(左)JEPLAN 代表取締役 執行役員社長:髙尾 正樹 (中央)墨田区 区長:山本 亨氏
(右)アサヒ飲料 代表取締役社長:米女 太一氏
今回の連携協定は、墨田区が回収した全てのPETボトルをペットリファインテクノロジーにてケミカルリサイクルによりPET樹脂に再生し、アサヒ飲料のPET商品に再利用することを目指すものです。ペットリファインテクノロジーでは、独自のケミカルリサイクル技術「BRING Technology™」を用いて石油由来のPET樹脂と同等品質の原料に再生することで、ペットボトルの資源循環を実現し限りある資源の再利用と新たな石油資源の使用削減、CO₂排出削減につなげます。
本取り組みは2024年4月から開始し、1年間で約1,200tのPETボトルが再利用される見込みであり、ペットボトルの資源化率を高めるとともに、区民への環境教育や啓発活動等の連携も進めることでケミカルリサイクル技術を用いて繰り返しリサイクル可能なペットボトルの再生を実施していきます。
今後もJEPLANグループでは「あらゆるものを循環させる」というビジョンの実現に向けて、引き続き国内外のパートナーとの連携を進め、グループ一丸となりサーキュラーエコノミーを牽引していくことに努めてまいります。
■東京都墨田区(https://www.city.sumida.lg.jp/)
区長:山本 亨
■アサヒ飲料株式会社(https://www.asahiinryo.co.jp)
代表取締役社長:米女 太一
設立:1982年3月
事業内容:各種飲料水の製造、販売、自動販売機のオペレート、その他関連業務
■株式会社JEPLAN(https://www.jeplan.co.jp)
代表取締役 執行役員社長:髙尾 正樹
設立:2007年1月
主な事業内容:PETケミカルリサイクル技術関連事業(対象:PETボトル・ポリエステル)など
「あらゆるものを循環させる」をビジョンに掲げ、広くサプライチェーンに携わりながら、独自のPETケミカルリサイクル技術「BRING Technology™」を用いたものづくり、事業開発や技術ライセンスの展開を推進することで、限りある資源の循環を実現し、CO₂の排出量削減に寄与しています。
独自のケミカルリサイクル技術と資源循環の仕組みづくりにより、不要な衣類を回収し「服から服をつくる」サーキュラーエコノミーを社会に実装するブランド「BRING」の運営や、自治体や企業との連携によりペットボトルを何度でも繰り返しリサイクルを実現する資源循環の事業に取り組んでいます。
資源循環を社会に実装するため、PETケミカルリサイクルの商用プラントを北九州響灘と川崎(グループ会社:ペットリファインテクノロジー株式会社)の2拠点で運営しています。
■JEPLANグループが推進するボトルtoボトルのリサイクルに係る取り組み
JEPLANは、日本全国のさまざまな地域と連携してボトルtoボトルのリサイクルに係る取り組みを推進しています。役割を終えたモノがゴミにならず、価値ある資源として循環する社会を目指すため現在23の自治体とともにボトルtoボトルのリサイクルに取り組んでいます。
「BRING BOTTLE SPOT」(https://bringbottlespot.jp/)
■ペットリファインテクノロジー株式会社(https://www.prt.jp)
代表取締役: 伊賀 大悟
設立: 2008年10月
事業内容: ケミカルリサイクル技術「BRING Technology™」を用いた使用済みペットボトルのリサイクル樹脂の製造・販売