アイリッシュ グラスフェッドラムを紹介するウェブサイトを新たに開設

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アイルランド政府食糧庁 Bord Bia(ボード・ビア) は、アイリッシュ グラスフェッドラムの特長を紹介するウェブサイトを本日 2023 年 5 月 15 日(月) より公開しました。本ウェブサイトでは、アイリッシュ グラスフェッドラムの種類や特長のほか、高い栄養素の由縁となる牧草の種類や、政府が推進するサステナビリティプログラムについて紹介しています。

アイリッシュ グラスフェッドラム公式ウェブサイト https://irishfood.jp/lamb

 アイリッシュ グラスフェッドラムは、豊かな自然の中、良質な牧草を食べて育ち、その柔らかい肉質や、ナッツにも似たコクと旨みが世界中のレストランシェフから賞賛されています。約 35,000 軒の羊農場で、平均約 100 頭余りの雌羊が飼育され、そのうちの 99%が家族経営です。羊たちは年間のほとんどをのびのびとした放牧環境で大切に育てられています。さらに、永続的な畜産を目指し、国が世界に先駆けてサステナビリティプログラムを制定し、安全性やサステナビリティの面において、全面的に支援・管理を行っています。

 アイルランド産食肉の昨年総輸出額は、約 5 千 600 億円。このうち牛肉が 3 千 500 億円、羊肉が 668 億円を占めます。2021 年より日本でも本格的に輸入を開始以降、昨年には日本輸出額前年比 3.4 倍と大きな成長を遂げ、 食品への生産背景に関心が高まる今、日本でも注目を集める食肉です。

 Bord Bia(ボード・ビア) ジャパン・マネージャーのジョー・ムーア氏は次のように述べます。「アイリッシュ グラスフェッドビーフに加え、ラムも輸入開始以降、徐々 に日本に入荷し始めており、レストランなどでも採用されるようになっています。品質には大変自信を持っており、日本市場にマッチした製品として更なる供給増加を目指し、さらに力を入れていきたいと考えています。」

<アイリッシュ グラスフェッドラムの主な特徴>

●アイルランドの豊かな牧草で育ったヘルシーな羊肉
●抗生物質、ホルモン剤不使用で安心・安全
●プロも認める柔らかで美味しい赤身肉
●栄養豊富
オメガ 3 脂肪酸:血管をサラサラにし、コレステロール値を低下させ、アンチエイジング効果もある

鉄分:貧血になりやすい女性やストレスで鉄分不足になりやすい方、アスリートにおすすめ
ビタミン・ミネラル: 抗酸化作用のあるビタミンE や人間に不可欠なミネラルが豊富
タンパク質:不足すると免疫力の低下、むくみ、筋肉減少、鬱、肝機能低下などを引き起こす原因になる

<サステナビリティ>

食品の持続可能性の実現および保全に対するアイルランドの取り組みは、すでに世界中に知られています。国家的食品サステナビリティプログラム「オリジン・グリーン」を通じて、第三者による測定・監査を実施することで、世界最高水準の食の安全性と持続可能性の向上に取り組み、食品の長期安定供給を保証しています。

<安全性とトレーサビリティ>

アイルランドは、持続可能な牛肉・ラム肉保証(SBLAS)制度を通じて、アイルランドの肉牛農場を対象に、動物の健康・福祉、食品安全、土地の管理、バイオセキュリティ、など様々な面で安全な畜産の要件を定めています。その達成状況を各農場レベルで、記録・モニタリングすることで、継続的改善を図っています。また、近年、電子識別(EID)が導入されたことにより、消費者にとってより信頼性の高いトレーサビリティシステムが実現しました。

アイルランド政府食糧庁(Bord Bia: ボード・ビア)について

ボード・ビアは、アイルランドの食品・飲料・園芸の分野において国内外での販売促進を担う政府機関です。生産者の成長と持続可能性に寄与することを目指しています。日本では主に、牛肉、羊肉、豚肉、乳製品、水産物、ウィスキーなどの輸出製品があり、そのビジネス支援をしています。

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