生成AI活用普及協会、リクルート小宮山 利恵子、Cynthialy 國本 知里ら新たに5名が参画

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生成AI活用の社会実装を目的にスキルの習得・可視化を推進する、一般社団法人生成AI活用普及協会(理事長:井畑 敏、所在地:東京都千代田区、英称:Association to Generalize Utilization of Generative AI、以下:GUGA)は、理事として小宮山 利恵子、日笠 真木哉、顧問として森部 好樹、協議員として國本 知里、林 駿甫(五十音順)の5名が新たに参画したことをお知らせいたします。

■ GUGAとは

GUGAは、生成AI活用を社会に実装していくために、スキルの習得・可視化を推進する一般社団法人です。現在は、生成AI活用に関する基礎知識や簡易的な活用スキルの習得を可視化するための認定試験・資格「生成AIパスポート」の開発を進行しています。当資格は、AIを活用したコンテンツ生成の具体的な方法や事例に加え、企業のコンプライアンスに関わる個人情報保護、著作権侵害、商用利用可否といった注意点などを学ぶことができます。企業が生成AIの導入を安全に進めるためには、従業員が正しい知識やスキルを有することが必要不可欠です。当資格の取得を推進しリテラシーの底上げを図ることで、企業にとっても従業員にとっても安心して生成AIを活用できる社会の実現を目指しています。

■ 新任メンバー参画の背景

この度、GUGAが掲げる「生成AI活用の社会実装を目的にスキルの習得・可視化を推進する」という使命に共感していただいた5名がGUGAに参画することが決定いたしました。生成AI活用の社会実装を実現するためには、GUGAが独自の見解に依存して推進するのではなく、AIはもちろん企業経営、人的資本、リスク管理といった分野をはじめ、生成AIに携わる官公庁・団体・企業・有識者の皆さまとともに、社会全体で歩みを進めていく必要があると考えています。GUGAとの提携・参画をご検討いただける官公庁・団体・有識者の皆さまは、下記URLよりお問い合わせをお待ちいたしております。

※企業さま・個人さまについては、ウェイティング登録をお願いいたしております。

問い合わせURL:https://guga.or.jp/contact/

■ 新任メンバーのご紹介

理事 小宮山 利恵子

<経歴>

株式会社リクルート スタディサプリ教育AI研究所所長。国立大学法人 東京学芸大学大学院准教授。早稲田大学大学院修了。衆議院、ベネッセ等を経てリクルートにて2015年より現職。東京工業大学リーダーシップ教育院、ANA、熊本県八代市等のアドバイザーを兼務。テクノロジー/AI、五感を使った教育、アントレ教育の領域を中心に国内外問わず幅広く活動。著書に『教育AIが変える21世紀の学び』(共訳、北大路出版、2020年)、『レア力で生きる 「競争のない世界」を楽しむための学びの習慣』(KADOKAWA、2019年)など。

<メッセージ>

東洋経済オンラインでテクノロジーと教育の連載を開始したのが2014年。この10年間、テクノロジーは指数関数的に発展してきました。AIは一部の人が利用するものから多くの人が利用するものへと変貌し、今や教育領域にも導入されています。一方で、プライバシーなどAIを活用する上での課題は多く、GUGAでの取り組みを通じてすべての人が安全に効果的に活用できるよう微力ながら支援させていただければと考えています。

理事 日笠 真木哉

<経歴>

ベリーベスト法律事務所 弁護士。司法修習終了後、14年間近く、検事として、各地検において刑事事件の捜査・公判に携わる。そのうち、東京地検特別捜査部に3年間、広島地検などの特別刑事部に3年間、それぞれ在籍し、主に財政経済事件の捜査を担当。その後、金融庁証券取引等監視委員会への出向を経て、2022年より現職。

<メッセージ>

生成AIの活用・普及が社会に急速かつ大きな変化をもたらす一方で、その活用方法に関する規制などの法整備が追いついていない現状の下、私は、検事出身の弁護士として、生成AIの活用・普及を巡る法的問題を中心に解決すべく、GUGAに参画しました。社会の人々が生成AIの技術を享受し、便利で安心できる世の中を実現するために、私の経験や知識を役立てたいと思います。

顧問 森部 好樹

<経歴>

1972年東京大学経済学部卒、日本興業銀行入行。97年興銀証券取締役。その後ビックカメラ取締役へ転進し、2001年「安売りメガネ屋」として人気を博した株式会社オンデーズを設立。その後みずほ銀行の広告代理店共同広告社社長を経て、2013年にベンチャー企業と大企業の架け橋となるロッキングホース社を立ち上げ、23年現在120社を超えるベンチャー支援業を展開。

<メッセージ>

AIの普及とグローバル化の進展に伴い、今後ビジネスマンにとって基礎的なスキルの可視化は必要不可欠になると予測され、その重要性は増しています。一方、AIの普及はセキュリティ侵害の脅威をもたらす恐れがあり、AIの不適切な利用や悪用は、個人情報の漏洩やビジネスのトラブルにつながりかねません。その上で今回の資格発行は、企業が従業員に対して適切な評価を提示し、人材のスキルを把握する手段の一つとなり、個々のスキルや経験を評価するジョブ型雇用の普及や無駄なコストの削減に寄与するだけでなく、AIの健全な利用を推進すると私は考えます。GUGAの今後の取り組みが、日本の競争力と創造性の向上に寄与することを期待しております。

協議員 國本 知里

<経歴>

早稲⽥⼤学⼤学院卒業後、外資ITのSAPにてHR SaaS エンタープライズ営業、外資ITベンチャーにてアジア領域の事業開発等を経験。その後、AIスタートアップのシナモンにてAI領域の事業開発に従事。その後、1 社創業しAIスタートアップ複数社の事業開発支援・DXスタートアップ向けのハイクラスエージェントを⽴ち上げ等。2022年10⽉にCynthialyを創業し、企業向け生成AIリスキリング研修事業やクリエイター向けの生成AIスクール事業を展開。3,500名以上登録イベント「Generative AI Business Day」等を主催し、生成AIのビジネス活用を広げている。

<メッセージ>

AI活用・社会実装を約5年推進・発信してきましたが、近年の生成AIの進化で誰もがAIという武器を手にして、自己の才能・可能性を広げられる世界に近づいてきていると日々感じています。今後どのようにAIと向き合っていくべきか、どのように活用していくべきかなどの答えがないなか、生成AI活用人材の育成に貢献できるようなお手伝いをぜひ行いたいと考えています。

協議員 林 駿甫

<経歴>

プロンプトアーティスト。Ambitious Al Co-Founder。アマゾンジャパンを経て現職。2020年からノーコード開発に注目し、オンライン学習プラットフォーム「Udemy」にてノーコードについて教えている。共著に『基礎から学ぶノーコード開発』(C&R研究所)。最近は自身のnote (シュンスケ式「Prompt Design」) やTwitterなどで、プロンプトについての情報発信を精力的に行っている。

<メッセージ>

私自身、プロンプトアーティスト/AIの普及によって、人々が個性的なパーソナリティを発揮できる未来をつくることを使命としています。AIはデータ分析や予測、アイデアの提案など、私たちの業務や創造的な活動をサポートしてくれる存在です。AIの力を最大限に引き出すことは、人間の可能性を開くことにつながります。AIと人間の橋渡し役として取り組んできた知見を活かし、GUGAとともに素晴らしい未来を築くサポートができればと思います。

■ 参画者さまのウェイティング登録について

GUGAでは、生成AI活用の社会実装を目的にスキルの習得・可視化を推進するための活動に参画いただける企業さま・個人さまの募集を予定しています。コミュニティ内での意見交換や研修の受講、資金調達など、目的別の会員制度をご用意いたします。下記のフォームよりウェイティング登録していただいた方から優先的にご案内させていただきます。

ウェイティング登録フォームURL:https://share.hsforms.com/1gP5qDYdNQmmmTOReoJth8gnpgfo

【生成AI活用普及協会(GUGA)について】

GUGAは、生成AI活用を社会に実装していくために、スキルの習得・可視化を推進する一般社団法人です。認定試験の実施や資格の発行といった活動を通じて、生成AI活用が企業活動における普遍的なスキルとして定着することを目指しています。官公庁・団体・企業・有識者の皆さまとともに歩みを進め、一つひとつの活動をスピーディーかつ正確に実行し、当スキルの社会への実装を推進いたします。

■ 協会概要

名称 :一般社団法人生成AI活用普及協会

設立日:2023年5月10日

所在地:東京都千代田区神田岩本町1-5

代表者:理事長 井畑 敏

URL :https://guga.or.jp/

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