スポGOMI(SPOGOMI)は「スポーツ×ごみ拾い」の略で、3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツです。
2023年度に初開催となるスポGOMIの世界大会「スポGOMI ワールドカップ 2023」は、スポGOMIの国際的な普及を促進するとともに、国や世代を問わず海洋ごみの削減活動に参加いただく機会を日本から創出し、海洋ごみ削減の世界的ムーブメントにつなげていくことを目的として、日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施するものです。
<参考>
■スポGOMIとは https://www.spogomi.or.jp/
■「スポGOMI ワールドカップ」全体概要
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イベント概要
・日程 2023年6月17日(土)
・開催場所 岐阜市清水緑地(JR岐阜駅南)
・参加人数 1チーム3名×22チーム=66人
・協力団体
企画・支援・総括:日本財団
大会運営:(一社)海と日本プロジェクト岐阜、(一社)ソーシャルスポーツイニシアチブ
協力:(株)ファーストリテイリング
後援:岐阜市
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優勝は「岐阜高校硬式野球部6」!拾ったごみの総量は2.63kg!
小学生から60代まで、全22チーム66人が参加した「岐阜 STAGE」。家族・友人・企業・高校生チームなど様々なチームが出場しました。優勝したのは、「岐阜高校硬式野球部6」チーム。高得点のたばこの吸い殻をはじめ、不燃ごみなどで戦略的にポイントを積み上げました。
岐阜県立岐阜高校は、県内屈指の進学校で、同校硬式野球部は、国内の高校野球部で最も古いと言われ、春夏6回の甲子園出場を誇る伝統校です。学校創立150周年となる今年、69年ぶりの夏・甲子園出場へかける思いは強く、学業と部活動を両立させながら、昨秋、今春と2季連続で県4強の成績を収めてきました。夏大会の主力メンバーは練習試合に臨むなか、残る1・2年生の選手やマネージャー、コーチの計30人・10チームで「岐阜 STAGE」に出場しました。「岐阜高校硬式野球部6」は、ごみ総量2.63kg/946.3ポイントを獲得し、準優勝チームに479.5ポイント差をつけて優勝しました。今夏の高校野球選手権へ弾みとなる、スポGOMIでの岐阜県代表切符を手にしました。校訓である「百折不撓・自彊不息」を胸に、2023年10月に東京で行われる予定のスポGOMI ワールドカップ 2023 日本 STAGEに挑みます。
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岐阜 STAGEで集められたごみの総量は24.302kg
大会の会場となった岐阜市の清水緑地は、JR岐阜駅前で自然に触れあうことができる市民の憩いの場となっています。普段から地域の人が清掃活動を行うなど、比較的きれいな公園のため、目につきやすい場所にごみは少なく、どのチームも序盤は苦戦しましたが、垣根や草むらなど、見えづらい場所にごみが潜んでいることに気づき、後半は、草をかき分け、立ち入れる範囲内で積極的にごみを探す姿が印象的でした。
梅雨の晴れ間、真夏を思わせる暑さの中、スポGOMIというスポーツで汗を流すことで、世代を超えて海洋ごみ削減への意欲や一体感が高まりました。
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優勝チームコメント
学校創立150周年の年に優勝できてとても嬉しいです。
作戦どおり、ポイントが高いたばこの吸い殻を重点的に拾った結果、高得点がとれたと思います。
日本 STAGEでも、たくさんごみを拾って海洋ごみ問題に貢献し、優勝目指して頑張ります。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:ゴミ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらゴミを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までゴミを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすい街づくりに貢献し、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に付与することを目的としております。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
■日本財団について
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、
幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として推進しています。