JAF山口支部(一般社団法人日本自動車連盟山口支部 支部長 小川秀夫)は、下関市からの委託契約による幼稚園・保育園、小学生対象の交通安全教室を2023年4月より開始し、現在までに約70回の「交通安全教室」を実施しました。
下関市の「交通安全教室」は、下関市民の交通安全意識の高揚、交通事故防止、交通安全の推進を目的としており、受託したJAF山口支部は下関市内の幼稚園児・保育園児、小学生対象に、「道の歩き方」「飛び出しの危
険性」「雨の日の注意」「自転車」などのテーマに沿った講習および実技演習を約1時間~1時間半実施します。
交通安全教室では子どもたちが理解しやすいように、映画や紙芝居なども利用して、テーマをしぼり、大切なことを楽しく印象的に伝えるようにしています。
JAFは、企業・団体・高校生を対象に交通安全やエコドライブを中心に、講師を派遣して講習会を実施してきました。依頼先の講習目的やどんなことを危惧しているかなど細かく聞き取り、それぞれに合わせた内容で講習を実施しています。
また、幼稚園児・保育園児や保護者を対象に、音楽演奏(演劇・紙芝居等含む)などを通じて交通安全啓発活動を行い、子どもたちの交通事故の防止に役立ててもらうために、ボランティアグループを主体にした「JAF交通安全ドレミぐるーぷ」の活動もしています。
今回の下関市からの委託事業は、JAFの交通安全活動に新たな取り組みの可能性をもたらすものとなりました。
「小さな命を守りたい」「事故に遭ってほしくない」と交通安全を強く願う担当職員は、子どもたちが理解しやすい交通安全教室になるよう、事前の練習や打ち合わせ、教室後のアンケートからの意見取り入れなど、日々教室の進化に取り組んでいます。
今後とも、JAF山口支部は下関市の交通安全教室や高校生や企業などを対象の講習会に取り組み、交通安全啓発活動を続けて参ります。