TBWA HAKUHODOと専門家の有志が制作!これからの出水期・関東大震災から100年を前に「防災アクションガイド」第12弾公開

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TBWA HAKUHODO(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:今井明彦)とFUKKO DESIGN(本社:東京都渋谷区、代表理事:河瀬大作)は、新しい防災のスタイルとしてSNSなどを使った共助にフォーカスした『SNSでつながる 防災アクションガイドー災害時の助け合い』を発表しました。どなたでも無料でダウンロードして活用していただくことができます。

TBWA HAKUHODOとFUKKO DESIGNは、身の回りで起こりうる様々な災害リスクによる被害を減らすため、自分でもできる災害対策をわかりやすくまとめた「防災アクションガイド」シリーズを2020年から制作しています。これまでに「大雨・台風」「天気の急変」「冬の荒天」「地震・津波」、「火山・降灰」などの自然災害への備えに加え、「在宅避難」「生活再建」「女性向け」など、ニーズに合わせて様々な切り口でガイドを制作・公開してきました。

シリーズの第12弾となる今回は、SNSなどを使った新しい防災のスタイルとして「つながる共助」をテーマに制作しました。これから迎える出水期に起こりやすい大雨をはじめ自然災害が多発する現在、災害発生時には自助、公助に続き、身の回りで助け合う「共助」が必要と言われています。しかし、近隣関係が希薄化する中では、住んでいる地域を中心とした共助には限界があります。そのような中で、SNSや様々なITサービスなどを通じて、住んでいる地域に限定されない様々な人たちとコミュニケーションでつながって助け合うケースが増えています。そこで、SNSなど様々なコミュニケーションツールを使って助け合う新しい防災のスタイルを「つながる共助」と表現し、備えやいざという時に身を守ることにつながるアクションをまとめました。

「つなる共助」のアクションは、自然災害だけでなく、火災で被災された場合など身に危険が迫った様々な場面で実際に活用されたものを参考にしました。災害時に起こりがちの、モノやお金の調達や復旧作業のための人手募集など、いざ何かあった時に助け合うための行動を紹介しています。

なお、本ガイドは内閣府が取りまとめた「令和5年版防災白書」にも掲載されております。政府や自治体、民間企業をはじめとするさまざまな組織とも連携しながら、「つながる共助」を推進していきます。

今回からシリーズの名称を『コロナ禍でもすぐできる!防災アクションガイド­』から『SNSでつながる 防災アクションガイド­』に変更いたします。新型コロナウィルス感染症が蔓延した2020年4月に、コロナ禍での災害対策を発信していきたいと考え、有志のメンバーでプロジェクトがスタートしました。今年5月より新型コロナウイルス感染症が5類に移行しコロナ禍での災害対策は一旦区切りをつけますが、防災は社会における大きな課題であることは変わりません。関東大震災からも100年を迎える中、SNSなどを使った新しい防災を提案することで、引き続きクリエイティビティの力で防災・減災への取り組みを呼びかけていきます。ご家庭や地域の新たな防災のスタイルを考えるツールとしてぜひご活用ください。

『SNSでつながる 防災アクションガイド­ー災害時の助け合い』

 URL: https://www.tbwahakuhodo.co.jp/uploads/2023/05/bousai_actionguide_kyojo.pdf

  • <災害時の助け合い> 詳細

「災害時にはみんなで助け合おう」

SNSを使った新しい防災のあり方「つながる共助」と、SNSなどの使い方を説明しています。

「仲間とつながって支え合おう」

仲間とのつながり方や、モノを支援する/される時の方法を紹介しています。

「復旧作業とお金の助け合い」

復旧作業の仕方や、お金の支援をする/される方法を解説しています。

「困っている人とつながろう」

 困っている人のマークや、障害に対応する施設のマークなどをまとめています。

【プロジェクトリーダー TBWA HAKUHODO 兼 FUKKO DESIGN 木村充慶 コメント】

本ガイドの制作期間は約7ヶ月と、今までで最長となりました。これまで、SNS向けに発信する災害対策集として「防災アクションガイド」を作ってきましたが、その中でSNSなど新しいサービスを活用する必要性を強く感じました。その思いをメンバーとともに話し合いながら、長い時間をかけてまとめました。自然災害だけでなく、火災被害など様々なケースで実際に被災された方が活用できた方法を参考にし、実践的な内容にしました。いざ被災すると、なかなか新しいことはしづらいかもしれませんが、SNSなど新しいサービスを使うからこそ、よりよい支援を受けられる可能性があります。被災した経験がある方も、ない方もぜひ一度見てみてください。多くの方に利用されることを願っています。

プロジェクトメンバー

プロジェクトリーダー:木村充慶(TBWA HAKUHODO/一般社団法人 FUKKO DESIGN)

アートディレクター:伊藤裕平(TBWA HAKUHODO)

デザイナー:神之田裕貴 (TBWA HAKUHODO)

コピーライター:德岡淳司(TBWA HAKUHODO)

専門家:佐々木晶二(元内閣防災官房審議官)、明城哲也(NPO法人全国災害ボランティアネットワーク<以下、JVOAD>事務局長)など

TBWA HAKUHODO(TBWA博報堂)について 
2006年に博報堂、TBWAワールドワイドのジョイントベンチャーとして設立された総合広告会社です。博報堂のフィロソフィーである「生活者発想」「パートナー主義」とTBWAがグローバル市場で駆使してきた「DISRUPTION®︎」メソッドを中心とした独自のノウハウを融合。質の高いソリューションを創造し、クライアントのビジネスの成長に貢献します。「DISRUPTION®︎」は既成概念に縛られず、常識を壊し、新しいヴィジョンを見いだすTBWA HAKUHODOの哲学です。マーケティングに限らず、ビジネスにおけるすべての局面でディスラプションという新しい視点を武器に事業やブランドを進化させるアイデアを生み出します。https://www.tbwahakuhodo.co.jp

FUKKO DESIGNについて

一般社団法人FUKKO DESIGNは、「⺠間ビジネスの力を結集して新たな”復興”をつくる」を活動テーマに、平時のときから行政、⺠間企業、メディアとのネットワークを構築し、有事の時にすぐにサポートする体制をつくるほか、有事の際の被災地に関する情報発信の支援、復興タイミングにおける地域の魅力発信、企業のマッチングサポート支援などをトータルにデザインしていく団体として活動していきます。https://fukko-design.jp/

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