野村不動産が開発する高機能型物流施設「Landport」シリーズ 「Landport京都南」竣工・稼働開始のお知らせ

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 野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区 / 代表取締役社長:松尾 大作、以下当社)は、当社が手掛ける高機能型物流施設「Landport(ランドポート)」シリーズにおいて、Landport京都南(以下、本施設)が2月28日に竣工、4月11日より稼働開始しますことをお知らせいたします。
 新型コロナウイルスやウクライナ情勢等に起因する国際的な企業活動の混乱を背景とし、企業にサプラ
イチェーンの再構築を迫る要素は増してきています。さらには、2024 年施行される予定の車両運転業務
への時間外労働上限規制に伴う人手不足など、物流業界を取り巻く事業環境の変化により、荷役、保管、
輸配送など物流業務の更なる効率化・省人化が求められています。
 そのようななか本施設では、良好なアクセス立地にくわえ、物流オペレーションの最適化を目指した企
業間共創プログラム「Techrum(テクラム)」※1 による、物流の自動化・省人化に向けたさまざまな現状
課題や全体業務フローの整理の支援、および解決策の検討・検証支援などをご評価いただき、株式会社島津
製作所(本社:京都府京都市 / 代表取締役社長:山本 靖則)の一棟利用が決定しました。
※2023 年4 月 島津製作所 報道発表資料 https://www.shimadzu.co.jp/news/2023/jpp_ue6w-jcz0i6d.html

■Landport 京都南について
1)立地
・京都~神戸を横断する国道171号線に隣接
・京都南IC より約4.3km・大山崎IC より約5.0km と、第二京阪・京滋バイパス・名神高速・京都縦貫道へスムーズなアクセスが可能
・周辺5㎞の労働人口は約30万人と豊富で十分な雇用の確保が見込める立地
 

2)仕様設備
・10t トラックに対応可能な両面バースを採用し高頻度の配送を実現
・敷地回遊可能な施設設計を採用
・荷物用エレベーター2台、垂直搬送機4台を実装し、効率の良い上下運搬可能
・食事や休憩の為のカフェテリアを2箇所設置

【共通仕様について】
 Landport シリーズでは、環境配慮、ランニングコスト削減、アメニティ機能向上のための各種仕様を
取り入れています。
・環境への配慮とランニングコストの削減を目的に、全館人感センサー付LED 照明を採用
※事務所など一部エリアを除く
・施設の屋根を活用した太陽光発電システムの導入
・雇用確保に寄与する機能としてカフェテリアを設置

3)物件概要

物件名 Landport 京都南
所在地 京都府向日市鶏冠井町西金村5
交通アクセス 「京都南IC」約4.3 ㎞、「大山崎IC」約5.0 ㎞、
阪急京都線「西向日駅」約1.5 ㎞
敷地面積 11,172.16 ㎡(約3,379.57 坪)
延床面積 22,761.24 ㎡(約6,885.27 坪)
構造・規模 S 造・耐震・地上4階建
着工 2022 年1 月4 日
竣工 2023 年2 月28 日

■シリーズの今後の展開について
 「Landport」シリーズは、利用企業の業種(カテゴリー)を物件毎あるいはフロア毎に特定し、標準仕
様にカテゴリー特有の機能を付加したカテゴリーマルチ型施設を中心として開発を進めてまいりました。ま
た、2021 年からは、ロボット等の自動化機器の活用による物流オペレーションの最適化(省人化・省力
化)を目指し、企業間共創プログラム「Techrum」を開始※1 しました。今後も、ハード面のみならずソフ
トサービスまで含め、より総合的に物流課題解決に取り組むとともに、入居企業や地域社会の需要に応えな
がら、事業の拡大を図ってまいります。
※1: 2021 年4 月報道発表資料 https://www.nomura-re.co.jp/cfiles/news/n2021032301818.pdf
   2021 年9 月報道発表資料 https://www.nomura-re.co.jp/cfiles/news/n2021092901901.pdf
 

 

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