<なぜこのイベントを企画したのか?>
きっかけは、ボランティア活動を目的として結成される民間団体であるライオンズクラブとして、以前より子ども食堂への支援を行っている中で、フードバンクの実態を知ったことでした。
我々の地元にある『とうかつ草の根フードバンク』は、寄付で頂戴した食材を仕分けて、千葉県東葛飾地域の6市にある95の子ども食堂に食材を提供しています。ところが、ボランティアの手を借りた作業は老朽化した倉庫の狭い一角で行われているため、仕分け作業に不自由があります。
また、業務用の大きな冷蔵庫もないため、保存が難しい状況でした。そこで、寄付金を集めて業務用冷蔵庫の購入と仕分けスペースの設備費として使っていただき、食材供給の効率化に役立ちたいと考えたのです。
<どんなイベントだったのでしょうか?>
「未来を担う子ども達のために」をテーマに、子ども食堂、フードバンクを知るきっかけづくりとなる、東葛飾ライオンズクラブ5周年記念事業のイベントとして開催しました。
90年代ガールズポップを代表する歌手である久宝留理子さんによる講演、そしてとうかつ草の根フードバンク代表梅澤さんとの対談なども実施しました。参加費は無料。参加するだけで貢献ができる事業です。
155名にお申し込みをいただきましたので、「多くの人の関心が寄せられていること」が伝わるだけでも、当事者の皆様の心の支えになると考えています。
<質疑の中で多くの参加者の気付きが生まれた>
とうかつ草の根フードバンク代表梅澤さんへの質疑を通して、参加者のフードバンクと子ども食堂への理解が深まりました。中には、行ったことのない人には想像もつかない回答がありました。
<90名から318万円もの寄付を頂戴しました>
イベント参加者は155名、知ってもらえる良いきっかけになったと考えています。そして、集まった寄付金は90名から318万円。多くの皆様に賛同いただき感謝します。
このイベントによる収益はとうかつ草の根フードバンクに全額寄付されます。寄付は業務用冷蔵庫と仕分けスペースの設備費として使われ、子ども食堂への食材提供をより効率的に行うことができます。試算によると、年間1万食の供給力アップにつながることが期待できるそうです。
東葛飾ライオンズクラブ5周年記念事業チャリティイベント概要
日 時:2023年3月19日(日)10:00~11:30
場所:オンライン(ZOOM)
テーマ:未来を担う子どものために
参加費:無料(参加者1名に付き1,000円を寄付)
寄付先:とうかつ草の根フードバンク
講演:久宝留理子氏
主催:東葛飾ライオンズクラブ
運営:日本オンラインチャリティ協会
申込み人数:155名
【とうかつ草の根フードバンクについて】
とうかつ草の根フードバンクはボランティアとして、東葛地区6市(松戸・柏・野田・流山・鎌ヶ谷・我孫子)にある子ども食堂や貧困世帯に食材を届けています。千葉県には、232箇所の子ども食堂があり、そのうち約4割となる95箇所に食材を提供しています。
フードバンクとは、安全に食べられるのに包装の破損や過剰在庫、印字ミスなどの理由で、流通に出すことができない食品を企業などから寄贈していただき、必要としている施設や団体、困窮世帯に無償で提供する活動です。
【東葛飾ライオンズクラブについて】
東葛飾ライオンズクラブは、2019年2月26日に設立。千葉県東葛飾地域を中心に地域の事業者、経営者が集まり、地域社会に真に要求されていることをライオンズクラブの自由な発想や企画力で奉仕の方法や実践を研究しています。
【主な事業】
1、青少年健全育成事業(家庭内暴力・いじめ撲滅運動)
2、熊本地震復興支援(子供たちによる復興活動への協賛)
3、東葛飾愛の献血キャンペーン
4、スポンサークラブ事業への協力
このイベントを通して、子ども支援と同時により多くの方が地域貢献に関心を持って頂けることを願っています。
ライオンズクラブは社会奉仕を目的とした団体で、単なる寄付団体ではありません。
私たちの奉仕活動によって社会に投げられたひとつの石が次第に波紋をひろげ、地域社会の人々に善意の心の美しさと共感をよびおこし、その地域社会全体が愛の奉仕と友愛に生きるよう誘い水となるのが、ライオンズの目的であります。
また、事業や講演等により自己研鑽を積み、自身と経営企業の成長も図れます。
ホームページ:https://www.higashikatsushikalionsclub.com/
【シンガーソングライター『久宝留理子』氏について】
90年代ガールポップを代表するシンガー。高校在学中(1987年)にチャレンジした『CBSソニー・オーディション』でグランプリ受賞。1990年3月、デビューシングル「プラスチック・マン・ライフ」4月に同名のファーストアルバムをリリース。1993年シングル「男」がTV-CFイメージ・ソング(カメリア・ダイアモンド)に起用されこれを機に大ブレイク。50万枚を越えるヒットとなる。代表曲「早くしてよ」をはじめ「さよなら」「次の夢」(中西圭三氏との競作)などコンスタントにリリースを続け、秋の学園祭やコンサートツアーは恒例のものとなった。
また、自身の誕生日、4月21日前後に行われるワンマンライブ“久宝留理子BirthdayLive「元気です!」”シリーズ等ライブ活動を中心に舞台出演、各地でのイベント出演を行っており、日本を代表する女性シンガーとして、その歌唱力は高い評価をされている。
現在、デビュー33周年を迎え、新曲『サクラサク空の下で』をwebで公開、ファンクラブもITを活用した新たなスタイルで復活するなど、精力的に活動中。また、アルバム制作も現在進行中。歌詞や楽曲提供等も行っている。
【久宝留理子さんより当イベントへのメッセージ】
「このたびは、東葛飾ライオンズクラブさんのチャリティーイベントにお招きいただき、ありがとうございます。
子どもは、一番体も心も成長する大切な時期ですから、特に食に関してはお腹いっぱいに食べて欲しいと願っております。
私自身も2児の母親ですし、毎日の食事は朝起きてから夜眠りにつくまで常に考えております。
あらためまして、今回このイベントにオンライン講演という形で参加させていただきまして、とても光栄に思います。」
・久宝留理子 ホームページ:http://www.drops-rk.jp
・スタッフ Twitter:https://twitter.com/Kuboh_STAFF
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