多様性を許容するテレコム学際研究など、情報通信に関する研究論文・著作等を募集

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公益財団法人電気通信普及財団(所在地:東京都港区、理事長:武内信博)では1984年より、情報通信に関する優れた研究論文・著作等を表彰し、その功績を顕彰しています。また、同分野の大学の学部生もしくは大学院生(修士課程、博士課程)が在学中に行った情報通信関する優れた研究論文等も表彰しております。

このたび電気通信普及財団賞事務局では2023年6月1日より、「2023年度第39回電気通信普及財団賞」にむけた研究論文・著作の受付を開始しました。

2021年度に創設されたテレコム学際研究賞およびテレコム学際研究学生賞は、人文学・社会科学と技術の両分野にまたがる、または両分野に応募しづらい中間領域のテーマ等、多様性を許容する受賞部門です。応募を期待する詳しい研究テーマ例やキーワード例は、応募要項の別紙をご覧ください。
みなさまからのご応募お待ちしております。

なお学生賞は学生個人の功績を鑑み、授与されるものです。審査に当たっては、応募論文の質を第一優先に考えますが、付加的要素として論文に対する学生の貢献度と学会発表などの実績などが考慮されます。

2023年度第39回電気通信普及財団賞募集要項
 

【応募の対象】
 <表彰部門及び応募対象となる研究論文・著作>
 (1)テレコム人文学・社会科学賞

 情報社会の進展や情報化が人間や社会に与える影響など、情報通信と法律、経済、社会、文化等との関係等について、人文学・社会科学的な観点から研究したもので、原則2022年1月1日以降に出版された著作、学術誌に掲載、又は国際会議などで発表された研究論文等を対象とします。
 
 (2)テレコムシステム技術賞
 情報社会の進展に貢献する情報通信技術の開発、応用等について技術的、工学的観点から研究したもので、原則2018年1月1日以降に学術誌に掲載、又は国際会議などで発表された研究論文、出版された著作等、及び原則2013年1月1日以降に採択された情報通信に関する国際標準のもととなった研究論文または寄与文書を対象とします。

 
 (3)テレコム学際研究賞
 情報通信に関する人文学・社会科学分野と技術分野の両分野にわたる研究を行ったもので、原則2022年1月1日以降に出版された著作、学術誌に掲載、又は国際会議などで発表された研究論文、及び原則2013年1月1日以降に採択された情報通信に関する国際標準のもととなった研究論文または寄与文書、ならびに研究内容の詳細を理解できる国内・国際会議、学会誌等で発表されたプレゼンテーション資料(サービス、起業、特許、標準など社会実装実績の記載及び関連記事などを含む)を対象とします。
※ テレコム学際研究賞は人文学・社会科学と技術の両分野にまたがる、または両分野に応募しづらい中間領域のテーマ等、多様性を許容する受賞部門です。(応募要項PDF版の別添「電気通信普及財団賞 テレコム学際研究とは」参照)
 
 (4)テレコム人文学・社会科学賞生賞
 大学の学部若しくは大学院(修士課程又は博士課程)に在学中に、情報通信の普及、発展、振興について人文学・社会科学の観点から実施した研究をとりまとめた論文をもとに、受賞者を決定します。

 (5)テレコムシステム技術学生賞
 大学の学部若しくは大学院(修士課程又は博士課程)に在学中に、情報通信の普及、発展、振興について技術的、工学的観点から実施した研究をとりまとめた論文をもとに、受賞者を決定します。
 
 (6)テレコム学際研究賞学生賞 下の※参照
 大学の学部若しくは大学院(修士課程又は博士課程)に在学中に、情報通信に関する人文学・社会科学分野と技術分野の両分野にわたる研究を実施してとりまとめた論文ならびに研究内容の詳細を理解できる国内・国際会議、学会誌等で発表されたプレゼンテーション資料(サービス、起業、特許、標準など社会実装実績の記載及び関連記事などを含む)をもとに、受賞者を決定します。

※ テレコム学際研究学生賞は人文学・社会科学と技術の両分野にまたがる、または両分野に応募しづらい中間領域のテーマ等、多様性を許容する受賞部門です。(応募要項PDF版の別添「電気通信普及財団賞 テレコム学際研究とは」参照)

 <応募の対象者>
 (1)テレコム人文学・社会科学賞
 (2)テレコムシステム技術賞
 (3)テレコム学際研究賞

 研究論文・著作等の著者の方(著者及び共著者の方)

若手研究者の方の研究活動に着目するようにしています。
 
 (4)テレコム社会科学学生賞
 (5)テレコムシステム技術学生賞
 (6)テレコム学際研究賞学生賞

 応募時において在学中か、卒業・修了後1年未満であること。
 

かつ、大学の学部若しくは大学院(修士課程又は博士課程)に在学中に研究内容をとりまとめ、学会などに論文を投稿した方。

投稿時に在学中であった論文が対象であり、卒業・修了後に投稿した論文は対象外です。

 
 【表彰金及び件数】
 (1)テレコム人文学・社会科学賞
 (2)テレコムシステム技術賞
 (3)テレコム学際研究賞
 それぞれについて、
 入賞5件以内(賞金各100万円)
 奨励賞数件程度(賞金各50万円)
 きわめて優れた著作・論文等に対する特別賞(1件につき200万円)を授与します。
 
 (4)テレコム社会科学学生賞
 (5)テレコムシステム技術学生賞
 (6)テレコム学際研究賞学生賞
 それぞれについて、
 入賞10件以内(賞金各50万円)
 奨励賞5件程度(賞金各30万円)
 きわめて優れた著作・論文等に対しする学生賞最優秀賞(1件につき80万円以上)を授与します。
 
 【募集期間】
 応募エントリーは、2023年6月1日~2023年9月30日 午後5時まで

書類の郵送は、2023年9月30日(消印有効)
※締切後すぐ審査が開始されますので、ゆとりを持って応募専用フォームからのエントリーを済ませて、応募書類一式をご郵送ください。
 
 【応募方法】
 応募用紙やその他の必要書類のダウンロード、応募手順の確認、応募用紙記入時の注意事項、応募先等は電気通信普及財団賞のホームページをご覧ください。(URLは以下のとおり)
 
 (推薦書の提出について)
 テレコム人文学・社会科学賞、テレコムシステム技術賞、テレコム学際研究賞において推薦書は「任意」ですが、著者以外からの推薦書とします。(第38回より変更)
 技術学生及び学際学生は、先生等の推薦が「必須」で、学生の貢献度などの証明となります(推薦書の様式あり)。

社会学生は、単著の場合において「任意」、学生以外の共著者がいる場合は「必須」です(推薦書の様式あり)。
 
 

◎電気通信普及財団賞(トップ)

電気通信普及財団賞(公益財団法人電気通信普及財団)

◎応募手順について(応募要項、応募用紙ダウンロード、必要書類一覧、応募手順等)
https://www.taf.or.jp/award/2023-39th-application.html

 
 ◎推薦書の押印省略について

https://www.taf.or.jp/news/20200428.html
 
 (テレコムシステム技術賞、テレコム学際研究賞、テレコムシステム技術賞(同学生賞)に応募される方は必要書類を郵送するほか、電気通信普及財団の電子申請システムにてマイページを取得し、必要書類を全てPDFファイルで提出していただきます。)こちらの登録期日も、2023年9月30日となります。
 
 【選考結果】
 2024年3月に受賞者の方に通知し、当財団のホームページ等に掲載します。
 
 【その他】

  •  受賞者には、当財団のホームページ等への掲載のための情報提供や、当財団主催のイベント等における受賞著作論文に関するプレゼンテーションなどのご協力をいただきます。

  • 応募に関し記載された個人情報については、法令及び当財団の内部規程に従い、適切に取り扱います。

  • 受賞者の氏名、研究論文、著作等の名称、賞金額について一般に公開します。また、これらの受賞に関する情報を公益財団法人助成団体センターに提供します。

  • 応募書類及び研究論文、著作等は返却しません。

  • 応募に際しては、応募時及び論文投稿時の著作者の所属、役職、学年を応募申込書の所定欄に記載していただきます。

 【お問い合わせ】
 電気通信普及財団賞事務局(土日祝は休業)

お問い合わせフォーム:https://www.icr.co.jp/taf/contact.html 

電話:03-3663-8024(受付時間:平日10:00~17:00)
 
 ※電気通信普及財団賞の事務局運営に係わる業務は、公益財団法人電気通信普及財団が株式会社情報通信総合研究 所に委託しております。

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