■調査結果
【AI認知度】
フルタイム有職者におけるAI(人工知能)の認知率は93%、年代が上がるほど認知率は高まる。理解率(人に説明できる+それなりに知っている)は26%であり、若い世代ほど理解率は高い。<図1>
AI認知者に、生成AIの認知状況を確認した。認知率は82%であり、年代による大きな差はない。理解率(人に説明できる+内容をそれなりに知っている)は19%であり、20~30代の理解率は他年代より高い2割半ばであった。<図2>
【AIによる職業代替】
生成AI認知者に、31職業を提示しAIにとってかわられる/とってかわられない職業を聴取し、とってかわられる/とってかわられない職業の差分の高い職業をピックアップした。”とってかわられると思う職業”の上位は「財務・会計・経理」「一般小売店の定員」が2割台、次いで「データサイエンティスト」「運転手」「システム・サイト保守運用」であった。一方、”とってかわられないと思う職業”では、「農業・漁師」「医者・看護師・歯科衛生士」で2割台、次いで「介護士」とエッセンシャルワーカーが多くあがった。<図3>
【生成AIサービスの認知・利用状況】
生成AI認知者の中で、会社で生成AIが導入される可能性のあるホワイトカラーに限って、サービスごとの利用状況を確認した。メディアでも話題になっている「ChatGPT」の認知率は78%、利用経験は39%と他サービスに比べ突出して高い。次いで「Bing AI」「Bard」と続く。<図4>
「ChatGPT」の認知・利用の構成を確認したところ、「現在主に利用している」は27%であり、2022年11月公開から半年あまりで3割近くになっていた。<図5>
■レポート項目一覧
□ 属性設問
(性年代/未既婚/子ども有無/職業/職種/仕事で最も時間を使う作業/テレワーク頻度/業種/勤務企業規模/個人年収/IT関連スキル)
□ 調査結果サマリー
▼調査結果 スクリーニング調査
□ AI全般の認知・理解状況
□ AI各サービスの一般浸透度(利用経験×認知度のマッピング)
□ AI各サービスの認知/利用経験
□ AIについて思っていること・感じていること
□ 生成AI全般の認知・理解状況
□ 「AIによって取って代わられる職業」・「取って代わられない職業」ランキング
□ AIによる職業代替可能性の有無×共存可能性のマッピング
□ AIによって取って代わられると思う職業
□ AIによって一部は取って代わられるが、完全には取って代わられないと思う職業
□ AIによって取って代わられないと思う職業
□ 人間とAIが共存することになると思う職業
▼調査結果 本調査
□ 「生成AI」各サービスの浸透度
□ ChatGPT/Bing AI/Bardの認知・利用構成
□ 生成AI各サービス認知/理解/利用経験/最頻利用
◆レポートのダウンロードはこちらから
https://www.cross-m.co.jp/report/it/20230530AI/
■調査概要
調査手法 :インターネットリサーチ
調査地域 :全国47都道府県
調査対象 :20~69歳の男女
スクリーニング調査 フルタイム有職者
本調査 ホワイトカラー・生成AI認知者
調査期間 :2023年5月12日(金)~5月15日(月)
有効回答数:スクリーニング調査 7,532サンプル
本調査 1,345サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
■会社概要
会社名 : 株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
所在地 : 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
設 立 : 2003年4月1日
代表者 : 代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
事業内容: マーケティングリサーチ事業、マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
◆本件に関する報道関係からのお問い合わせ先◆
広報担当 : マーケティング部 TEL : 03-6859-1192 FAX : 03-6859-2275
E-mail : pr-cm@cross-m.co.jp
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<例> 「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」