開所式では、Apple Base 理事長の磯 翔が開所にあたって「学童保育や学習塾など、地方では教育の選択肢が少なく、細やかなニーズに対応できない現状があります。そういった現状を変える一つのきっかけとなるような施設運営を目指して参ります」として子ども第三の居場所事業に挑戦した思いなどをご説明し、教育や子育てに関する意見交換会を行うなど施設のお披露目と共に子どもたちの未来を皆さんで考える式となりました。
この度開所する「Apple Base」は、小学生を中心とした地域の子どもたちがいつでも安心して過ごせる「子どもまんなか」の居場所です。塾や学童とは違った、目的や利用条件に制限を設けない「自由」な居場所が地域に根ずくことで、どんな子どもたちでも訪れやすく、塾や学校ではあまり学べないライフスタディなどを学び、自立する力を養う場として、子どもたち自身が考え創り上げる居場所を目指します。
今後はスタッフ2名体制(予定)で平日月~金曜日(14時~20時)と土、日曜日(12時~20時の間4時間)の毎日、運営しております。また、スタッフには作業療法士が常駐しており、子ども達目線+保護者目線から考えた、利用者の子どもたち1人1人に合った過ごし方が提案でき寄り添ったサポートが可能です。
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拠点概要
住 所:栃木県那須塩原市島方宇熊川沿451-16
主な 利 用 者:小学生~中学生(定員25名程度)
開 所 日 時:月~金曜日 14時~20時
土、日曜日 12時~20 時の間4時間
※夏季(お盆)、冬季(年末年始)の休業期間及び祝日除く
設 備:食事・交流・学習スペース、キッチン、お風呂、相談室など
ス タ ッ フ:常時2名程度(※放課後支援員、作業療法士など)
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「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に162ヶ所設置され、全国500拠点の開設を目指しています。(2023年4月末時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place