています。この追跡データではワクチン接種後の抗体獲得量や、その後の抗体量の減少に個人差があることが見られます。

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