タバコと比較するとニコチンが入っていない為、価格設定が安価となっているこの商品はノンアルコールビールの様なポジショニングで「第三のタバコ」と比喩され全国のコンビニ、ドラッグストア、ディスカウントストア等で新しいカテゴリーを確立し、高い売上を誇っている。
そんなさなか今回の事件は起きた。
ニコチン0、ニコチンフリーやニコチンレスを謳う加熱式ニコチンレスタバコから、ニコチンが検出された。ニコチンが検出されたのは、公式サイトで有名タレントがCMをしたことで人気が出た「NFREE」という中国製の銘柄である。
原材料のお茶の葉にはニコチンが含まれていない為、フレーバー等にニコチンを含有させていないのであれば、原材料の成分からニコチンが検出される可能性は低い。普通に考えて、このカテゴリーの商品からニコチンが検出されることはありえないといっても過言ではない。
しかしながら、「NFREE」「ccobato」の各フレーバーから、現にニコチンが、国が認める第三者機関の検査にて検出された。
原因はまだ特定できてはいない。これが意図的な添加なのか、何らかの形で混入したものなのかは不明である。
この問題について、当社としては、「加熱式ニコチンレスタバコ」というカテゴリーへの信頼を脅かす深刻な問題であり、「NFREE」「ccobato」をはじめとしたニコチンを含む他社加熱式ニコチンレス(と称する)タバコについては、訴訟提起に留まらず、消費者の手に届かないよう、積極的に行動していく所存である。
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設立: 1996年9月
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