LONGi、2023年アースデイに「ゼロ・カーボン電力」イニシアチブを発表

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LONGi(ロンジ、本社:中国西安市)は、4月22日、第54回世界アースデイのイベント「Solar for All」において「Zero Carbon Energy for Earth(地球のためのゼロ・カーボン電力)」イニシアチブを発表しました。

イベントは、中華環境保護連合会(ACEF)と共同で西安おいて開催され、国連の機関や部門の中国支部、国内外のNGOの代表者を招き、再生可能エネルギーによるエネルギー公平性を促進する仕組みやロードマップについて議論しました。そして、LONGiは様々なステークホルダーと共同で、以下のような「Zero Carbon Energy for

Earth(地球のためのゼロ・カーボン電力)」イニシアチブを発表しました:

  1. 太陽光発電などのゼロ・カーボン電力技術に関する科学的な理解、認識、知識の強化・普及を図り、低炭素な未来に移行しつつ、ゼロ・カーボン電力利用への社会的信頼と意欲を高めていきます。

  2. 環境保護、社会開発、援助プロジェクトにおいて、ゼロ・カーボン電源を優先的に採用することで、ゼロ・カーボン電力の普及に向けた取り組みを後押しし、更には、辺境地域、特に無電化地域においてエコ・ソーシャルな発展の機会を得ることができるよう支援します。

  3. ゼロ・カーボン電力技術や新しい電力システムの開発に向けた研究・支援を強化し、技術革新によりゼロ・カーボン電力のkWh当たりのコストを削減しつつ、システム効率を向上させます。また、太陽光発電をはじめとするゼロ・カーボン電力技術が生物多様性や地域環境に与える潜在的影響を最小化するための方法を幅広く評価・検討します。加えて、生態系の回復や生物多様性の保全に貢献する再生可能エネルギーの役割を積極的に探究します。

  4. グリーンで低炭素なライフスタイルを提唱し、社会全体にゼロ・カーボン電力の利用を優先する様に、また、ゼロ・カーボン電力で製造・提供される製品やサービスを優先的に調達するように促します。

  5. 資源の回収と再利用に関する業界の意識を強化し、太陽光発電製品のリサイクルを継続的に推進します。最終的には、ゼロ・カーボン電力製品のライフサイクルにおける廃棄物の削減・無害化、リサイクル部品の使用による省資源化を達成します。

LONGiは、このイニシアチブの中で、すべての人が安価でクリーンなエネルギーを享受し、安全、安心、そして豊かな未来を共同で創造するために、グローバルなエネルギー公平性を実現するゼロ・カーボン電力の開発に向けた共同努力を呼びかけています。
LONGiの副社長である李文学は、本イニシアチブの発表において、「カーボンピークとカーボンニュートラル」という文脈の中で、太陽光発電に代表される「ゼロ・カーボン電力」がかつてないほど注目されていると語りました。気候変動への対応、GX(グリーン・トランスフォーメーション)の推進、社会的責任の遂行、エネルギーの公平性の追求、生物多様性保護の強化、持続可能な開発へのコミットメントといったグローバルな課題は、国際的なコンセンサスとなっており、そして、クリーンで美しい世界の構築に貢献するべく世界中の太陽光発電業界の実務者を常に後押ししています。

社会全体がカーボンニュートラルを達成するためには、電力部門の脱炭素化は重要な要素の一つであり、関連する研究によると、例えば中国では、エネルギー部門は2050年頃までにゼロ・カーボンを達成する必要があり、特に電力部門においては更に急務であり、2040年から2045年頃までにゼロ・カーボンにする必要があるとのことです。 
ゼロ・カーボン電力を生み出す為には、再生可能エネルギー、特に太陽光発電プロジェクトの大規模導入を促進することが最も重要であり、IRENA(国際再生可能エネルギー機関)による試算では、太陽光発電は全再生可能エネルギー源の最大50%を占める必要があるとされています。つまり、2050年の世界の太陽光発電の総設備容量が、2018年の24倍まで増やす必要があります。

「太陽光発電製品のコスト削減は、生産能力の向上と継続的な技術革新にかかっています」と、LONGiのブランドゼネラルマネージャー、タリスマン・フオは言います。長年にわたり、LONGiは数百万人民元を投資して研究開発を推進し、太陽光発電製品のLCOE(均等化発電原価)を大幅に削減してきました。そして、太陽光発電は世界の多くの国で最も安い電力源となり、一部の地域では太陽光発電のコストが1kWhあたり1.5セント(米ドル)まで下がっています。

「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」(SDGs:目標7)は、世界がより良い持続可能な未来に向けて変革するため、国連の持続可能な開発目標をすべて達成するために不可欠です。クリーンエネルギーのコストを継続的に低下させることは、地球規模でのエネルギー公平性の基礎となるものです。

LONGiは過去10年間、世界中の多くの地域でゼロ・カーボン電力のソリューションとして、地域住民、学校、診療所などへ分散型太陽光発電製品を提供してきました。これらの再生可能エネルギーソリューションは、家族がグリーン電力を電力系統に売電することで副収入を得ることも可能にしています。
また、2020年にクライメイト・グループによる「RE100」イニシアチブに参加し、2028年までにグリーン電力使用率100%を達成することを誓いました。また、「EV100」「EP100」などのイニシアチブにも参加、更に、2020年の世界環境デーに、LONGiは正式にSBTi(Science Based Targets [科学的根拠に基づく目標] initiative)にも参加しています。

LONGi(LONGi Green Energy Technology Co., Ltd.)について
2000年設立のLONGiは、世界有数の太陽光発電テクノロジー企業として、エネルギー転換のシナリオを自ら描き、顧客視点の価値創造に注力することを使命としています。「太陽エネルギーを利用してグリーンエネルギーの世界を創る」という使命と「堅実で信頼できる技術リーダーシップ」というブランド哲学のもと、LONGiは技術革新に専念し、単結晶シリコンウェハ、セル・モジュール、商業・産業用分散型太陽光発電ソリューション、グリーン電力ソリューション、水素設備という5つの事業分野を構築しています。同社はグリーン電力を提供する能力を磨き、最近ではグリーン水素の製品及びソリューションも加え世界のゼロ・カーボン化を支援しています。 
www.longi.com/en

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