『スポGOMI ワールドカップ 2023 愛媛 STAGE』開催 高校生チームの「宇和島東D」が優勝!拾ったごみの量は14.3kg ~日本代表を決定する全日本大会へ~

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日本財団(東京都港区、会長 笹川 陽平)が企画・支援し、一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ(東京都港区、代表理事 馬見塚 健一)が開催運営する「SPOGOMI WORLD CUP 2023」の日本国内予選大会「スポGOMI ワールドカップ 2023 愛媛 STAGE」が2023年6月10日(土)、松山市梅津寺海岸において開催されました。計35チーム105人が参加し、愛媛県代表に輝いたのは高校生チーム「宇和島東D」。本チームは、2023年10月に東京都内での開催を予定している、全国47都道府県の予選大会を勝ち抜いたチームが出場する全日本大会「スポGOMI ワールドカップ 2023 日本 STAGE」に進出。2023年11月に日本で開催予定で、日本を含め世界21カ国の代表が集う「スポGOMI ワールドカップ 2023」への出場を目指します。

スポGOMI(SPOGOMI)は「スポーツ×ごみ拾い」の略で、3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツです。

2023年度に初開催となるスポGOMIの世界大会「スポGOMI  ワールドカップ 2023」は、スポGOMIの国際的な普及を促進するとともに、国や世代を問わず海洋ごみの削減活動に参加いただく機会を日本から創出し、海洋ごみ削減の世界的ムーブメントにつなげていくことを目的として、日本財団「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施するものです。

<参考>

■スポGOMIとは https://www.spogomi.or.jp/

■「スポGOMI  ワールドカップ」全体概要

※上記表に記載されている世界各国予選の開催国は、予定として2023年2月に発表したものです。国は変更となる場合があります。※上記表に記載されている世界各国予選の開催国は、予定として2023年2月に発表したものです。国は変更となる場合があります。

  • イベント概要

・日程   2023年6月10日(土)

・開催場所 松山市梅津寺海岸

・参加人数 1チーム3名×35チーム=105人

・協力団体 

 企画・支援・統括:日本財団

 大会運営:(一社)海と日本プロジェクトinえひめ、(一社)ソーシャルスポーツイニシアチブ

 協力:(株)ファーストリテイリング

  • 優勝は「宇和島東D」チーム!拾ったごみの総量は圧巻の14.3kg!

全35チームが参加した愛媛 STAGE。家族・友達・企業・高校生チームなど、様々なチームが参加しました。ポイントの高いペットボトルに狙いを定めるチームや、ごみの集まった場所を効率よく攻めるチームなど、それぞれが作戦を練り、優勝目指して1時間ごみ拾いを行いました。結果、「宇和島東D」チームは、ごみ総量14.3kg/2291.0ポイントを獲得し、準優勝チームに1075.4ポイント差をつけて優勝しました。2023年10月に東京で行われる予定のスポGOMI ワールドカップ 2023 日本 STAGEでも好成績が期待されます。

  • 愛媛 STAGEで集められたごみの総量は147kg

今回の大会は、5歳~65歳までの様々な年齢層の方が参加しました。子どもたちも真剣そのもので「自分たちで愛媛の海をきれいにするんだ」という強い意思を感じました。会場の梅津寺海岸は、一見きれいな海岸ですが、草の茂みにたくさんのごみが集まっているところがあり、ペットボトルや弁当のプラスチック容器、飲料の缶、また牡蠣の養殖用パイプなどのごみもたくさん見られました。海岸に落ちているごみは、海洋ごみになる前に拾うことができる最後のチャンスです。愛媛の海を守りたいという思いで、105人が一生懸命ごみを拾い、この大会を通して、海洋ごみ問題についてさらに深く考えるきっかけになったという参加者も増えたようです。

  • 優勝チームコメント

まさか優勝できると思っていなかったのでびっくりしています。

日本 STAGEでは日本代表を目指してさらに頑張りたいです!

<団体概要>

団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ

URL:https://www.spogomi.or.jp/

活動内容:ゴミ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらゴミを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までゴミを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすい街づくりに貢献し、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に付与することを目的としております。

CHANGE FOR THE BLUE

国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

CHANGE FOR THE BLUE | 海ごみゼロを目指して
企業や地方自治体などと連携し、この数十年で増え続けている海洋ごみ対策のための様々なモデルを作り、国内外へ発信していく取り組みです。

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