農林水産省は、タイの植物検疫当局との間で、タイ向け日本産かんきつ類の検疫条件に関する協議を重ねてきました。その結果、この度これまでタイ側より求められていたかんきつ類の病気に対する検疫条件が緩和されました。
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概要
日本産かんきつ類生果実のタイへの輸出については、病気(Sweet Orange Scab(SOS))に対する防カビ処理及びワックス処理が条件となっていました。
このことについて、産地から選果場の負担が大きいため緩和してほしい旨の要望があったことから、農林水産省では「農林水産物及び食品の輸出促進に関する実行計画」に基づき、2018年(平成30年)からタイの植物検疫当局との間で代替措置に関する協議を重ねてきました。
この結果、防カビ処理及びワックス処理を生産園地での適正防除、植物防疫官による栽培地検査及び選果こん包施設での目視検査により代替しても、タイへの病気の侵入リスクが十分抑えられることが認められたことから、当該代替措置による日本産かんきつ類生果実のタイへの輸出が可能となりました。
今回追加された代替措置を含むタイ向け日本産かんきつ類生果実の輸出検疫条件の概要については、添付資料をご覧ください。
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参考
輸出を検討される方は、最寄りの植物防疫所にお問い合わせください。
植物防疫所ホームページ
https://www.maff.go.jp/pps/j/guidance/outline/index.html
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添付資料
タイ向け日本産かんきつ類生果実の輸出検疫条件の概要
https://prtimes.jp/a/?f=d52804-97-a3114bfc96a997bd014534bc060931a0.pdf