日本テトラパック ミネラルウォーター紙容器 G7広島サミットで採用、さらに使用済み紙容器の回収~リサイクルまでを支援

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食品の加工処理機器および紙容器の充填包装システムの大手サプライヤーである日本テトラパック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:アレハンドロ・カバル、以下、日本テトラパック)は、このたび5月19日から21日に開催されたG7広島サミットの会議会場および関連施設内において、日本テトラパック社製の紙容器入りミネラルウォーターが採用されたことを発表しました。さらに、コアレックス信栄株式会社(本社:静岡県富士市、代表取締役社長:黒﨑暁、以下、コアレックス信栄)他と協業し、使用済み紙容器の分別、回収からリサイクルまでを一貫して行う資源循環を実現し、G7広島サミットにおける気候変動対策への取り組みを多面的に支援しました。

G7広島サミットの各会場のテーブルウォーターとして採用され、各国首脳を招いたワーキングランチ・ワーキングディナーのほか、各国と日本との首脳会議などの場で使用されたのが、富士ミネラルウォーター株式会社が開発した「富士ミネラルウォーター330ml紙パック」です。同社の製品は、永年、日本で開催される主要国首脳会議(サミット)にて、テーブルウォ-ターとして採用されてきましたが、日本テトラパックの紙容器入り330ml紙パックが採用されたのは今回が初めてです。 (*1)

出典:日本国外務省出典:日本国外務省

出典:日本国外務省出典:日本国外務省

G7広島サミットのテーブルウォーターとして採用された富士ミネラルウォーター330ml紙パック (『テトラ・プリズマ®アセプティック 330ml スクエア ドリームキャップ™ 26』紙容器入り) 富士ミネラル株式会社G7広島サミットのテーブルウォーターとして採用された富士ミネラルウォーター330ml紙パック (『テトラ・プリズマ®アセプティック 330ml スクエア ドリームキャップ™ 26』紙容器入り) 富士ミネラル株式会社

日本テトラパックにおいては、サミット会場となったホテル、パートナーズプログラム、国際メディアセンターへ紙容器入りミネラルウォーターを提供しました。さらに、再生紙メーカーのコアレックス信栄と協業し、国際メディアセンター内にミネラルウォーター紙容器専用の回収ボックスを設置することで、施設内で発生した使用済み紙容器を分別回収するルートを設けました。回収された紙容器は、コアレックス信栄にてトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの資源としてリサイクルされます。

今回、G7サミットで提供されたミネラルウォーターは、『テトラ・プリズマ®アセプティック 330ml スクエア ドリームキャップ™ 26』入りの製品です。この紙容器にはFSC®(森林管理協議会)(*2)認証マークが掲載されています。また一部の製品には、植物(サトウキビ)由来のポリエチレン製のキャップが採用されており、植物由来の素材を使用することで、再生可能資源の使用率63%、二酸化炭素排出量の7%削減を実現しています。

日本テトラパックが提供したミネラルウォーター類製品 (『テトラ・プリズマ®アセプティック 330ml スクエア ドリームキャップ™ 26』紙容器入り) 左から:サクラ食品工業株式会社、株式会社ハバリーズ、三井農林株式会社(50音順)日本テトラパックが提供したミネラルウォーター類製品 (『テトラ・プリズマ®アセプティック 330ml スクエア ドリームキャップ™ 26』紙容器入り) 左から:サクラ食品工業株式会社、株式会社ハバリーズ、三井農林株式会社(50音順)

 

国際メディアセンターで提供されたテトラパックの紙容器入りミネラルウォーター類製品国際メディアセンターで提供されたテトラパックの紙容器入りミネラルウォーター類製品

ミネラルウォーター入り紙容器専用の回収ボックス(左から2番目)ミネラルウォーター入り紙容器専用の回収ボックス(左から2番目)

日本テトラパックの 大森 悠子サステナビリティディレクターは、次のように述べています。
「従来より持続可能な社会の実現に向けた様々な取り組みを進めているテトラパックは、気候危機対応のさらなる強化を企図した今回のG7サミットにおいて、サステナビリティのアイコンとして紙容器入りミネラルウォーター類製品および回収・リサイクルサービスをご提案し、採用の運びとなりました。低炭素・循環型経済を実現させるためには環境優位な紙容器の開発にとどまらず、このような紙容器の回収・リサイクルを社会全体で取り組んでいくことが必要不可欠です。日本テトラパックは、今後も政府や自治体との連携を深め、再生紙メーカーや回収業者など関係各所との協業を通して、全ての紙容器が捨てられることなく確実にリサイクルされることを目指し、バリューチェーン全体で取り組んでまいります。」

世界で最も持続可能な食品用紙容器の提供を目標とするテトラパックは、安全性や衛生性を確保しつつ、低炭素・循環型経済を実現できる容器開発やリサイクルを促進します。テトラパック・グループ全体として脱炭素化を推進することで気候変動への影響を低減し、2030年までに自社事業で排出される温室効果ガスのネットゼロ、2050年までにはバリューチェーン全体でネットゼロを目指してまいります。

(*1) 富士ミネラルウォーター株式会社お知らせ参照。(https://www.fujimineral.jp/news/2023/05/25/2023_g7_oshirase.html
(*2) 環境保全に配慮し、地域社会の利益に叶い、経済的に持続可能な森林管理を促進する非政府・非営利の独立組織で、国連の持続可能な開発目標(SDGs)においても最も信頼度の高い森林認証制度としてその有効性を認められています。SDGsは17のゴールが設定されていますが、FSC®はその内14のゴール達成に貢献します。

※本プレスリリースにおいて、全部・一部を問わず、画像の無断転載を禁じます。

テトラパックについて
テトラパックは、食品加工処理と紙容器充填包装システムの世界的なリーディング・カンパニーです。世界160カ国以上のお客様のニーズを満たすため、安全かつ革新的で、環境に配慮した製品を提供しています。世界に約25,000名の従業員を擁し、業界での責任あるリーダーシップを果たすべく、持続的な事業経営に努めています。  「大切なものを包んでいます(PROTECTS WHAT’S GOOD)™」というモットーは、「私たちは、いつでもどこでも安全な食品を入手できることを約束します」というテトラパックのビジョンを反映しています。更に詳しい情報につきましては、下記をご覧ください。 
ウェブサイト:https://www.tetrapak.com/ja-jp

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