早生(わせ)桃の産地、川西市南部の加茂地区で、市特産早生桃の収穫が始まった。加茂地区で最も多く栽培されている「日川白鳳(ひかわはくほう)」の収穫は、来週には最盛期を迎え、市内や近隣のスーパー、伊丹市のスマイル阪神などで販売される。
加茂地区で早生桃を栽培している農家の大田雅之さん(おおた まさゆき)は、約2,000平方メートルの桃畑(加茂3)で、早生品種の「日川白鳳(ひかわはくほう)」や「はなよめ」などの桃の木を約100本を栽培している。
今年の「早生桃」の収穫時期は例年よりやや遅く、収穫後はJA兵庫六甲や直売所などに出荷される。今年も例年同様の美味しくて美しい桃が育っているという。
生産者の大田さんは「今年は雨が多く、日照時間が短かかったため、少し心配していましたが、味も含め、順調に育っていると思います。このおいしい桃を多くの人に味わっていただきたい」などと話していた。
また、6月21日(水)には川西市農業振興研究会が主催で「桃の即売会」を開催。午前10時からアステ川西ぴぃぷぅ広場で販売。当日の午前8時から整理券を配布。なお、1人当たりの購入箱数の上限は、当日の入荷個数により決定(即売会は桃が無くなり次第終了)。