このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
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イベント概要
いわきFCホームゲームで「海ごみゼロDAY」を開催。
いわきFCのアカデミー生やサポーターと清掃活動を行い、ブースを設け選手のサイン入りグッズなどが当たるチャリティ抽選会、「海べこ」の絵付け体験、アクアマリンふくしまペーパークラフト「サメかぶと」のワークショップを行いました。チャリティでは浄財として94,300円が集まり、後日、福島県環境保全基金に寄附される予定です。
・日程 2023年6月3日(土)10時~15時30分
・開催場所 21世紀の森公園いわきグリーンフィールド
・参加人数 109名
・協力団体 いわきFC、ANA、昭和産業
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テーマ①「拾う!」当日の会場周辺での清掃活動・ごみ拾いSNSピリカを使った清掃活動
小雨の降る中、いわきFCアカデミーの子どもたちとサポーターが、会場周辺のごみ拾いを行いました。今回は、5/27~6/3までごみ拾いアプリ「ピリカ」にて清掃活動も行っており、当日会場に来られないサポーターをはじめ、福島県内だけではなく東京など県外での参加者や、当日も自宅周辺のごみ拾いをした方もいました。ごみの総数はごみ袋で9,602個、およそ600ℓとなり、試合のハーフタイム中に発表されました。また、いわきFCのビジネスパートナーでもある昭和産業から、バイオマスを使用したごみ袋「大地のMino-Re:(みのり)」が提供され、企業と連携して活動を行いました。
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テーマ②「捨てない!」人気マンガ「クローズ」×「WORST」コラボ看板でポイ捨てにNO!
湯本駅からいわきグリーンフィールドまでの約2.6kmの区間に、会津坂下町出身の漫画家・髙橋ヒロシ先生の作品「クローズ」×「WORST」とコラボレーションしたポイ捨て抑止啓発看板を設置しました。
フォトスポットになり、撮影した写真をSNSにアップするサポーターも。
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テーマ③「減らす!」スタジアムグルメも食べ残しゼロにしよう!
スタジアムに出展しているキッチンカーや引力店のブースに、いわきFCの選手をデザインにした「食べ残しゼロ!」のPOPを掲載。ごみを「減らす」という意識付けの啓蒙活動になりました。
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その他、海洋ごみを考えるきっかけに! チャリティ抽選会・ワークショップの開催
スタジアムの外にブースを設け、1回500円で選手のサイン入りグッズやアクアマリングッズなどが当たるチャリティ抽選会を実施しました。海洋ごみの影響や海洋ごみに関する問題パネルを設置し、スタジアム来場者が海洋ごみを考えるきっかけとなりました。その他、親子で参加する海ベこの絵付け体験やアクアマリンふくしまのペーパークラフト「サメかぶと」のワークショップを行いました。
浄財として集まった94,300円は、後日、福島県環境保全基金に寄附される予定です。
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参加した子ども・保護者からの声
当日の清掃活動参加者にアンケートをとったところ、こういった清掃活動に「初めて参加した」という方の全員が「海洋ごみへの意識が変わった」と回答。参加理由は「いわきFCの応援のため」という回答が多い事から、無関心層との接点となり海洋ごみに関心を持つきっかけ作りになりました。また、「ごみ拾いは楽しかった!」「もうポイ捨ては絶対にしない!」という子どもたちの声や、「普段からごみを落とさないようにしているが、大切な会場を綺麗にするために参加した」とのサポーターの声がありました。
<団体概要>
団体名称:(一社)ふくしま海と緑のプロジェクト
URL:https://fukushima-umigomizero.com/
活動内容:海洋ごみ問題の啓発・削減を目的とした取り組み
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。