<受賞テーマ>
『来る「贈与」の時代に広告会社は何をすべきか』
受賞作品:https://www.jaaa.ne.jp/ronbun52_award/ronbun52_award_08/
<本人受賞コメント>
戦争や災害のニュースが多く飛び交う現代において、「贈与」という言葉はチャリティやボランティアといった慈善活動の文脈に集約されがちではないでしょうか。しかし、贈与行為とは古来より人類がごく自然に行なってきた営みであり、決して特別なものではありません。一見、対立する概念のようにも思える「贈与」と「消費(=交換経済)」のいきいきとした融合の可能性を、これからも広告の見地から探ってまいります。本部門初の受賞ということで大変光栄に感じております。本当にありがとうございます。
高石 瑞希
大広WEDO プロデュース力Division
チームデジタルプロデュース力
2022年、㈱大広/大広WEDO入社。デジタル広告を中心にデザイン制作およびディレクション業務に携わる。※所属表記は受賞時点
【参考資料】
■第52回JAAA懸賞論文について
一般社団法人 日本広告業協会(JAAA)では毎年、会員社社員を対象に「論文」「私の言いたいこと」の懸賞募集を実施。同賞は、協会会員社内における実務に根ざした主張や提言を広告業界に反映させるという趣旨で1971年に第1回の募集が開始され、今年度で52回を迎えました。応募は、「論文」の部 課題「広告と幸福」に22編、「私の言いたいこと<一般部門><新人部門><プレゼンテーション部門>」の部に162編、計184編だった。テーマ性・独自性・具体性・表現力の4つの審査基準のもと、厳正なる審査の結果、「論文」から金賞・銀賞・銅賞の3作品、「私の言いたいこと」からは入選5作品が選出されました。