株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、代表取締役社長:小河義美)は、2023年3月31日付で、ドイツの医薬品開発製造受託企業(CDMO)のLomapharm GmbH社(以下「Lomapharm社」)の株式の100%を譲渡することを決定し、ドイツのハーブ医薬品製造・販売業者であるBionorica SE社(以下「Bionorica社」)とダイセルの間で株式譲渡契約書を締結致しました。これにより、Lomapharm社はBionorica社の100%子会社となります。
Lomapharm社は、医薬品の製造で135年を超える経験を持つ中規模のCDMOで、複数の剤形の開発、製造、包装、販売を行っており、大手製薬企業、国連機関、NGOなどを顧客としています。
近年の新型コロナウイルス感染症拡大などによる厳しい市場環境の中、ダイセルのライフサイエンス事業の事業戦略の一環として、Lomapharm社については、同社が持つ技術力や顧客ネットワークを高く評価し、その事業成長に向けた明確なビジョンを有するBionorica社の下での事業運営が同社にとって最善と判断し、本件株式譲渡を決定致しました。
Bionorica社は欧州を中心に10ヵ国以上に拠点を構えるハーブ医薬品の大手製造・販売業者で、本拠を構えるドイツにおいては植物性医薬品市場のリーディングカンパニーです。研究においては、独自の研究施設を運営し、約500の大学・診療所・研究所と協力協定を締結しており、気道、泌尿器科、婦人科、肝臓疾患等の呼吸器疾患や女性の健康分野を主な治療領域としています。
Lomapharm社は、医薬品の製造で135年を超える経験を持つ中規模のCDMOで、複数の剤形の開発、製造、包装、販売を行っており、大手製薬企業、国連機関、NGOなどを顧客としています。
近年の新型コロナウイルス感染症拡大などによる厳しい市場環境の中、ダイセルのライフサイエンス事業の事業戦略の一環として、Lomapharm社については、同社が持つ技術力や顧客ネットワークを高く評価し、その事業成長に向けた明確なビジョンを有するBionorica社の下での事業運営が同社にとって最善と判断し、本件株式譲渡を決定致しました。
Bionorica社は欧州を中心に10ヵ国以上に拠点を構えるハーブ医薬品の大手製造・販売業者で、本拠を構えるドイツにおいては植物性医薬品市場のリーディングカンパニーです。研究においては、独自の研究施設を運営し、約500の大学・診療所・研究所と協力協定を締結しており、気道、泌尿器科、婦人科、肝臓疾患等の呼吸器疾患や女性の健康分野を主な治療領域としています。
<Lomapharm社の概要>
社名:Lomapharm GmbH
設立年: 1878年
拠点: ドイツ・ニーダーザクセン州エンマータール
事業内容: 医薬品や健康補助食品の開発製造受託
主要製品: フィルムコート錠、糖衣錠、点眼・点鼻薬、サプリメント類(Lomacareなど)
従業員数: 166名
<Bionorica 社の概要>
社名:Bionorica SE
設立年: 1933年
拠点: ドイツ・バイエルン州ノイマルクト
事業内容: ハーブ医薬品の製造・販売
主要製品: Sinupret®,Agnucaston®,Canephron®
従業員数: 約1,800名