ルクサナバイオテク株式会社(代表取締役社長CEO:佐藤秀昭、本社:大阪府吹田市、以下「ルクサナバイオテク」)は、グローバル製薬グループであるセルヴィエ(社長:Olivier Laureau、本社:フランス、シューレーヌ市、以下「セルヴィエ」)との間で、神経疾患領域における共同創薬研究に関する契約(以下「本契約」)を締結しましたのでお知らせします。
本契約により、ルクサナバイオテクが保有する画期的な人工修飾核酸技術(以下「ルクサナ XNAs 技術」)を用いて、セルヴィエの神経疾患領域をターゲットとするアンチセンスオリゴヌクレオチド(以下、アンチセンス核酸)のリード化合物について、短期間での最適化をめざします。
セルヴィエとの創薬研究により、ルクサナXNAs技術を用いた核酸医薬品の開発が促進され、社会実装が加速されることを期待します。
ルクサナ XNAs 技術について:
大阪大学大学院薬学研究科生物有機化学分野 小比賀 聡教授らの研究成果により生み出された、AmNA®、scpBNA®、GuNA®、5’-CP®等の人工修飾核酸群を総称して「ルクサナXNAs技術」と称します。RNA への強い結合力や高い毒性低減効果の特性を生かし、高活性と低毒性を両立したアンチセンス核酸を創製することができます。
セルヴィエグループについて:
セルヴィエは、患者さんのため、そして持続可能な世界のために、社会的に影響を与えることを志す非営利財団によって運営されるグローバル製薬グループです。独自のガバナンスモデルにより、長期ビジョンに基づき、患者さんのニーズに応えるために治療法の革新に寄与するという使命を果たしています。グループの21,400人の従業員は、この共通の使命感を持って日々努力しています。
循環器領域のリーダーであるセルヴィエは、がん領域においても信頼に足る革新的なプレーヤーとなることを目指しています。そのため、研究開発費の50%以上をがん領域の開発に充てています。さらに、ニューロサイエンス及び免疫炎症性疾患を今後の成長ドライバーと位置付け、プレシジョン・メディシン(それぞれの患者さんに最適な治療を行う医療)による標的治療が可能な限られた疾患にフォーカスしています。また、安価で質の高い医療へのアクセスを促進するため、フランス、東欧、ブラジル、ナイジェリアにおけるブランド力を活かし、高品質なジェネリック医薬品を提供しています。これらすべての分野において、セルヴィエは医薬品のライフサイクルの各段階において、患者さんの声を取り入れています。フランスに本社を置くセルヴィエは、150カ国以上に拠点を持ち、2022年の総売上高は49億ユーロに達し、毎年総売上高(ジェネリック医薬品を除く)の20%以上を研究開発に投資しています。詳しくはウェブサイト( https://servier.com/ )をご覧ください。
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ルクサナバイオテク株式会社について:
ルクサナバイオテクは、大阪大学発の人工修飾核酸群を基盤とした核酸医薬創薬プラットフォームを用いて、安全かつ効果的な医薬品の実用化を進めるために設立されたバイオテックです。有効な薬のない病気と闘う患者さんと支える方々へ福音となる核酸医薬品を届けることをめざしています。アンチセンス核酸を主開発品とし、複数の製薬会社との共同開発と自社創薬を積極的に推進しています。
<本件に関するお問い合わせ>
ルクサナバイオテク株式会社 管理部
Email: info@luxnabiotech.co.jp
HP: https://luxnabiotech.co.jp/ja/