現在、建設業界は人手不足や働き方が大きな課題になっており、建設DXに代表されるような生産性向上に関する開発や実用化が急務となっています。また、国土交通省が推進する「i-Construction」により、建設現場では一層のICT化が求められるようになっています。
このような課題を解決するために、今回アクティオは、「必要だ、といわれたことを、実現する力。見える景色が変わる、よろこびを。」をテーマに、現場環境の改善や業務効率の向上に貢献する最先端の商品を出展します。アクティオの技術力や提案力を象徴する機械を紹介していきます。
また、グループ会社であるワールド開発工業株式会社、エスアールエス株式会社、岐阜工業株式会社、株式会社櫻川ポンプ製作所、株式会社リンクから、多分野で活躍する商品を出展いたします。
<展示一例>
■重量物吸着搬送機械 グラスワーカー
「グラスワーカー」は、建築中の建物のガラスや建材パネルを吸盤で吸着し、そのまま窓枠や壁面にはめ込むことができる、自走式アーム型の遠隔作業用機械です。リモコン操作のため、取り付け場所のすぐ近くで操作ができ、効率よく設置が可能です。ブームの上げ下げ、伸縮、縦横左右の首振り、旋回ができるほか、吸着している部分が真横に水平移動するため、はめ込む際の微調整が可能なことが特徴です。
■「後付け衝突軽減システム」搭載コンバインドローラ <アクティオオリジナル>
「後付け衝突軽減システム」は、ローラの後方への走行時にAIカメラが人を検知し、自動でシリンダーが伸長する装置が可動、前後進レバーを中立の位置に戻し、減速・停止をする制御装置です。バック走行時の検知距離は8m(5mから減速開始)、検知幅は車体幅となっています。これまで、新車のローラに赤外線センサーやミリ波レーダーを搭載した衝突軽減システムの車両は存在しましたが、既存のローラに後付けできるものはなく、アクティオがオリジナルで開発しました。
■クラウドカメラ AKTICAM(アクティカム) <アクティオオリジナル>
「AKTICAM」は、 180度のパノラマ高画質映像の撮影が可能な、防水・防塵・耐衝撃性に優れ、様々な環境に適応する監視カメラです。VIVOTEK社製のカメラに、アクティオ独自のクラウドソフトウェアを搭載しています。本カメラで撮影した映像データをクラウド上で確認することができるだけではなく、稼働現場の状況把握など、お客様の独自管理システムとの連動も可能となり、現場内の安全性の向上や防犯力を高めます。
■CoolLaser®(クーレーザー®) ※参考出品
「CoolLaser®」は、 世界最高峰の高出力レーザーでサビや塗膜などを除去する装置です。レーザー処理のため、発生する産廃物は除去対象物に限られ、レーザーヘッド先端部に取り付けた集塵ホースから粉塵を瞬時に吸引することで、非常にクリーンな作業環境を実現します。
2024年春にレンタル開始を予定しており、現在は開発元の株式会社トヨコーとデモの共同運営をしています。
【開催概要】
展示会名:第5回 建設・測量 生産性向上展(CSPI-EXPO 2023)〜次世代を担う、最先端技術が一堂に〜
会 期:2023年5月24日(水)〜5月26日(金)10時〜17時 (最終日のみ16時まで)
会 場:幕張メッセ
主 催:建設・測量生産性向上展 実行委員会
後援(予定):デジタル庁、経済産業省、国土交通省、環境省
協 力:(公社)土木学会、(一社)全国土木施工管理技士会連合会、(一社)日本建設業連合会、(一社)全国建設業協会、(一社)全国中小建設業協会、(一社)国際建設技術協会、(一財)建設業振興基金、(一社)日本建設機械工業会、(一社)日本建設機械施工協会、(公財)日本測量調査技術協会、(公社)日本測量協会、(一社)日本測量機器工業会、(一社)全国測量設計業協会連合会、(一社)建設コンサルタンツ協会、(一社)日本橋梁建設協会、(一社)プレストレスト・コンクリート建設業協会、(一社)ドローン測量教育研究機構、(一社)日本UAS産業振興協議会
協力展示会:ハイウェイテクノフェア(公財)高速道路調査会