LIMEX Sheetは紙と比較し、製造時に必要とされる水資源を約97%削減することができ、原料に木材パルプを使用しないため、天然資源の保全に貢献できます。また、LIMEX Sheetを製造するTBM第一工場の白石工場(宮城県白石市)と第二工場の多賀城工場(宮城県多賀城市)は、実質「100%再生可能エネルギー」「CO2排出係数ゼロ」の電力を使用しています。
このたび、アイドルグループのサステナビリティ活動として新しい取り組みを検討する中で、LIMEX Sheetの環境性能に加えて、大切に保存できる高い耐久性や、手切れが起きにくい安全性などの機能面が評価され、採用に至りました。また写真集だけでなく、発売特典のミニカードにもLIMEX Sheetが使用される予定です。さらに本写真集の印刷工程で排出するヤレ(試し刷りや断裁で切り落とした部分など商品にならない印刷物)を廃棄・焼却処理のループに回さずに回収を行い、マテリアルリサイクルを進めていきます。
今後もTBMは、持続可能な社会実現への貢献を目指し、環境配慮素材LIMEXを使用した印刷物の普及を図り、耐水性や耐久性等の顧客ニーズに対応した用途拡大に取り組みます。
■ LIMEX Sheetの特長
・ 水や森林資源の使用量削減
原料に木材パルプを一切使用せず、紙と比較して製造時に必要とされる水使用量を約97%減と大幅に削減できるため、天然資源の保全に貢献できます。
・ 優れた耐久性と耐水性
紙と比較し、耐久性と耐水性に優れています。また、紙の場合に起こりやすい断面に露出した繊維による手切れや指切れが、LIMEX Sheetは生じにくいといった機能性も兼ね備えています。
・上質な質感と鮮明な印刷
LIMEX Sheetは、高級感のあるマットで上質な質感が特長です。色の再現性にも優れているため、写真集やカタログなどにも適しています。
LIMEX Sheetについて詳細はこちら:https://tb-m.com/products/products-sheet/
■ LIMEX(ライメックス)とは
LIMEXは、炭酸カルシウムなどの無機物を50%以上(重量比)含む、無機フィラー分散系の複合素材です※。主原料が石灰石であるため、プラスチックや紙の代替製品を製造する際に使用する石油や水や森林資源など、資源の保全に貢献することができます。その環境性能については、製品の原材料調達から生産、流通、使用、廃棄に至るまでの製品のライフサイクルにおける環境影響を科学的に分析するライフサイクルアセスメント(LCA)という手法を用いて算定し、素材開発に活用しています。すでに10,000以上(事業所数含む)の企業や自治体等にて採用されており、世界40カ国以上で特許を取得、COPやG20などの国際会議で紹介される他、日本の優れた技術として、UNIDO(国際連合工業開発機関)のサステナブル技術普及プラットフォーム「STePP」 に登録されています。
※一般社団法人日本規格協会が発行するJSA規格では「無機成分を主成分とする無機・有機複合マテリアル(JSA-S1008)」と定義されています。
■ 株式会社TBM
代表者 :山﨑 敦義
所在地 :東京都千代田区有楽町1-2-2 15F
設立年 :2011年8月
資本金 :234億2,993万円(資本準備金含む)
事業内容 :環境配慮型の素材開発及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等
URL :https://tb-m.com/
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2013年 経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択
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2014年 国内特許を取得し、現在、日中米欧を含む40カ国以上で登録。その他100件以上の特許出願を実施
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2015年 宮城県白石市に第一プラントを建設(LIMEX生産容量:6,000トン/年)
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2015年 経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(製造業等立地支援事業)」に採択
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2016年 米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞
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2018年 COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加
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2019年 軽井沢で開催された「G20イノベーション展」に出展。G20大阪サミット2019の会場での運営品
としてLIMEX製品が採用
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2019年 中国・河南省、モンゴルでのLIMEX事業化に向けた基本合意を締結
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2020年 使用済みプラスチック等の再生材料を50%以上含む素材「CirculeX(サーキュレックス)」を発表
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2020年 BtoC 向けの EC 事業「ZAIMA(ザイマ)」を開始
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2020年 宮城県多賀城市に第二プラントを建設(LIMEX生産容量:23,000トン/年)
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2021年 韓国財閥のSKグループと135億円の資本業務提携を合意
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2021年 自社製造拠点で使用する全電力を実質100%再生可能エネルギーへ転換
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2022年 資源循環コーディネートサービス「MaaR(マール)」を開始
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2022年 科学的根拠に基づく目標(SBT)認定を取得
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2022年 Amazonが設立した「The Climate Pledge」に署名
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2022年 温室効果ガス排出量を可視化するサービス「ScopeX(スコープエックス)」を開始
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2022年 神奈川県横須賀市にLIMEXとプラスチックを自動選別・再生するリサイクル工場を建設(処理能力:40,000トン/年)
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2022年 CDPの「気候変動」と「水セキュリティ」に関する調査で「B」認定を獲得
*本リリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本リリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。