ドラッグストア、大型チェーン店が増えネット販売も

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  • ドラッグストアとは?

一般社団法人・日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)のWebサイトに「ドラッグストア」の定義が次のように掲載されています。

ドラッグストアとは、「健康と美容に関する提案と訴求を主とし、医薬品と化粧品を中心に、日用家庭用品、文房具、フィルム等の日用雑貨、食品を取り扱う店」と日本チェーンドラッグストア協会では考えています。

英語の「Drugstore」は、アメリカでは日本と同じ意味で使われていますが、イギリスではDrugは麻薬を連想するせいか、「Fharmacy」を使うことが多いようです。

日本では1970年代にアメリカの薬局を模倣したのが始まりと言われています。90年代にチェーン展開が活発となり、薬事法の改正などに伴い異業種からの参入やインターネット販売など、多様化が進んでいます。

ナビットでは、全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「ドラッグストアについて」アンケートを実施しました。

 

《調査概要》
  調査期間:2023年4月
  サンプル数:男女1000人
  調査方法:インターネット調査

 

  • ほぼ全員がドラッグストアを利用

【調査】
質問:ドラッグストアを利用しますか?(対象:1,000名)

ドラッグストアを利用する人は98.4%、ほぼ100%に近い割合です。日常生活には欠かせない存在だということですね。

 

 

  • 「週1回程」と「月1回程」がいずれも3分の1超

【調査】
質問:どのくらいの頻度でドラッグストアで買い物をしますか?(対象:1,000名)

「週1回程」(37.9%)と「月1回程」(36.0%)の上位2つが、いずれも3分の1を超えて並んでいます。
次いで「週2~3回程」(14.0%)、「半年に1回程度」(5.5%)と続いています。

 

 

  • 3分の2近くが「ドラッグストアのポイントを利用」

【調査】
質問:ドラッグストアでポイントを利用しますか?(対象:1,000名)

回答者の3分の2近く「ドラッグストアのポイントを利用」(62.5%)しています。次いで4分の1近くが「どこでも使えるポイントを利用」(23.7%)しています。

 

 

  • 利用の際に重視するのは「価格」がトップ

【調査】
質問:ドラッグストアを利用する際に重視するところはどこですか?(対象:1,000名)(複数回答可、回答数:3237)

利用する際に重視することを複数回答可で質問したところ「価格」がトップで回答数の23.1%を占めていました。
次いで「家の近くにある」(18.1%)、「品揃え」(17.9%)と続いています。

 

 

  • よく利用するのは「ウエルシア」「マツモトキヨシ」「サンドラッグ」など

【調査】
質問:よく利用するドラッグストアはどこですか?(対象:1,000名)(フリー回答)

よく利用するドラッグストアをフリーで答えてもらったところ、「ウエルシア」「マツモトキヨシ」「サンドラッグ」など、全国規模で店舗をチェーン展開しているところが上位に名前を連ねています。

 

 

  • 成長を続けてきたドラッグストア業界

かつては一般消費者向けの薬の販売は、こじんまりとした近所の薬局が中心でしたが、今では、ドラッグストアなどの大型店が中心になり、インターネットによる販売も増えています。

経済産業省が2023年2月に発表した商業動態統計によると、2022年のドラッグストアの販売額は7兆7086億円で、前年比5.5%増店舗数は18,429で同4.6%の増加。9年前の2014年の4兆9374億円・13,069店に比べ、売り上げは56%、店舗数は41%増加しています。

同じ期間に百貨店の売り上げ(日本百貨店協会調べ)は6兆2124億円から2022年には4兆9812億円に減少。1990年代のピークには10兆円近くあったのに比べると半減しています。コロナ禍もあって消費構造がいかに急ピッチで変化したかを示しています。

ただ、ドラッグストア業界に限りませんが、成長に伴ってストア間の競争も激しくなり、これに対応するための変化も顕著です。例えば、2021年10月、大手のマツモトキヨシHD(ホールディングス)とココカラファインHDが経営統合してマツキヨココカラ&カンパニーになりました。調剤併設店舗を増やすなど量から質への動きも目立ってきています。こうした動きに合わせて消費者の行動も変化していくことが予想されます。

 

  • 「1000人アンケート」とは

「1000人アンケート」は、回答モニター付きのアンケートサービスです。回答モニターは主婦を中心とした全国63,400人のうちの1000人がアンケートにお答えします。カード決済のWebサービスですので、24時間365日稼働しており、ビジネスのスピード感を阻害しません。プリセットを使ったアシスト機能で始めての方でも簡単にアンケートが始められます。

  • 1000人アンケートの特長

1.アシスト機能を使って設問を自分で編集

2. 全国63,400人の主婦層(20代~)が最短2日で回答

3. データレポートやテキストマイニングも対応(オプション)

4. カード決済なのでいつでもアンケート実施が可能

 

  • 1000人アンケート価格表

ナビットの「1000人アンケート」是非ご利用ください!

 ★「1000人アンケート」詳細はこちら★
  https://survey.navit-research.jp/
  
  ★「1000人アンケート」お申し込みはこちら★
  https://survey.navit-research.jp/welcome/sign_up
  
  【会社概要】
  ■会社名 株式会社ナビット
  ■代表者 代表取締役 福井泰代
  ■設 立 2001年1月
  ■所在地 東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア8F
  ■TEL 03-5215-5713
  ■FAX 03-5215-5702
  ■URL https://www.navit-j.com/
  ■E-Mail webmaster@navit-j.com
  
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  <例>「株式会社ナビット(データ活用なう)が実施した調査結果によると……」
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