令和5年6月20日(火曜日)、高槻市消防本部の消防訓練センターで、消防救助技術近畿地区指導会の出場を控えた隊員3チーム13人が出場種目を披露する訓練総見が実施されました。高槻市は、昨年度開催された同指導会で好成績を収め、近畿地区代表として全国大会にも出場しており、今年も期待が膨らみます。
披露されたのは「ロープブリッジ救出」と「引揚救助」の2種目です。「ロープブリッジ救出」は、被災した建物に、隣の建物等からロープを伝って進入し、要救助者をけん引して被災場所から脱出することを想定した訓練です。また、「引揚救助」は、地下やマンホールに転落した要救助者をロープで引き揚げて救助することを想定した訓練です。同指導会では、それぞれのタイムを競います。
隊員は本番さながらの緊迫感で救助訓練を行い、近畿地区指導会出場に向けて「高槻市の消防が全国トップレベルであることを証明します」と決意を述べました。
高槻市消防本部は、過去50回開催された全国消防救助技術大会に17回出場した実績があり、昨年度は、「引揚救助」において近畿地区代表として全国大会に出場。全国から出場した21チーム中5番目のタイムという好成績を収めました。
なお、消防救助技術近畿地区指導会は、令和5年7月22日(土曜日)に、大阪市消防局高度専門教育訓練センター(東大阪市三島2丁目5-43)で行われます。