micsは、国内最大級の在宅医療に特化した医療法人社団悠翔会をはじめとする、在宅医療に取り組むクリニックのバックオフィス業務の管理・支援、在宅医療・看護のEMRの開発販売などを行う、医療機関の診療支援/経営支援プラットフォーマーです。
EvoCare HDは、ドイツ、スイス、オーストリアの年金保険・健康保険に認可された、遠隔録画式リハビリテーションプラットフォームを開発。現在、認可される国の拡大を図っています。また、45件の特許と実用新案を保持しており、日本でも特許を出願しています(特許出願中 出願番号:特願2023-046388)。
EvoCareはセラピー・トレーニングのプログラムをオンラインで処方する際に使用できるシステムです。指導は専門職により対面および動画で行うことができ、患者の自主トレの状況は自動的に動画で記録され、専門職がそれを遠隔で確認しフィードバックできます。
1998年にシーメンスが開発に着手、臨床試験が行われ、従来の対面だけのリハビリテーションに対して、アウトカムとコストパフォーマンスで非劣性が確認されたことから、2013年からバイエルン州で、2020年からはドイツ全土で保険償還の対象となり、現在は隣接するオーストリアやスイスでも保険下でのサービス提供を開始しています。
日本の遠隔セラピー・トレーニングは、ライブ会議システムやオンライン診療システムのように、セラピストと利用者双方を同じ時間拘束する形と、AIで動作解析をして運動提案を行う形があります。前者の時間効率は対面のリハビリテーションと変わらず、後者の運動実行は自己管理の元行うこととなる上、セラピストと置き換わるサービスのため、医療機関やセラピストが勤める店舗での採用は難しいです。EvoCareの特徴は運動計画の策定方法と実施された運動の確認方法にあり、セラピストも利用者も1日の中で好きな時間に利用し、時間効率もドイツの実績で10倍良いという点です。セラピストがより多くの利用者に対し、頻度高く利用者に運動を行ってもらうことで、セラピストがより活かされ輝くシステムです。EvoCare Japanは医師による健康相談やセラピストが策定した運動計画のチェックを行うことで、自己管理ではなく、医師の管理のもと行います。
日本では、積雪地域などセラピー・トレーニングのアクセシビリティが改善することで利益が得られる利用者は少なくありません。日本でもドイツ同様、保険償還の対象とするため実証実験を行いますが、まずは医師の管理のもと、自費あるいは既存サービスの付加サービスとして、遠隔セラピー・トレーニングを実施し、ケースを蓄積していくことからスタートいたします。
- メディカルインフォマティクス株式会社 ( https://mics.tokyo ) について
当社は、在宅医療の経営と診療支援をハンズオンで15年以上に渡り取り組んで参りました。当社は「医療経営に創造的イノベーションを生み出し、地域の医療資源をエンパワーメントする」というビジョンのもと、これまでの経験値をコンサルティング、デジタル、アウトソーシングのサービスへと昇華し、お客様の長期視点に立った医療経営のオペレーション変革に伴走します。
プライマリ・ケアのための電子カルテとしてPRM(Patient Relationship Management)の発想を実装し、オペレーションの効率化や多職種間のコラボレーションの実現だけでなく、診療の質につながるDXを推進します。
在宅医療用クラウド型電子カルテ homis https://www.homis.hlm.tokyo/
クラウド型訪問看護記録システム homis Nursee https://homisnursee.hlm.tokyo/
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