コンテストでは、春(4月)・夏(7月)・秋(11月)の合計3回の審査が行われます。期間中に変化するガーデンの植物情報などを当社スタッフがご紹介する「TOKYO NEO TROPIC」GARDEN DIARYの期間限定ブログを開設しました。
都立代々木公園を会場に実施される新しいコンセプトのガーデンコンテスト、第1回「東京パークガーデンアワード」にて、西武造園株式会社のガーデン作品「TOKYO NEO TROPIC(トウキョウ ネオ トロピック)」が入賞作品の一つに選ばれました。
「持続可能なロングライフ・ローメンテナンスなガーデン」をテーマに、入賞者決定から審査の結果発表まで1年をかけて行われる、新しい試みのコンテストです。
入賞者は、それぞれ約80m²のスペースにガーデンを制作し、4月~11月の期間中に計3回の審査が実施され、11月にグランプリなど各賞が決定します。デザイン性はもちろん、最小限の手入れでガーデンを維持することが重要となるため、植物や栽培環境に対する高度な知識が求められます。
当社のガーデン作品「TOKYO NEO TROPIC(トウキョウ ネオ トロピック)」は、2月下旬に2度目の施工を終え、植物が順調に成長しています。
4月下旬から春の見頃が始まるのにあわせて、期間限定ブログ『「TOKYO NEO TROPIC」GARDEN DIARY』を公開しました。当社のメンテナンススタッフが、植物の見頃やローメンテナンスで維持する工夫などをご紹介いたします。春から秋にかけてガーデン作品が変化する様子を、ぜひお楽しみください!
「TOKYO NEO TROPIC」GARDEN DIARY
https://www.seibu-la.co.jp/tokyo-neo-tropic/
西武造園株式会社 WEBサイト
https://www.seibu-la.co.jp/
- 当社ガーデン作品「TOKYO NEO TROPIC(トウキョウ ネオ トロピック)」
■作品コンセプト
地球温暖化により市街地で越冬するようになった亜熱帯植物をメインとして植栽し、環境の変化に順応する植物の強さや生物多様性を問いかけます。個性豊かな亜熱帯植物が東京で力強く生きる魅力的な姿は、地球環境問題への気づきを私たちに与えてくれます。地球温暖化による気温上昇、豪雨などの異常気象が多発するなかで、改めて「植物」や「土」がもつ環境改善の役割を見つめ直し、緑の大切さを発信します。
- ガーデンの変化が楽しめる!スタッフによるブログ開設
4月下旬からの春の見頃にあわせて、ガーデン作品のメンテナンスを行う当社スタッフが、植物の見頃情報や管理の工夫などをご紹介する期間限定ブログ『「TOKYO NEO TROPIC」GARDEN DIARY』を開設しました。
「TOKYO NEO TROPIC」GARDEN DIARY
https://www.seibu-la.co.jp/tokyo-neo-tropic/
- 当社ガーデンのポイント紹介
昨年12月に続き、2回目となるガーデン施工を2023年2月下旬に実施しました。
■自然素材のレイズドベッド
レイズドベッドとは、枠を設けて地面より高い位置につくられた花壇です。地表から植栽レベルを上げることで地温を確保し寒さによる痛みを軽減。水はけ、風通しも良くし、健全な植物の生育を促します。黒竹の柱にヤマハギの枝を通して編み上げた自然素材のため、周囲の植物との一体感のあるデザインとなっています。
■コンポストとバイオネストによる「循環型再生管理」
コンポストとバイオネストを使って、ガーデン内の枯れ葉や枝、花殻などを堆肥化し、還元します。大きな鳥の巣のようなバイオネストは、昆虫やミミズなどの分解者の住処の役割も果たしています。
発生材の削減は場外への搬出量を軽減し、運搬時の車両燃料およびCO2排出の削減にもつながります。化学肥料を避けた植栽管理および、保水力、保肥力を高めた土壌づくりにより土の力を強め、健全な植物生育を促しています。
■亜熱帯植物が力強く生きる魅力的な姿
亜熱帯植物は、通常暖かい時期に植栽すれば問題なく越冬するものですが、本コンテストで指定された制作期間は冬だったため、植え付け時期としては厳しい条件でした。植え付け時の寒さによるダメージを軽減するために生産者の方に依頼をし、温室から無加温の温室に移動し養生期間を設けるなど、配慮しました。
- 第1回「東京パークガーデンアワード」概要
宿根草を活用した「持続可能なロングライフ・ローメンテナンス」であることが特徴の、新しいコンセプトのガーデンコンテストです。1回の審査で優勝が決定する従来のコンテストとは異なり、四季の変化に対応し、公園の景観に調和した利用者のためのガーデンであるか、メンテナンスがしやすいサステナブルなガーデンであるかなどが、長い期間かけて審査されます。
作品テーマ:
宿根草等を活用し、見た目の美しさやスタイルだけではなく、持続可能な社会に相応しく、ロングライフ・ローメンテナンスな花壇(丈夫で長生な宿根草や球根植物を中心に、季節ごとの植え替えをせずに、主に植えっぱなしの宿根草で、異なる季節に開花する花壇)
ガーデン設置場所:都立代々木公園 オリンピック記念宿舎前広場(渋谷区代々木神園町、神南二)
作品募集期間:2022年8月26日~10月20日
入賞者の公表:2022年10月31日
入賞者によるガーデン制作:1回目 2022年12月5~9日、2回目 2023年2月27日~3月3日
グランプリ選考期間:2023年4月~3回の審査を経て、2023年11月上旬に最終審査結果を発表予定
・4月:ショーアップ審査(春の見ごろを迎えた観賞性を審査)
・7月:サステナブル審査(梅雨を経て猛暑に向けた植栽と耐久性を審査)
・11月上旬:ファイナル審査(秋の見ごろの観賞性と年間の管理状況を審査)
・11月:審査結果の発表・表彰式
全3回の審査を踏まえ、総合評価のうえ、グランプリ・準グランプリ・特別審査委員賞の決定
※コンテスト詳細については、特設WEBサイト(事務局:公益財団法人東京都公園協会)をご覧ください。
https://www.tokyo-park.or.jp/special/kadan_contest/
- 企業概要
西武造園株式会社は、西武グループにおける「造園・緑地事業専門会社」として全国的に事業展開し、設計・施工・維持管理・運営までワンストップなサービスを提供するとともに、“人”と“みどり”の環境創造サービス企業として、より豊かなまちづくりを目指しています。
商号:西武造園株式会社
代表者:取締役社長 大嶋 聡
本店:東京都豊島区南池袋1丁目16番15号
本社:東京都豊島区長崎5丁目1番34号 東長崎西武ビル2階
資本金:3億6千万円
- 西武グループ サステナビリティアクション
西武グループでは、グループの経営理念である「グループビジョン」に基づき、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを「サステナビリティアクション」として積極的に推進しております。また、特に環境に関する方針として「西武グループ環境方針」を策定し、これらの方針に基づき環境に配慮した取り組みを積極的に進めています。
※西武グループのサステナビリティアクションついて、詳しくは下記WEBサイトをご覧ください
https://www.seibuholdings.co.jp/sustainability/
- お問い合わせ先
西武造園株式会社
TEL:03-4531-3600
https://www.seibu-la.co.jp/