リゾートトラストグループ介護付有料老人ホームにおけるホスピスケアサービス開始に関するお知らせ

リゾートトラストグループの株式会社ハイメディック（以下、ハイメディック）は、シニアライフ事業において、ホスピスケアのサービスを開始することとなりましたので、お知らせします。

リゾートトラストグループでは、会員制リゾートホテル運営で培ったノウハウを生かし、シニア向け住宅（介護付有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅）を23施設運営しています。メディカル事業とのシナジーを生かし、医療支援や食事など、お一人おひとりに寄り添ったサービスを提供しております。
ハイメディックは、2023年5月1日、東京都より訪問看護ステーションの指定を受けたこと、合わせてホスピスケアサービスの提供に向けて準備を開始したことをお知らせします。ホスピスケアサービスは、7月1日に同社が運営する介護付有料老人ホーム「トラストガーデン桜新町」内に設置した6室にて開始し、順次室数の拡大ならびに他施設へと展開していく予定です。

超高齢社会である日本においては、拡大する医療ニーズに対して医療機関や医療従事者の不足が社会課題となっています。特に、末期の悪性腫瘍や脳血管疾患など常に医療支援が必要なご高齢者でも、積極的な治療を行わない場合は病院での療養が難しいケースもあり、在宅ケアを余儀なくされることも少なくありません。24時間急変に気を付けながらのケアによるご家族の身体的・経済的な負担や不安は計り知れないものです。

ハイメディックでは、このようなご高齢者とそのご家族に、ホスピタリティを追求した老人ホームの特性を生かした、「病院のような安心感とご自宅のような心地よさ」を提供してまいります。これにより、多様な医療ニーズにお応えすることによるさらなるサービス向上を図るとともに、空間稼働率の向上など収益面への寄与も見込んでおります。

＜ホスピスケアサービスの特長＞

・きめ細やかなケアを提供
1.5：1相当の手厚い人員体制※で、看護・介護スタッフが24時間365日常駐。お一人おひとりにきめ細やかなケアを提供いたします。
※訪問看護ステーションの看護スタッフを含む
対応可能な疾病の例：
末期の悪性腫瘍、脳血管疾患、気管切開、在宅酸素、ストーマ

・安心の医療支援
電話だけでなく、緊急時には連携医療機関の医師が往診可能。土日や夜間も対応いたします。
・慢性期・終末期ケアのための充実した設備
完全個室に介護用電動ベッドやナースコール、を予防するエアマット、吸引器、ベッドサイドモニターなどを設置。機械浴槽2種類も配備しています。

・大切なご家族の時間をサポート
ご家族専用ルームに宿泊も可能。24時間お好きな時間に面会になれます。

メディカル事業・シニアライフ事業では、リゾートトラストグループの「ご一緒します、いい人生」というブランド・アイデンティティのもと、「人生100年時代の健康長寿（ウェルビーイング）への貢献」をスローガンに掲げております。ホスピスケアサービスを通じて、すべての方が自分らしく、より豊かで幸せな時間（とき）を創造するお手伝いをしてまいります。

ホスピスケアサービスの概要

(1) 開始予定日
2023年7月１日

(2) 提供場所
介護付有料老人ホーム　トラストガーデン桜新町内 (https://www.trustgarden.jp/sakurashinmachi/)
東京都世田谷区弦巻2－11－1
（※トラストガーデン杉並宮前、トラストガーデン四条烏丸、順次拡大予定）

トラストガーデン桜新町　外観