- 開発背景
当社は、2000年の創業以来、組織人事コンサルティングのパイオニアとして、企業経営における組織・人事課題の解決を支援するとともに、その技術を磨いてまいりました。2022年には、組織運営の根幹を担う管理職の成長支援に向けて、従来の管理職研修にテクノロジーを活用したクラウドサービス「ストレッチクラウド※1」をリリースし、人的資本経営の推進を支援しています。
そしてこの度、この管理職育成クラウドサービスである「ストレッチクラウド」にて、OpenAI社のChatGPT API※2 を採用した、個人成長支援機能「AI成長支援アドバイザー(β)」をリリースいたしました。GPTを活用した機能リリースとしては、2023年3月に公表した、「AI組織改善アドバイザー機能※3」に続き、第2弾となります。
コンサルタントが担当する成長までのサポートに加え、コンサルティング技術を活かしたテクノロジーを掛け合わせた支援を行うことで、より多くの管理職へ、成長体験を提供することを目指します。
※1 360度評価により、管理職への期待度と満足度を可視化。管理職としての成長プランを、独自のデータベー
スから算出される偏差値毎に設計。コンサルティングとテクノロジー活用によって行動の変容までサポート
し、管理職の成長支援をするクラウドサービス
※2 一般公開から2ヶ月で利用者が1億人を超えたチャットAI「ChatGPT」にも搭載されている、
OpenAI社が開発した自然言語処理の人工知能モデル
※3 2023年3月
「モチベーションクラウドChatGPTを活用した新機能(「AI組織改善アドバイザー」β版)をリリース」
https://www.lmi.ne.jp/news/release/detail.php?id=808
- AI成長支援アドバイザー(β)について
AI成長支援アドバイザー(β)は、管理職に対する周囲からの期待度と、満足度の診断結果に応じた改善方針をリコメンドする機能です。診断結果をもとに質問を投げかけると、AIが成長課題やアクションプラン案、実行における注意点について的確にアドバイスします。β版ではまず、一部のお客様に限定し、本機能を提供します。
- 今後の展望
AI成長支援アドバイザーへ蓄積された個人の成長データが増加することで、個人特性に合わせたアドバイスの精度が高まり、より確度の高い成長体験を提供することができます。また、GPTをはじめとする大規模言語モデルを活用することで、組織や個人のエンゲージメントに関わる、あらゆる体験を改善することができます。今後は、これまで蓄積してきたナレッジをもとに、企業の組織改善・個人成長の支援に取り組んでまいります。
- リンクアンドモチベーショングループの概要
・代表取締役会長:小笹 芳央
・資本金:13億8,061万円
・証券コード:2170(東証プライム)
・本社:東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー15階
・創業:2000年4月
・事業内容
組織開発Division(コンサル・クラウド事業、IR支援事業)
個人開発Division(キャリアスクール事業、学習塾事業)
マッチングDivision(ALT配置事業、人材紹介事業)
ベンチャー・インキュベーション