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サービス提供の背景
当社は、2021年より、テレビ通販からWEBに遷移する際の入り口として映像素材に「QRコード※」を設置し、放送枠データと受注を紐づける「QRトラッキング」サービスを導入・支援しております。
その検証により、通常、テレビ通販番組では獲得につながりにくいとされてきた30~50代の新規顧客の獲得にも効果があることが判明しています。
QRコード経由の購入は、今後更に増加していくことが予想されます。そのため、QRコード→WEB受注の導線の最適化を行うことがテレビ通販の売上を最大化することに繋がると考え、今回サービスの提供に至りました。
※「QRコード」は、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
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「TV×チャットフォーム」サービスとは?
チャットフォームとは、WEBサイトの中に埋め込まれ、自動的に会話を行うプログラムのことを指し、WEB上でのユーザーの問い合わせや要望に応じて、予めシナリオ化された内容を自動で回答したり、サポートしたりする機能を持ちます。当サービスでは、その特徴を活かしつつ、テレビインフォマーシャルに特化した「UXデザインの採用」および、「WEB誘導後の導線設計」まで支援することで、購入率向上や新規顧客獲得の支援を行います。
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トライステージが提供するテレビインフォマーシャル領域のチャットフォームと導線改善3つの特徴
① テレビ通販番組視聴者に対して、「WEB誘導後の導線設計」を提案し、離脱を最小限に抑える。
テレビ通販番組の視聴者に対して番組内でQRコードを表示し、視聴者がご自身のスマートフォンを使い、WEBページに遷移します。この行動を選択した視聴者は、「購入意向が非常に高いユーザー」であることが推測されます。そのため、そのユーザーの体験をふまえた、「シナリオの設計」や「UXデザイン設計」といったWEB誘導後の導線改善が非常に重要であり、その「導線設計のご提案」を含めて支援することで、ユーザーの離脱が最小化され購入件数の最大化が期待できます。
② チャットフォームの活用で、コールセンターでは取得が難しかった「クレジットカード情報」や「メールアドレス」情報の取得が容易となり、「F2転換率」が向上。さらに、一般的な購入フォームと比較しても「定期引き上げ率」の向上も期待できる。
コンタクトセンター(コールセンター)では通常、取得が難しかったクレジットカードやメールアドレスの取得が容易となるため、自動定期購入や買い忘れなどが起きづらく、またCRMとしてのメールマガジンの発信や顧客ひとりひとりに応じたメッセージ送信も可能となります。
そのため、wevnal社の事例によると、コンタクトセンター経由と比較すると、チャットフォームを活用することで、F2転換率が10%程度高くなる傾向にあります。
また、定期引き上げ率も、通常購入フォームより、チャットフォーム決済の方が、10%ほど高くなる結果も出ております。(wevnal社調べ)
③ WEB受注を活用することで「新規顧客の若返りも期待」 30~50代の獲得も。
某企業での実績では、WEB経由(QRコードおよびLP活用)では、WEB経由のUXを活用した施策と、フリーダイヤルのみを利用したテレビ通販では、購入者の属性(年齢層)が変わりました。このように、売上を単純に上乗せすることが期待できます。
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今後の予定
すでに当社顧客の一部にはご提案・ご導入が決定しており、2023年夏以降に実績ベースの事例をもとに、さらなるシナリオプランニングの強化や、データ取り込みを通じて、ダイレクトマーケティング支援の強化を行います。
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株式会社wevnalとは
消費者および企業の LTV 最大化をブランド体験(Brand Experience)の向上を通じて実現するBXプラットフォーム「BOTCHAN」の開発と提供するテクノロジーカンパニー。 消費者とのタッチポイントとなるそれぞれのファネルで一貫したブランドサクセス支援を行うことで、快適なブランド体験を提供し、企業のブランド体験の価値向上を支援。
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【株式会社トライステージ 会社概要】
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所在地: 東京都港区海岸1-2-20汐留ビルディング21階
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代表者: 倉田 育尚
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設立: 2006年3月3日
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事業内容: テレビ通販をはじめとするダイレクトマーケティング事業を総合的に支援。
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業界トップシェアの通販メディア枠の扱いに加え、映像制作、コンタクトセンター、データ分析等、ダイレクトマーケティング事業に必要な機能をトータルで提供。