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編集長養成講座について
宣伝会議では、メディアビジネス、マネジメント、コンテンツ戦略、マーケティング戦略と、メディアにおいて成果を生み出すために必要な上位レイヤーのスキル・考え方を学ぶ「編集長養成講座」を開講します。編集方針に則ったコンテンツを作り続けることでメディアが成長していく、という状態を事前に作り出せているかが、編集長には求められます。Web、紙など関係なく、コンテンツ責任者として成果を生み出すために必要なスキル・考え方を実務家たちから学んでいきます。
【講義内容(全6回)】
1.メディアビジネスの全体像
(ビジョン・ミッション/KGI・KPIの設定、組織体制、事業戦略からの戦術設計など)
2.コンテンツ戦略①
(質の高いコンテンツづくり・読者理解のプロセス・方法など)
3.コンテンツ戦略②
(編集長の考えるコンテンツ戦略・メディアブランドの立ち上げ・編集方針の転換など)
4.マーケティング戦略<読者開発>
(ブランド戦略・コンテンツを広げるための考え方・ブランド戦略など)
5.メディアにおけるデータ分析
(データ分析のあるべき姿・レポートの出し方・主なツールにおける分析方法など)
6.成長するためのメディア戦略
(戦略と実行体制・雑誌/Webメディアによる組織の違い/戦略と実行体制など)
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開講の背景
Webの登場により企業が運営する数多くのメディアが生まれ、そのようなメディアの責任者として、「編集長」と呼ばれる存在も増えています。コンテンツの責任を担いメディアの成長をミッションとする編集長ですが、具体的に必要なスキルを学ぶ場はなかなかないことから、専門的なスキル・考え方を知る必要があります。
宣伝会議の教育講座は広告業界にとどまらず、1957年に日本初のコピーライター養成所として開講した「コピーライター養成講座」から歴史が始まり、 「編集・ライター養成講座」「オウンドメディア活用講座」「コンテンツマーケティング実践講座」「校正・校閲力養成講座」「ソーシャルメディアマーケティング講座」などマーケティング・ライテイング・コミュニケーションに携わる方に対する教育講座を多数開講しています。その知見とノウハウを活かし、メディア企業の経営者や採用・育成担当の人材ニーズを捉えた「編集長養成講座」を開発いたしました。
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講師陣プロフィール
松浦茂樹氏(MOLTS Communication Producer / BizDev Director)
ライブドアではポータルサイト統括ともにニュースサイトプロデュース、WIRED日本版ではデジタル再立ち上げ、GREEではニュース事業担当、ハフポスト日本版では創刊編集長、そしてスマートニュースでは媒体との関係性構築とともにコンテンツ編成、マーケティング企画開発など。デジタルメディアの事業開発を主体としたキャリアを積む。現職のMOLTSではメディアコミュニケーションディレクターとして、様々なクライアントの課題解決を図るコミュニケーションプランニングに従事。
星野貴彦氏(プレジデントオンライン 編集長)
1981年生まれ。2004年慶應義塾大学文学部卒業、日本放送協会(NHK)入社。記者として甲府放送局に勤務。06年プレジデント社へ。プレジデント編集部を経て、17年プレジデントオンライン副編集長。18年7月より現職。
池田紀行氏(トライバルメディアハウス 代表取締役社長)
1973年横浜生まれ。マーケティング会社、ビジネスコンサルティングファーム、マーケティングコンサルタント、クチコミマーケティング研究所所長、バイラルマーケティング専業会社代表を経て現職。大手企業のソーシャルメディアマーケティングやデジタルマーケティングを支援する。宣伝会議、JMA(日本マーケティング協会)講師。『売上の地図』『次世代共創マーケティング』など著書・共著書多数。
平山彩子氏(MERY 執行役員CCO / MERY統括編集長)
1984年大阪生まれ。株式会社リクルート・ゼクシィ統括編集長を経て、2022年7月よりMERYにジョインし、現職。ゼクシィでは紙メディアの他、TVCMやブランドマネジメントを統括。MERY入社後は、SNSを中心としたデジタルメディアに基軸を置きながら、ライフワークでもある世代研究とアナログ・デジタル両面でのコンテンツ制作経験を掛け合わせ、ユーザー応援・企業支援に従事。
金泉 俊輔氏(NewsPicks Studios 代表取締役CEO)
大学在学中から雜誌ライターとして活動、立教大学経済学部卒業後、出版社(FujisankeiCG)に入社。 取次・書店営業、女性情報誌・女性ファッション誌編集を経て、週刊誌編集へ。『週刊SPA!』編集長、ウェブ版『日刊SPA!』創刊編集長などを務める。2018年3月、株式会社ニューズピックスに移籍し、NewsPicks編集長。19年5月よりプレミアム事業担当執行役員に就任、現在に至る。
山浦直宏氏(アユダンテ データソリューション事業部 COOチーフエグゼクティブコンサルタント)
読売広告社、ファーストリテイリング、トランス・コスモスを経て2016年7月より現職。 Googleアナリティクス360を中心としたデジタルマーケティングコンサルタント。GA360のコンサル実績は40社を超える。ネット広告の黎明期より一貫して、ネット広告、デジタルマーケティング畑を歩みアクセス解析には2003年より取組み、解析・コンサルティングの実績多数。主催する「GoogleアナリティクスIQ講座」では資格取得者1000名余を育成する一方、立教大学(元非常勤講師)のほか、多摩大学、東京都市大学、青山学院大学でも教鞭を執り人材育成に
も取り組む。このほか、一般向け講座・講演、業界誌やネットメディアなどでの
執筆・寄稿多数。 シンガポール国立大学大学院(NUS ビジネススクール EMB
A)在学中。
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宣伝会議について
マーケティング・コミュニケーション(宣伝・広告、販売促進、広報・PR、クリエイティブ)に特化し、メディア・教育事業を展開。月刊『宣伝会議』の創刊は1954(昭和29)年。ほか月刊誌の『販促会議』『ブレーン』『広報会議』、書籍・年鑑の発行のほか、教育事業ではマーケティング・コミュニケーション・脱酸素に関する講座、各種教育研修・セミナーを企画・実施。年間300以上の講座を開講、全国年10万人の修了生を輩出しています。