そのような思いから保育士をめざした方も多いのではないでしょうか。
子どもたちがココロもカラダもすこやかに成長して笑顔あふれる日々を送ってほしい。
そうした願いを持ちながら頑張っている保育士の皆さんは、子どもや親だけではなく社会にとっても意義のある存在だと思います。
しかし、日本での現状はどうでしょうか。2020年のユニセフの調査によると、「子どもの精神的幸福度」で日本は38か国中37位でした。いじめや格差、都市化や親の生き方の変化などが大きく影響しているとされています。
大人も子どもも生きづらさを抱えた社会においては、何より子どもたちを「かけがえのない一人の人間として」尊重すること、子どもに大きな影響を与えている親・家族にもあたたかいサポートすることが大切になってきますよね。
いのちのほっとステーションは、子どもから大人まで悩みを抱えた人々に対する相談活動をしてきました。
その経験を活かして、子どもたちの幸せを願う保育士の皆さんの力になりたいと考えています。
子どもの人権や権利を大事にする関わりについて一緒に考えてみませんか。
■いのちのほっとステーションは子どもの権利擁護を推進します。
・保育しているといつの間にか子どもに厳しく言いがち・・
・子どものこと、自分の保育のこと、同僚や上司のこと、組織の保育のことで何かモヤモヤするけどどうしよう・・
・あのとき子どもはどんな気持ちだったのだろう。もっと聞いてあげればよかった・・
今までの相談では保育士さんからそんな声が多く寄せられました。
都市化し核家族となっている現代、コロナ禍も重なり、保育士・子ども・親・組織の孤立が進行することも・・
いのちのほっとステーションは保育士、精神保健福祉士、公認心理師、社会福祉士などが活動しています。
そこから見えてきた「子どもの権利とは?」
疑問をもつことの大切さ、悩んだときに立ち返る大切なことなどを一緒に学んでいきませんか。
参加無料、オンライン開催。東京都補助事業申請予定。
また、保育士の方からの相談も第二火曜日13~16時(30分前受付終了)に受け付けています。
都内の方はどなたでも相談できます。
必要に応じて電話相談も可能ですのでご相談ください。
LINE: https://lin.ee/fcJat38
この事業は東京都補助事業の申請を予定しています。
■コロナ禍において新しい生活様式などから心身に変調も。
普段からのつらい気持ちをお持ちであった方はコロナ禍、課題が複合化し、よりつらくなることもあります。女性や子どもの自殺増も報道されました。コロナ禍は終息しつつありますが、まだまだこうした状況は続いています。子どもの気持ちに気づき、耳を傾けること、そして支え、見守ることは大切です。そのためには、親の変化や同僚・上司の変化、組織の変化などが起きている現代、保育士個人が抱え込むことがないよう、一緒に考えていきたい・・そう感じています。
■この活動は「あったか社会創造プロジェクト」の一環です。
「あったか社会創造プロジェクト」は、NPO法人地域福祉推進事業団が2007年より実施している活動です。
その目的は、「一人ひとりの幸せとそれを応援する地域社会を創ること」。
そのために、社会の課題に以下のような働きかけを行います。そして、その成果を発信し、みんなが生きやすい新たな価値を創造します。
1.「抑圧・支配」→「対等な関係」「意見を出し合う環境づくり」
2.「孤立・生きづらさ・自己責任論」→「社会的背景に思いを寄せる」「つながる」「支えあう」
3.「聞いてもらえない思い」→「傾聴」「強みに着目する」
4.「悪循環を生み出す環境」→「よい循環を生み出す環境調整」
これらの働きかけについては次の「8つのキーワード」を評価に用います。
「協働」
「認め合う地域づくり」
「一人じゃない」
「人といるのが心地よい」
「自分が大事にされている」
「生まれてよかったと思える人生」
「多様性が尊重されている」
「周囲の人にあたたかな関心をもてる」
■NPO法人地域福祉推進事業団のご紹介
平成19年より、相談援助活動(ケアマネジメントや成年後見業務)に携わり、介護負担や経済的困難、病気(身体的・精神的)、家族関係の困難さ、孤立、虐待、DV、希死念慮等の生きづらさを抱えた人々に対して、エンパワメントやナラティブ・アプローチなどソーシャルワークを生かした活動を行うことでどのような相談にも対応する取り組みを積み重ねてきた法人です。
■専門職によるアプローチ
保育士、精神保健福祉士や社会福祉士、公認心理師等の専門職などが講演や対応を行います。
主にソーシャルワークを基盤としたアプローチを活用しています。
傾聴や受容、エンパワメントやナラティブアプローチ、エコロジカルモデルや場合によっては認知行動療法などを取り入れた支援です。
また、研修のみならず、LINE相談から電話・対面相談等の支援も行い、悩む人をひとりにしないように努めています。
■相談状況
2022年度の相談件数は1000件弱でした。
相談者からは以下の声が寄せられています。
「つらい気持ちが軽くなりました」
「問題に向き合う気持ちになりました」
■研修の日程及び申込は以下を参照ください
・一人でも多くの方に情報が届くように、SNSのリツイート、拡散にご協力をお願いいたします。
ホームページ:https://care-net.biz/13/npo-cwpc/
twitter: https://twitter.com/suicide_preven
Facebook: https://www.facebook.com/inochi.hot.station
Instagram:https://www.instagram.com/inochi_hotstation
LINE: https://lin.ee/fcJat38
■その他
・みなさまの寄付で支えられています。よろしければご協力をお願いいたします。
~社会で苦しむ人々に手を差し伸べる、隣の人に関心をもてる、あたたかい社会づくりを進めてまいりましょう。
ご協力をお願い申し上げます。~
【法人概要】
法人名 :特定非営利活動法人 地域福祉推進事業団
所在地 :東京都千代田区
事業内容 :総合相談事業、子ども・子育て支援事業、地域自殺対策強化事業