協会は、東日本大震災をきっかけに宮城県石巻市で活動をはじめた非営利団体です。寄付で募った延べ750台以上の車を活用した被災地支援等の社会貢献活動を行っていまいりました。自然災害がある度に被災地では多くの車が被災し、車不足に陥ることがあります。それらを解消するため、協会では車の寄付を募り、集まった車を被災地で無償貸出する支援を行っています。これまで被災地で2,500件を超える車の無償貸出支援を行ってきました。
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クラウドファンディング実施の背景、狙い
2021年に協会は2つの自然災害に対応し、約1,900万円の経費がかかりました。2022年はに4つの災害に対応した他、災害の備えのためのネットワークづくり、拠点づくりの調整などを行い、約5,000万円と2倍以上の活動経費が掛かりました。2023年も既に大規模な災害が複数発生し、協会では各地で支援活動を開始しています。そして、これからも災害が発生する可能性は高く、支援のニーズが増えることにともない、活動経費も増加していくであろうと想定しています。
今回実施するのは、協会が実施する寄付車の無償貸出支援活動(モビリティ・レジリエンス)をテーマにしたクラウドファンディングです。本クラウドファンディングを通じて、支援活動の財源を確保することはもとより、災害で車を失うことの影響の大きさ、それに対する支援についての認知度を向上や支援のネットワークを拡大させることを目指します。
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クラウドファンディング概要
タイトル:「災害リスクが高まる今、被災時に車を無償で借りられる仕組みを全国へ」
実施期間:6月28日(水)~9月26日(火) 90日間
目標金額:300万円
集まった寄付金の用途:
・貸出し(寄付車)の車検やメンテナンス費
・自動車保険や自動車税
・被災地へ車を運ぶ運搬費用や現地までの旅費、ガソリン代
・寄付車を災害まで待機させておく場所代や貸出し拠点の賃料
・現場での対応や事業を推進するスタッフの人件費、宿泊費
※平時はモビリティ・レジリエンスの普及啓発を実施
・使用プラットフォーム:READYFOR
クラウドファンディングの詳細は以下からご覧いただけます。
https://readyfor.jp/projects/japan-csa2023
クラウドファンディングページQRコード
クラウドファンディング動画
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現在取り組んでいる被災地支援
令和5年5月能登半島地震(石川)
災害ガレキの片付けのニーズが高く、珠洲市社会福祉協議会様に軽トラック2台を貸し出し、現地の復旧作業がスムーズに進むよう協力しています。
令和5年6月台風2号(愛知県、茨城県、静岡県)
車両の水没被害が多く発生した愛知県豊橋市、茨城県取手市、静岡富士市に拠点を設置し、車の無償貸出対応を実施しています。6/27時点で、約270件の貸出要請が協会のもとに届いており、少しでも早く車を届けられるよう、今も全力で車の調達、運搬調整を行っています。
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日本カーシェアリング協会について
2011年4月、東日本大震災後の宮城県石巻市で設立された非営利団体。自動車の寄付を募り、仮設住宅の住民で車を共同利用するカーシェアリングを開始。今までに延べ750台超の車の寄付が集まっており、その車を活用した被災地での無償貸出支援の他、コミュニティ・カーシェアリングの普及促進や災害時の生活困窮者やNPOへの車の貸出支援などを行っている。
団体名:一般社団法人日本カーシェアリング協会
代表者:代表理事 吉澤武彦
本部住所:宮城県石巻市駅前北通り1丁目5‐23
電話:0225-22-1453
メール:info@japan-csa.org
FAX:0225-24-8601
地域支部
九州支部:佐賀県武雄市東川登町大字永野6766-1
栃木支部:栃木県栃木市吹上町1300-3 2F
静岡支部:静岡県富士市岩淵751-1
設立:2011年4月 (法人化は2011年7月)
HP:https://www.japan-csa.org/